新楽器の13コースバロックluteは2023年末に出来ていたが、人前デビューは先日(6月12日)の講習会だった、 今村泰典講習会 2025.6.12師匠に試奏してもらったのもこの日が初めて、普段はオンラインでの面談なので^^;「良く鳴る」とのことで、まずは良かったが、問題が一つ、師匠が弾かれると 1,2コースの開放がフレットに当ってビリつく;ナットの溝を深く下げ過ぎたのが原因だった、この場合、ナットの下に挟み物をして底上げす...
モーツァルトはウィーンに移ってから、フリーランスの作曲家になった、仕事を得るには誰よりも魅力的な曲を書き、名声を維持する必要があったと思う、我々が傑作の数々を聴けるのもその状況のお陰かもしれない、このブログを始める前からになるが、殆ど名が知られていない、いわゆるマイナーな作曲家で優れた人の作品を積極的に取り上げるレーベルが現われた、それまで老舗のレコードレーベルは有名作曲家を有名演奏家で出す、とい...
『琵琶』というと一般には薩摩琵琶の響きがイメージされると思うが、薩摩琵琶は柱(フレット)の手前を押え、柱の上面に絃の振動が当り、ビシャーンというサワリ音を出す、 撥の形状も奏法に応じたものになっていて、構えの角度は上向きに立てている、また柱の間を押さえ込んで音程を操作する、高い絃のみ複絃に張られるタイプもあり、絃がぶつかるようなスペーシングで、より刺激感のある音になる、you tube:
バロックluteでトリルを行なう場合、押えた弦を軽く引っ掻きながら指を離す下行スラーと、指で素早く押える上行スラーの繰り返しになるが、特に技術的注意が要るのが下行スラーである、下行した音が、①ほかの指で押弦された音、②解放弦の音、の2つに分かれるが、②は離す時点で弦高は高めになる、弦の押え込みが深い分、引っ掻きも強くなりやすく、トリルが乱暴になったりする、①と②どちらであっても同様に滑らかに出来る必要がある...
バッハの鍵盤作品には「お経のような」とも言われる;渋いタッチの曲があるが、人の感性の奥底に響いて虜にする力がある、それは弾いておられる方、実感だと思う、*モーツァルトの映画で、バッハの曲を試奏した彼は「バッハは自分のために書いたんだ・・」と感銘をうけるセリフがあったが、本当にそう思ったかもしれない、その後バッハやバロック作品をリスペクトした曲を書いている、コンチェルトと言えばソロ楽器が魅了する曲に...
筆者が運転免許を取った頃、家には親父が買ったこの車があって、しばらく乗っていたが、ボディがデカくて車庫入れが面倒だった、 この頃はお気に入りのクルマを買って乗るのが趣味の1つのようだった、職場の駐車場にもそんなご自慢の車が競うように並んでいた、6気筒のスカイラインが特に人気だった、セルフスタンドはなく、オイル交換など頼んだ待ち時間、タイヤゴム臭い店内でコーヒーサービスもあった、カーライフ全盛期の記憶...
19日の記事:ヘンデリアン クイズの答えです、 mp3: No.1 No.2 No.3 No.4上記のうち、ヘンデル以外による曲:正解はNo.1でした、No.1の作曲者はウィリアム・ボイス(英:1711-1779)で交響曲No.6 ヘ長調の第1楽章、No.2~4はヘンデルの合奏協奏曲の冒頭楽章、インスピレーションで見抜いたハナコさん、お見事v!しかし、ちょっと意地悪なクイズで、全部ヘンデルに聞こえる、というのもほぼ正解と言える、W.ボイスがヘン...
23日の記事、楽器が教える昔の音楽で、老弾さんから「装飾」に関して詳しいコメントをいただいたので、続編を書く事にした。いつもバロックや古典でも装飾の必要性について書いているが、「装飾」と言っても単に付け足しの飾りではなく、作品の重要な構成要素となって音楽を完成させる、というものになる、もちろん曲によっては、バッハの「半音階的幻想曲とフーガ」のように、書かれた時点で即興性や装飾的な要素も含み、必要な内...
ほぼ毎日のようにお茶漬けを食べるようになった、いつもお椀を使っていたが、茶漬け専用になる茶碗を買ってきた(一応有田焼らしい)、上が開きぎみなのが良い、 これでお茶漬けライフ充実^^vところで塩味ものの合間に甘いおかずを食べると口直しになって食が進む、甘酸っぱいラッキョウ漬けもそんな1つ、昭和の記憶はちっぽけな事でも執念で思い出すが^^;旧家に居た昔、親父がラッキョウ好きで、毎年季節になると生のラッキョウ...
現代のピアノは大ホールにも響く設計がされており、十分なハンマー打撃を得るために鍵盤の手応えは重くなるが、チェンバロの鍵盤は弦をはじくだけの構造で非常に軽い、ピアノに馴れた手には手応えが軽すぎて弾き辛いかもしれない、チェンバロでは無段階の強弱の表現は出来ないが、軽い鍵で細やかな装飾演奏はしやすいと思う、リュートは弦のテンションが1本あたり、クラシックギターの1/2~1/3くらいと非常に緩く、これが軽量の本...
ストリートピアノが置いてある所は各地に多いようで、ロビーなど響きの良い場所にあったりする、たまたま立ち寄った腕におぼえのある人が、さりげなく弾いて去っていく、やる気で構えた
ヘンデリアンのわりには、今まで記事が少なかった;バッハやヘンデルの曲は子供の頃から、おそらくラジオなどで、何の曲かも知らずに聞こえてきたのが印象強く耳に残っていて、レコードを買って聴くようになってからも、懐かしいという感じがした。今日はヘンデルのオルガン協奏曲から、ヘ長調op.4-4(HWV292)は代表的な曲として親しんできた、この演奏はClaviorganumという、オルガンにチェンバロを連動させた楽器を用いていて興...
誰しも、毎日あくせく暮らして、目の前の事や当面の事しか考えるヒマはないかもしれない、過去にも同じ様な事を書いたが・・何だかわからないが、前々から宇宙ってのがあって、いろんな物体がある、さらに地球とか人間とかは「何故存在するのか?」と考えたことはないだろうか、なぜ「何も無し」じゃないのか、我々が居ようと居まいと、地球も太陽も星も歴然と存在するならば、「有るものはしょうがない」と言うしかないのか;空に...
ヘンデル好きの方にクイズです。これであなたの
現代のピアノやクラシックギターは厳密に言うと、その構造が完成したのちに作曲された曲が正式のレパートリーと言える、進化した末の楽器なので、それ以前の作品も包括して演奏する機能を持つ、とは必ずしも言えない・・「別の楽器になった」と言うべきだろう、ピアノはバロックまで遡ってレパートリーとすれば、膨大過ぎるほどになるが、歴史的研究に基づく演奏はチェンバロなど古楽奏者に任せて、ピアノ音楽として新たな価値を吹...
永谷園に梅干し茶漬けは前からあるが、香料が
プレ・インベンションには、バロック、古典派の小品が集められており、各時代の奏法もいくらか学べる内容かと思うが、これは教える先生の方針も影響してくるかも?ここに含まれる、ヘンデルのHWV437、サラバンドは変奏になっていて、テーマは「スペインのフォリア」をヘンデル流にしたような趣きでもお馴染み、 この演奏では第2変奏でダンパーペダルの効果を前面に出しているようだが、近代的ピアノ音楽として聴かせることになる...
先日の「バロックのトリルは上接音から始める」というのは何時頃まで続いたのか? ヘンデル:チェンバロ組曲よりyou tube:Handel: Harpsichord Suite Set I No. 2 in F major, HWV 427 (連続再生)はっきりわからないが、古典派の初期までは続いたようだ、レオポルト・モーツァルトのtrp協奏曲より、楽譜には「tr」とだけ記されている、you tube:Leopold Mozart - Trumpet Concerto in D-major (1762)古典派後期頃か?トリルを...
5月場所はなんと、尊富士と朝乃山が怪我で休場ということで、楽しみ半減;初日は横綱,大関が全滅!照ノ富士と貴景勝は2日目から休場、2人とも満身創痍か、新鋭力士含めて皆、力が拮抗しているようで、大関も安泰ではいられない、 大相撲公式ファンクラブの「関脇コース」というのに入会した、関脇以上なら、チケットの一次先行抽選に申し込みができ、先日、当選の通知がきた、まあファンクラブに入る料金で、優先的にチケットが当...
モーツァルト大好きという人達を「モーツァルティアン(Mozartian)」と呼ぶが、ベートーヴェン命!って人は「ベトヴェニアン」だろうか、ハイドンだったら・・「ハイドゥニアン」?ヘンデル好きな人はヘンデリアン(Handelian)になるらしい、 じつは筆者も隠れヘンデリアンで・・(べつに隠れなくていいか;)、どの曲を聴いても優美で、つまらない曲というのはないし、さすが、当時のライプツィヒ新聞の人気作曲家投票で、第2...
盛期バロックにおいては、トリルは主要音の上接音から始めるのが当時の奏法(音楽趣味)で一貫したものだった、演奏上、些細な事ではない。 (*初期バロックの頃はトリルは主要音から始めたが性質は異なるだろう、)バッハのフランス組曲 BWV618のアルマンドを例にすると、楽譜は当時から複数の筆写譜があり、装飾記号が一切書いてないものもあるようだ、(バッハの原譜は見つからなかった)、単に
リュート用の低音弦については度々話題にしてきた、各メーカーにより、様々な素材の使用と構造が考案されてきたが、鳴り方の理想は低音がよく出て、適度な余韻で止るものになる、総じて「使えない」と言えるのが外径が太すぎる弦である、これらのガット製は太いがゆえに硬質で、十分な振動をしない、 ルクスラインは金属線が埋め込み巻きで、さらに硬化させている、硬い素材を変形させるというのは
昨日も美味しくご飯を食べて、楽器が弾けて、ブログ書いて、よく寝た・・健康チェックにもなる、こんな1日が続けばありがたいv 夜食は小寒かったので掛け蕎麦にした、ご覧いただき、ありがとうございました。にほんブログ村...
いつも、演奏についてごちゃごちゃ書いているが;自分が気を抜かない戒めと、楽器のブロ友さんを応援したい気持ちで書いている。 楽器演奏のブログでプロフィールを拝見すると、長いブランクがあって、再開したという方がけっこうおられる、楽器以外にもいわゆる再開組の方は多いだろう、過去に教室などで学んだ特技を掘り起こし、心に豊かさを求める意識は共通なのだろうか、○十年ほど前、子供がピアノを習った頃は、着いていっ...
ピアノのペダルは、英国の John Broadwood が1783年に特許を取得したことにより、現在我々が知るような機構が誕生したそうだが、すぐに普及したわけではないだろう、よってそれ以前に作曲された鍵盤作品はペダルを必要としないように書かれている、 右はペダルを備えたフォルテピアノモーツァルトの多くの鍵盤作品もチェンバロやペダルなしのフォルテピアノが使われた、当然チェンバロが主流だったJ.S.バッハの頃もペダルは存在し...
まともな音楽にするには、どう演奏すべきかわかっていて、結果が良いのか拙いのかもわからないといけないが、どうも独りでは安易な姿勢に甘んじやすい;演奏がどうであれ、大人同士では互いに批評するのは遠慮して、そっとして置かれる; いつものように楽器をいじって、何年やっても平行線・・ではやり甲斐もない、少しずつでも右肩上がりじゃないと;お付き合いするなら上昇志向の人が良い、雑にあれこれ弾き散らかしても得るも...
Mozart:Ave verum corpus(F.リスト編)
モーツァルトの唯一無二ともいえる、心満たされる合唱曲 K.618だが、F.リストがピアノソロとオルガンに編曲している、当然、強弱演奏可能なピアノは1音ずつが勝負と言える絶妙な演奏が求められるだろう; リストのピアノ編(嬰ヘ長調)の楽譜をいくつか探ってみたが、(無料楽譜)pdf:Ave-verum-corpus-k618-liszt-1pdf:Ave-verum-corpus-k618-liszt-2この2例は同じ表情指示が書き込まれている、これはリストが編曲の際に書いた...
楽器を弾かず、まず楽譜だけ見て、こう演奏すべきというのが頭に出来て、それを実現するのに必要な技術を修練する、というのが順序だが、つい曖昧になりがち; 自分にはまだ「どう演奏すべきか」がわかる下地がない;根を詰めるほど変なものになっていき、録音してもゴミ箱行き、しばしクールダウンしてやり直しになる、一番の課題は音楽を掴める事、良い演奏を聴いて言葉では言えない表現の感覚をいただくのも方法かと思うが、そ...
2012年にこのブログを始めて、よくまあ書くネタをひねり出してきたと思う、無駄話率99%^^;懐かしい昭和話のカテゴリを設けてからもだいぶ経つが、ぶっちゃけ、音楽や楽器より、この話を書くのが楽しい^^ 昭和の記憶(2016~) 昭和の食卓(2020~)*音楽は初期記事の頃とはだいぶ好みが変わった;良い事だけを拾うと、時代は大きく進んだ、特に宇宙・天体に関しては、新たな扉が開かれた、これまで誰も見る事ができなかったもの...
良く出来た美術工芸品を見て楽しむ、という趣味もあるが、楽器演奏というのは毎度、自分で良いものを作らないといけない、聴くのは奏者自身だけだとしても、ちゃんと音楽になっていないと、粗末な出来の物品を眺めるのと同じで普通は満足できないだろう、たとえド素人でも、楽器をやるからには、聴くに値する演奏をしなきゃ意味がない、 自分を知る:一通り楽譜を辿れるようになったら「弾けた」という錯覚に陥りがちで、まるで成...
『疾風怒濤(シュトゥルム・ウント・ドラング)』とは18世紀後半にドイツで見られた革新的な文学運動「理性に対する感情の優越」を指すのが本来で、音楽の分野にはのちに便宜的に用いられた呼び名らしい、文学の潮流とは年代も一致せず、統合されるものではない、ハイドンで言えば、1768~1772年頃の作品で、その前後期とは異なる作風がこれに当る、他の作曲家も同時期、「感情の優越」と言えそうな短調交響曲を多く書いており、1...
ギターやリュートで言う、1ポジションは1指が1フレットに来て、手の平もそれを基準とした位置になる、 バロックluteでハ短調の曲など弾く場合、6コースの1フレットを1指で押え、B♭にする事が多い、この場合高音弦は2~4指で押えるしかなく、結果、手の平は1フレットよりナット上に近いOポジションと言える位置にくる、裏の親指はペグボックスに接する位置になる、*7コースの3フレットも同音のB♭だが、Case by caseで使われる、*ハ...
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新楽器の13コースバロックluteは2023年末に出来ていたが、人前デビューは先日(6月12日)の講習会だった、 今村泰典講習会 2025.6.12師匠に試奏してもらったのもこの日が初めて、普段はオンラインでの面談なので^^;「良く鳴る」とのことで、まずは良かったが、問題が一つ、師匠が弾かれると 1,2コースの開放がフレットに当ってビリつく;ナットの溝を深く下げ過ぎたのが原因だった、この場合、ナットの下に挟み物をして底上げす...
オリジナルが撥弦楽器というと、ヴィヴァルディのマンドリン協奏曲やヘンデルのハープ協奏曲くらいしか浮かばない、古典派期にはギター協奏曲が少しばかり・・撥弦楽器、あるいは打弦楽器というのは音が鳴ってあとは減衰していく、このためか、他の旋律楽器の為の曲をこれらに編曲、演奏するのも難しい、今回取り上げる2曲はじつに見事と言える編曲で、オリジナルかと思えるほどvまた、これらの1つは現代の古楽奏者による編曲、も...
アマチュアに上手く演奏する義務はないが、1つの文化に関わったからには、その品格を下げる行いだけは慎みたい。国内では、まだリュートの生演奏を聴いたことがないという人が殆どだろう、そういう人の来る演奏の場こそ、リュートの魅力を十分に知ってもらいたいもの、それが優れたプロの演奏なら申し分ないが、 you tube:Sylvius Leopold Weiss Passagaille in D Dur. Evangelina Mascardi初めて聴く人が来るような場ではアマチ...
楽器の練習など、やる事を終えて、夜食に麺類を食べ、TVの録画を見て、寝る、至福の時間でもあるが、カップ麺はめったに買わなくなって久しい、日清のカップヌードルなど高すぎる; 今は蕎麦、素麺など乾麺で作る事が多い、 薬味の生ネギや刻み海苔も欠かさず補充する、冬は温かいかけ蕎麦にするので、汁を作るのが面倒だが、ラーメンスープを作るよりは簡単、スーパーに行ったら久しぶりにカップ麺で99円の品があったので思わず...
今村さんの講習会、今年は6月の昨日行われ、リュートとクラシックギターの人が受講した。昨年は聴講で参加したが、今回は楽器を引っさげての参加、アルマンド D minorを弾いた、 弾き馴染んだ曲だが、受講前はこのように平坦な演奏になっていたが;音楽性が良くなるよう指導をお願いした、mp4:Allemande D minor(Anon)テンポをゆっくりにして表現を細やかに深めていく必要があった、「演奏は一つではない、可能性の一例である...
このところご無沙汰しているが、岐阜のギターサークルの例会、また年一の演奏会(フェスタ、今年は6月28日)は時折伺っている、いつもながら楽譜なしで弾く人がいるが、大抵はネック(指板)に目を向けっぱなしで、指を動かす手順だけで憶えているようだ、こういう憶え方はギターだけだろうか?途中で忘れると続きがどうにも思い出せない事が多い、この憶え方は進歩性がなく
スターウォーズも宇宙戦艦ヤマトもワープが出来る事が前提の物語で、物体も通信も瞬時に移動する、遠い空間に繋がる「亜空間ゲート」なるインフラも出てくる^^ 光速を超えるという事は本来の時間経過の前にやって来る事?言い換えれば過去にタイムトラベルするのと同じかも、もし地球から火星に電波や光で通信を送ったとする(位置関係で遠いときと近いときがあるが)、平均で13分かかる、物理現象は重力さえも光速を超えられない...
そういえば、いくつかある楽器達、どれも黙って発注し、完成して届いたら、さりげなく部屋にしまっていた、 すでに何台かある楽器ケースに紛れて1つくらい増えても目立たない、断捨離もしているので増えすぎないし、過去写真:すでに無い楽器も写っているオーディオ機も新しいのを注文したら、古いのは売却、同メーカーで見た目そっくりなので、入れ替わってもわからない^^ご覧いただき、ありがとうございました。にほんブログ村...
小結、若隆景が勝ってインタビューを受けるとき、「やりました!」みたいな顔をせず、淡々と落ち着いて受け答えをする、「昭和の力士のようだ」と解説者は好感を述べたが、たしかに、かっこよく思った、演奏家が演奏を終え、大きな拍手があっても、落ち着いて、胸に受け止めるようにお辞儀をする・・これもいいと思える、さて、演奏中の事になるが、プロ奏者では音楽的に大きく体の動きや顔に表す人、内に秘め、表面は淡々としてい...
どうもお腹がだらんと膨らんできて、体重を量ったら軽かったときより、7キロも増えていた、こりゃ異常事態!;呑気にフトっていられる身の上じゃない、いろいろあるのに; 食事の量はいつもと変わらないし、動く量も変わらないはず、しかしこのチョコレートが好きで春まで毎日のように買っていた、また糖分入りの飲み物が増えたように思う;暑くなってチョコレートはあまり欲しくなくなったし、あとは無糖の飲み物に替えて様子を...
前曲の課題を残しながら、次の曲を始めたが;ヘ長調のメヌエットで、これも22小節の短い曲である、しかし練習すべきツボと言える内容で、昔のリュート教師も生徒のために骨を折ったのが伝わってくるような^^ なだらかに下降するテーマで、スラーの音、弾弦する音が入り混じっているが、凸凹にならず流れるように弾く必要がある、いわばバロックluteで常に伴う弾き方のおさらいになる、弾弦箇所はまちまちで、弱拍で弾弦したり、3...
結論から言うと不可能である、量子テレポーテーションと聞くと何か役に立ちそうな印象をうけるが;もし将来、人間が系外惑星プロキシマケンタウリb(4.2光年)に探査ロボットを送ったとして、地球との電波通信は片道で4.2年のタイムラグが生じる、 どんなに遠くても同時の関係性を示す「量子もつれ」を使えれば瞬時に通信ができないか?と思うが、以前も書いたとおり、量子の状態は観測したときに決まる、地球にいるAさんと系外惑...
バロックluteのために書かれたフーガというのは非常に少ないが、シャコンヌ、パッサカリアは数多くあり、リュートには適した形式になる、もちろん楽器の機能を活かした魅力で書かれる、先日のDubutのシャコンヌはリュートのオリジナル曲としては長い曲になる(わりと後期の曲か)、 現代では他の楽器のための作品をリュートに編曲して弾く例が多い、大抵は奏者自身の編曲になる、無伴奏ヴァイオリンの為の曲というと、バッハの作...
Gパンなど、足首にかけて細くなるデニムをはく人が結構多い、「美脚に見える」という売りだが、そうだろうか?(本当に長い美脚な人はよいが;)モモヒキのような型にも見え・・わるいけどかっこいいと思ったことがない^^;ウエストが太い人は足首にかけてのテーパーが大きくなり、体型が余計に目立つ; 「タイト」は体のラインにフィットする、「スキニー」は細身にしてあるという意味で、通販の衣類はどちらで検索しても同じ商品...
動画サイトでピアノの練習法を見ていたら、リュートにも共通して参考になる部分がある、ピアノは横並びの鍵盤、リュートは指板、平板上でポジションを捉えるのは同じ、 youtube:跳躍のコツ、練習方法特に同じだなと思うのは、手(指)を高く離して良い事は無いというところ、下ろす位置が不確実になる、ピアノも高い位置から狙って下ろす弾き方はない(外れるのがオチ;)、位置を掴んでから瞬発的に弾く、・指の距離を無用に離...
ファンクラブには横綱コース~小結コースとあって、関脇コース以上なら、チケットの先行一次抽選から申し込める、よって筆者は「関脇」だが、さすがに次の名古屋場所は申し込みが殺到したとみられ、抽選から外れた人も多いと思われる、筆者も全部ハズレた;(IGアリーナの受け持ちだった席を辛うじて確保) そんなファンクラブ会員への気遣いか?ダンボール箱で荷物が届き、こんな品々が入っていた、カレーが沢山あったので家内の...
ピアノの演奏もいろいろ参考になるので聴いてみた、ピアノには大きなダイナミズムがあるので、懐深い休符も置ける。長い休符はただの休み(空白)ではなく、音楽効果として置かれる、無音でも音楽部分であり、聴き手を引き付けるところになる、ベートーヴェンのピアノソナタNo.8「悲愴」だが、第1楽章Guraveの第9小節の休符を、音価どおり数えると結構長い休符になる、 ベートーヴェンはこれだけ長く沈黙を置いて引き付けようとし...
同じような記事を過去にも書いているので、変わりはないが、正しい日本語と適切な言葉 1正しい日本語と適切な言葉 2ネットの書き込みなどを見ても、依然多いのが「ら」抜き言葉である、もうこれを普通に感じているのか?「食べられる」→「食べれる」×「見られない」→「見れない」×「帰ってこられた」→「帰ってこれた」×文章のタイトルから、こんなふうだったり; 小学生でもわかるが「られる」は「何々をする事が出来る」という可能...
鍵盤で右手だけで複数の音を出すとき、チェンバロやオルガンは音量は同じにならざるを得ないが、ピアノではよく聴かせる音、控えめにする音と弾き分ける事ができる、 和音をアルペッジョにずらす事もあるが、基本は同時でバラけないこと、上声(主旋律)をよく聴かせること・・かといって内声が聴こえないほど弱くてもいけない(内声がメインになる事もある)、弾き分けを同時に行うのは結構難しいかも?鳴らしちゃった音はもう強...
リュートや他の古楽器には一般に知られていない事が多く、解説を入れながら良いを演奏する、これも関心層を広めるため有効と思われる、(やっている人がまるで素人では意味ないが)言葉だけでは解説しきれない場合、資料をパワーポイントで投影しながら・・と発展する事も、 この場合は「講習会」と銘打ったほうがよい、演奏会であまり専門的に踏み込んだレクチャーを入れると、聴衆の大半が関心層ならよいが、「演奏が聴ければい...
リュートの表面板はスプルースで、新品の頃はかなり白っぽい、年数が経つと徐々に褐色に変化してくる、昔の絵画を見ると、かなり古色になった楽器が多い、良い音の出る楽器は補修しながら長く使われたようで、風格がついてくる。たしかに気に入った楽器は何度でも修繕して使いたいと思う、他の物品でも言えるが、このリュートは2007年製作で自然の変化でこれだけ変色した、急速なほうである、柾目に沿って変化にムラが出てきた、リ...
梅干し茶漬けは毎日でも飽きないが、 たらこも好きで久しぶりになる、例によって永谷園のお茶漬け海苔をベースに乗っけた、たらこは形の整ったのより、バラになったのが量が多くて安いv 網でそのまま焼けないのでアルミホイルに包んで焼く;スーパーに行けば、とにかく美味しくて安いものが狙いだが、ドラッグストアでもっと安いのがある、カップ麺の『金ちゃんヌードル』はスーパーでは140円台だが、近くのドラッグストアでは98...
近頃話題にするヘンデルは当時のライプツィヒ新聞の作曲家人気投票で、2位だった事は書いた、1位 テレマン、2位 ヘンデル、3位 グラウプナー、4位 シュッテルツェル、5位 ハイニヒェン、6位 ファッシュ、7位 J.S.バッハ今日は1位だったゲオルク・フィリップ・テレマン(1681-1767)と、3位だったクリストフ・グラウプナー(1683-1760)の曲を取り上げる、ヘンデリアンの方もしばし、リフレッシュを、 3位、C.グラウプナーは現代も...
リュートは弦をはじく楽器で、歌うように弾くのは難しい、その時の体調や気分が音に現われる、音楽性良く弾けたら、どんなに気分が良い事かと思う、そのためには、健康状態である必要がある、いつも「今の課題をやらなきゃ;」と追われるような気分でやっている、上達したい気があるなら、本当にやらなきゃいけない・・わかっている、 しかし、今の自分を考えると、若い生徒が頑張ってやるようなスタミナを注げる状況ではない、雑...
エアコンの寿命は10年程度が平均で、劣化したら修理より買い替えがお薦めだそうだ、確かに家庭用はメンテナンス無しで使い続け、10年持てば大したもの、 ダイキンのアンケート結果拙宅で最初に使ったのはマルチエアコンで、1台の室外機で数部屋分まかなうタイプだったが、送風音だけ大きく、効きはイマイチだった;故障すると数部屋がダウン;2011年に全部屋、この同型機に取り替え、室外機も1部屋ずつになった、第2世代 Panasoni...
楽器の不具合など、自分で補修出来る事は小まめにやるのがわりと好きなほうで、衣類なども手縫いでちょっと直せば具合よくなる、糸の
久しぶりにテオルボ・ソロのアルバムを取り寄せた、ヤコブ・リンドベリによる新盤で、ロベール・ド・ヴィゼ(1650頃~1725)の作品集、 ヴィゼはルイ14世に仕えた宮廷楽士の1人で、ジャン=バティスト・リュリの流れを汲むヴェルサイユ楽派になる、テオルボ、バロックギターの作品が多く、リュートの作品もあるが、その作風は、エヌモン・ゴーティエに始まって栄えたフランスのリュート楽派とはスタイルが異なっている、フランス...
タイトルを科学的に説明せよと言われても簡単ではない、「ピカピカ光沢があるから、」では答えにならない;虚像がはっきり見えるのは全ての色を入射角と同じ角度で真っ直ぐ反射するからである、 鏡というとガラスを思い出すが、滑らかなガラス面に銀白色の銀やアルミニウムを蒸着させると金属面を鏡面状態にしやすいからで、ガラスは無くともアルミニウム板を滑らかに磨いても鏡になる、「金属光沢=鏡」である、すばる望遠鏡:主...
タイトルの言葉はいずれも、本来クリアな音が汚れた状態を表わすが、楽器の中にはあえて、ノイズとも言える音を加えて独特の刺激を持った音色にしたものがある、三味線は一の糸(一番低い弦)の開放弦に接触する「さわり山」が設けられ、弦の振動が当ってシャーンという三味線ならではの音を出す、 薩摩琵琶もナットやフレット(柱)に幅を設け全ての箇所でサワリ音を出す、インドのシタールもサワリ音の仕組みがある、リュートも...
昔ながらの無線機で話す場合、送信ボタンを押して、「・・・・です、どうぞ」と言ってボタンを離す、次は相手が送信ボタンを押して話す、送信機と受信機が互いに交替できる機能である、 携帯電話同士で話をする場合、携帯電話は常に送信と受信、両方が働いている、同時に喋って会話が被る事もある、一方が電話を切ると相手からの送信電波が無くなって何も聞こえなくなる、送信→受信の前後関係があって、これもわかる、PCの音声を...
オーディオ神話の世界から、実際の世界へ引き戻してくれる解説動画などないか探してみたら、ここが目を引いた、 you tube:創造の館 オーディオ(一覧ページ)いろいろ知識を増やせる部分もあるが、これで、今後迷わず正しい選択ができるわけではない^^;結局、何が必要か決めるのは自分である、という結論になろうか、you tube:質問コーナー10~オーディオ機器の価値は何か真空管アンプ特有の良い音というのは存在しない、良い...
何度聴いても飽きる事なく、しばし時が経つと聴かずにいられないような曲がある(どなたにもそんな曲の何曲かあるかも?)、理由はと聞かれても、自分の波長に合うと言うしかない、聴くと満たされる薬のようなものだが、巷で言う「ヒーリング音楽」とはまったく意味が違う、 筆者の場合、そういう曲は主題が簡潔、素朴だったり(ぶっきらぼうだったり)する曲が多い、先日のバッハ、チェンバロ協奏曲No.1 BWV1052もそんな1つだが...
先日の'80年代レコードプレーヤーDP-47Fは「電気式」を駆使した製品だったが、 今日はもっと前の60~70年代、機械式の製品について、昭和の懐かしい物品に機械式腕時計がある、クオーツ時計が出てくる前、腕時計=高級品だった、ハイドンの時代には振り子時計は勿論あったので交響曲No.101「時計」の第2楽章は当時から振り子のイメージである、you tube:Symphony No. 101 in D Major, Hob. I: 101
はじめに、ヘンデリアン クイズ2です、すぐお解りでしょうがこのフーガ、 mp3: Fuga(冒頭部分)始まりの第一印象、誰の曲にきこえるでしょう?さて、ピアノさんのブログを拝見していると、なんだかヘンデルに嵌まった・・という声が広がっているような?いったいどこで火がついたのか^^;ヘンデルと言えばまずお馴染みなのが『水上の音楽』、この組曲は入念に書いたような凝った書法ではなく、閃くままに速筆で書いたように思え...
先日の記事:有用な弦(1)の続きになるが、昔、クラギで使ったAUG社のナイロン弦など、酷く音痴な弦が多く、12ポジションで半音の半分くらい狂うのがあった(レアな不良品サンプルとして取って置きたいような^^;)製品検査などせず、そのまま出していたのか、これはナイロン線の太さにムラがあるからで、原材料を供給する繊維メーカーは
いつものスーパーでは、定期的に全国の駅弁を集めた「駅弁まつり」をやっていて、食品売り場の前に特設される、 カニ、イクラ、アナゴ、牛肉等々、各地の名産物をメインにした弁当は数々あるのだが、子供の頃、列車の長旅で記憶に馴染む「幕の内弁当」を一度も見かけたことがないのが残念である、どこでも幕の内タイプの駅弁はあると思うのだが、まあ、幕の内は通常の売り場にいつも置いてあるので、そこで買えるのだが;特定の駅...
楽器の関連品とか、音響機器など、いろいろとマニアックに陥りがちな分野があるが;それが本当に有用かどうかは業界の売り文句や、嵌まった人の言う事は気にせず、自分で判断すればよい、「良くなった気もする?」あるいは「良くなったのか悪くなったのか微妙?」なんて事に費用をつぎ込むのは無駄、実質価値のはっきりした物に絞る。 大して意味のない所にコストをかけ、高級化した製品も多い中、'80年代のDP-47Fは、はっきり他...
現在、リュート用に実用的で、バカ高価じゃない弦を作っている先進的なメーカーはAquila社だろう、大抵のメーカーは原材料を大手繊維メーカーから仕入れていて、ナイロンやフロロカーボンなど元は同じものだったりする;クラギの弦など銘柄のパッケージが違うだけで「音が違う」云々はプラセボかもしれない?聴く側になると「○○製の弦を使っているから良い」なんて区別つかない。Aquila社は自社に繊維メーカーが備えるような「押し...
モーツァルトはウィーンに移ってから、フリーランスの作曲家になった、仕事を得るには誰よりも魅力的な曲を書き、名声を維持する必要があったと思う、我々が傑作の数々を聴けるのもその状況のお陰かもしれない、このブログを始める前からになるが、殆ど名が知られていない、いわゆるマイナーな作曲家で優れた人の作品を積極的に取り上げるレーベルが現われた、それまで老舗のレコードレーベルは有名作曲家を有名演奏家で出す、とい...
『琵琶』というと一般には薩摩琵琶の響きがイメージされると思うが、薩摩琵琶は柱(フレット)の手前を押え、柱の上面に絃の振動が当り、ビシャーンというサワリ音を出す、 撥の形状も奏法に応じたものになっていて、構えの角度は上向きに立てている、また柱の間を押さえ込んで音程を操作する、高い絃のみ複絃に張られるタイプもあり、絃がぶつかるようなスペーシングで、より刺激感のある音になる、you tube: