申命記は、「呼びかけ」、「切迫した命令」だった
申命記6:4聞け、イスラエルよ。我らの神、主は唯一の主である。6:5あなたは心を尽くし、魂を尽くし、力を尽くして、あなたの神、主を愛しなさい。6:6今日わたしが命じるこれらの言葉を心に留め、6:7子供たちに繰り返し教え、家に座っているときも道を歩くときも、寝ているときも起きているときも、これを語り聞かせなさい。6:8更に、これをしるしとして自分の手に結び、覚えとして額に付け、6:9あなたの家の戸口の柱にも門にも書き記しなさい。旧約聖書学者アルト(注・01)は、申命記は6章4節から始まっていると主張しました。また旧約聖書学者フォン・ラート(注・02)も同じ見解です。2人ともドイツを代表する旧約聖書学者であり、日本では日本を代表する旧約聖書学者である関根正雄の聖書注解書によく登場します。特にフォン・ラートは4...申命記は、「呼びかけ」、「切迫した命令」だった
2023/06/30 04:00