新聞の摂理(63)お父様の本心
ところでその後も何回かお父様とお会いする機会もあったし、以前と同様にみ言葉をいただいたりしたが、「日本に帰れ」のお言葉は、一回も聞かれなかった。私は、どうかそれをお忘れ下さるように、と祈るような気持だった。そうこうするうちにも、問題は部数拡大という事で、お父様も会社に来られて色々とご指導くださった。•こうなると、あの日お父様が非常に怒られて、挙句の果てに「日本に帰るように」のお言葉まで出てしまったが、それは決してお父様の本心でも何でもなかったのだ。朴普熙先生の言われた通り、あの日に新聞の報告をしたら、とんでもないことになるという事は分かっていたという事なのだ。要するにお父様が、我々の報告を聞こうともされないで、いきなり我々を叱ったのは、我々の億万倍も苦労して闘っておられるお父様の困難な事情を配慮せずにお伺...新聞の摂理(63)お父様の本心
2022/10/27 07:54