罪悪感をすり減らさず かたちに挑む
全部自分以外のものに捧げてしまいたい という欲求に駆られることがある。 清貧で自己犠牲をともなう生き方は、 一般に推奨される良い生き方の一例で あろう。 かたちのあり方、生ききる 状態がわからない(確定の仕様がない) から、この現象界に媚びることで 認められ且つ自分の罪悪感もすり減らせる ところへ自分自身を投げ込もうとしている。 わからない不安定な状態から、 社会の要請を受けとる形である種の金型に 自分を溶かして流し込もうとしている。 どこまで傲慢で卑怯な人格なのだろう。 なにかに捧げることが目的になっては いけない。あくまで私がかたちを 出しきる、つまり生ききる過程において 付随する現象でな…
2019/04/12 22:52