古びたマンション 真っ暗な部屋 エアコンをつけて寝転ぶ 無駄に大きな窓から見る夜空 せっかくの満月も見えない 何もない部屋 静かに目を閉じる 思い浮かぶのは君の笑顔 月より綺麗だ

離婚した これでもう 正真正銘、ひとりになった やっぱり 君以外愛せないみたいだ 何十年でも待つよ ひとり 毎日 長い時間になりそうだ

おはよう 君も見たかな ストロベリームーン 何度見ても綺麗ですね

こんな雨の日に よく会っていたよね

僕は 今でも まだ君だけなのに 君はもう 違うのかな ごめんね

家族とも離れて 三ヶ月以上経つ 一人 寂しいね

どこにもいない 君の代わりなんて

今日も月が綺麗ですね 見てますか？ 風も凄く強い そっちはどうですか？ 繁忙期、大丈夫なのかな 忙しい中で色々なことがあったでしょう 元気かな

だれか たすけて

今聴くと前より胸が締めつけられる 少し違うのは 僕は忘れないでいてほしい って思うところかな もう忘れちゃったのかな

月が綺麗だね

少し前に見た満月 凄く綺麗だった 君の笑顔、声、温もり 愛おしい時間 君が全てだった

あの日 本当に会いたかったんだよ その前の日も 本当に本当に会いたかったんだよ

沢山話したい 綺麗な場所に行きたい

一番になりたいわけじゃない 二番で良かった 思い返せばいつも二番だった 僕の存在は 上司にとっても 妻にとっても 君にとっても 二番にもなれなくなった今は その頃の自分を羨ましく思う 3番、4番でもいいんだ 自分の存在価値 今は 何処の誰の 何番目なんだろう

胸が張り裂けそうなくらい 辛く苦しい 全て許すから 許して 望みはあるのかな

「元気？」 「無事？」 「今日は何してた？」 そんな事も聞けない 会えないから 聞く事でしか 確認出来ないから 聞いてしまう 君はどれも嫌だと言ったね それが重く鬱陶しいんだね そうだよね ごめんね…

わかっていても 受け止められない 君の負担にはなりたくないけど 考えが追いつかないよ また体調も悪くなってきた 早く寝なきゃ