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亡き人に会うために https://sms2001.hatenablog.com

最愛の人との再会|そのための方法を本気で考えている人間が綴る、死別経験者への前を向くためのヒントや日々の雑感。

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2017/10/18

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  • 変わらぬ想い…

    今日はもともと別内容の記事を書くつもりでした。ただ、「昨日出会ったちょっとした動画」があまりにも印象的だったため、予定を変更してそれをみなさんに紹介することにしました。 ってことで、とりあえず貼っておきますね。それと、その下にこれの原曲も貼っておきます。(厳密に言うと本当の原曲はジョージ・ベンソンという方が歌ったものなのですが、世に広まったという意味ではこれだと思うので) ちなみに、この曲のタイトルは「Nothing's Gonna Change My Love For You」(邦題:変わらぬ想い) 歌詞から考えると、そういった意味合いまではおそらく含まれていませんが、それでもやはり死別を経…

  • 新たな恐怖…

    「大切人との死別」で学んだことのひとつとして、「その破壊力」があります。 何もかもをひっくり返してしまう衝撃と、実際に何もかもがひっくり返されてしまう世界…今思い出しても、あれはまさに「破壊」だった気がします。 そんな私ですが、たぶんそこからいろいろと修復したんでしょうね。今は完全に立ち直っている状態ですし、そのことについては自信もあります。 ただ、ふと思ったのですが、私が立ち直ったのはあくまでも「あの子との死別から」というだけであって、もしかすると死別そのものを克服できたわけではないのかもしれません。というのも、あんなことがあったにもかかわらず、そしてそこから立ち直ったにもかかわらず、「自分…

  • 自分を責める時は…

    大切な人を亡くした時、私も自分を責めました。 私が単なる風邪だと思っていた「アタマイタイ」という言葉は、後になって考えてみればきっと脳腫瘍を原因とするものだったでしょうし、仮に「その時は本当にただの風邪だった」のだとしても、大切な人を亡くしてしまったとなればやはりそう考えてしまうものですから。 あの時気付いていれば…あの時こうしていれば… 当時はこういった感情が尽きることはありませんでした。 ただ、今はそうではありません。自分を責めることはまったくありませんし、すべては仕方のないことだったと思えるようになっています。第一、自分を責めても何も変わりませんしね。 それはそうと、この記事を読んでいる…

  • 大切にしているもの…

    大切な人を亡くした方であれば、おそらく誰にだって形見ともいうべきものがあるのではないでしょうか…また、形見とは言わないまでも二人の想い出が詰まったもの、こういったものだってきっとたくさんあることでしょう。 ってことで、今日は私が大切にしているものについて。 ちなみに、私は形見の品をあまり持っていません。というのも、一緒に住んでいたわけでもありませんし、お互いに何かをプレゼントし合う機会も少なかったですから…それに、一緒にいた期間もみなさんと比べるとおそらく短いほうだと思いますので、そういったものはおのずと少なくなってしまうんですよね。 そんな中、今でもしっかりと大切にしているのは「彼女のネック…

  • 悲しくも素敵な話…

    仕事を終え何気なくスマホを見ていたのですが、気になる記事を見つけました。というわけで、その記事を貼り付けておきます。 news.yahoo.co.jp 私は存じ上げなかったのですが、このご夫婦は過去にテレビで取り上げられたこともあるみたいですね。なので、知っているという方も多いのかもしれません。 それにしても素敵な話ですよね… 悲しい出来事であることは理解していますが、私にはそんな言葉しか見つかりません。と同時に、なんだか頭が下がる思いでいっぱいです。 ↑ いつもありがとうございます。クリックして頂けると、励みになります!

  • しあわせな人を見ていたいもうひとつの理由…

    見ず知らずの誰かを見て急に涙が出そうになる… 私にはこういったことがよくあります。その人の背景を勝手に想像して、「果たしてこの人は幸せなんだろうか?」「実はつらいことがあるんじゃないのかな?」といったことをいろいろと考えてしまうんです。 実は今日もそんな状況がありました。それは、信号待ちのときに車の脇を通った女性を見た時のことで、ほんの少しだけ足を不自由にされている感じの60代以上と思われる女性が愛犬を連れて散歩をしていた時のことです。 上手く説明できないんですが、私はこういうのが本当にダメなんですよね。というのも、その光景を見た瞬間「身体の痛みをこらえながら、それでも愛犬のために一生懸命散歩…

  • 心のクスリ…

    たまに思うのですが、なぜ世の中には死別に対する特効薬的なものがないんでしょうね…?生き物である以上死別は避けられないにしても、死別後の悲しみや苦しみぐらいサッと癒してくれる薬があってもよさそうな気がするんですが… ちなみに、こんなことを言っていると「そもそも人間なんてそういうものだから考えるだけムダ」という答えがどこからともなく飛んできそうです。それはそれで正解なんでしょうけど、それでは話が終わってしまいますし、この際ですからもうちょっと考えてみましょう。 答えはいっぱいありそうですよね。 人間にはそんなものを開発できる力がない そんなものを開発しようと思う人間がいない クスリが必要なほどの話…

  • 生きた証…

    大切な人を亡くして、その人の「生きた証」を残したいと考えてらっしゃる方はきっと少なくないはずです。これはごくごく自然な感情な気がしますし、これといって違和感を感じるようなものでもありません。 でも、よくよく考えると不思議な感情ですよね? というのも、「いったいそれをして何になるの?」と問われたら、きっと誰もが返事に困るような感情でもありますから…それに、そもそも論でいうと「生きた証って何?」という話から始める必要だってあるのかもしれませんし… まぁそんな感じで「実はよくわからない感情だった」というわけなのですが、このまま終わるのもなんですから、ここは責任をもって私なりの答えぐらいは書いておくこ…

  • 仕方のないこと…

    自分の大切な人が亡くなったとして、そのことを忘れる方はおそらくいないと思います。亡くなった日時はもちろんのこと、その時の状況やそこまでの経緯など…きっとこういったことも含めていまだに細部まで覚えてらっしゃることでしょう。 では、他人の死別についてはどうでしょうか? ちなみに、ここは死別ブログなので何かしらの死別を経験した方々ばかりが集まっている場所です。そのため、他人の死別の話だってすでにある程度は見聞きしたことでしょうし、きっとそういった話に共感したり一緒に涙した経験だってあることでしょう。そんな中、他人の死別についてはどれくらいのことを覚えていますか? ここからは勝手な予想になってしまいま…

  • 確かに向きは変わりますが…

    死別を機に人生は残酷なまでにその向きを変えるものです。そこにそれまでの人生の如何など関係ありません。順風満帆だった人間もそうでなかった人間も…すべての人間が強制的に最悪の方向を向かされることになります。 そんな中ただ一つの救いと呼べるものがあるとしたら…それは「その向きは再度自分で変えることができる」ということぐらいでしょうか。 そう、変わったのはあくまでも向きだけであって、そこからどう進んでいくかまで強制されるわけではありません。つまり、その先は変わらず自由です。結果として、向きを変えることなく最悪の人生を嘆きながら転がりつづける人もいるのでしょうし、自ら軌道修正をして望む方向へと歩を進める…

  • そんな気しかしない…

    今日の記事はもしかするとくだらなく感じる内容かもしれません。でも、「まぁそんな日もあるでしょ」ぐらいに思ってください。 ご覧になった方もいらっしゃると思いますが、今日のテレビで「トップガン」やってましたね。私もついさっきまで観てました。もっとも、私の場合はテレビではなく、「字幕で観るためだけに家に帰ってからアマゾンプライム」…ついでに言えば、そのせいでこんな時間になってしまって現在ちょっと後悔中でもあります。 まぁそれはさておき、「トップガン」にも死別のシーンがありますよね。そして、クライマックスには「お馴染みのあの名曲」が… そんなところでふと思ったのですが、「死別のどん底から立ち上がるため…

  • それが見つけられるようになったら…

    今までにも何度か「立ち直り」について書いた気がしますが、今日はまた別の側面から。 大切な人との死別は、誰であってもやっぱりイヤなものです。可能であるなら避けたいものですし、一生経験しなくて済むなら当然それがいいでしょう。 でも、なかなかそういうわけにもいきません。望む望まないにかかわらず起きてしまうことですし、現に「こうしてブログを書いている私」も「それを読んでいる読者の方々」も経験してしまっているわけです。 ちなみに、そんな嫌われものの「死別」であっても、その後の人生においてはこれを肯定できるようになる瞬間があるように思います。正確に書くなら、「苦しみでしかなかった死別経験の中に、何かしらの…

  • それを決めるのも自分…

    死別後の人生って絶望でしかない…いいことなんてひとつもないし… 死別直後であれば、こんな感じで投げやりになってしまうのも無理はないですよね。私も実際そうでしたし、私の場合はその期間も比較的長かった気がします。 でも、本当にいいことってないんですかね? とその前に、いいことってなんでしょう?はたまた、何か出来事があったとしてそれをいいことかどうか判断しているのは実際誰なのでしょうか? もうおわかりだと思いますが、こういったものすべてを決めているのは他の誰でもないその人自身です。そう、たとえ「一般的にいいことと言われるようなこと」が起きたとしても、その人がそう思わなければそれは決して「いいこと」に…

  • 奮い立たせてくれるもの…

    大切な人が亡くなると、きっと多くの方が「人生に希望がなくなった」と感じることでしょう。また、そのせいでいろいろなことに対して無気力になってしまう方も多いのではないかと思います。 「あの人がいなければ意味がない」 確かに、このように考えてしまうと「何をやっても無意味」ですもんね…この気持ちは私にも痛いほどわかります。 ところが、それでも現実は待ってくれませんし、何事もなかったかのように日々の生活は追ってくるものです。 では、果たしてこんな時にはどうやって自分を奮い立たせればいいのでしょうか? もちろん私はその答えを知っています。ただ、当時の私にはそれができませんでした。 それが、「大切な人の立場…

  • ズルい…

    人はどうしても他人と自分とを比較しがちですし、他人の境遇との差を嘆きがちです。というわけで、今日はそんなことについて。 たとえば、例の給付金を考えてみましょうか。 今後その給付方法がどうなるにしても、「対象となる人」と「そうでない人」が存在することは確定的です。では、もし自分が「そうでない人」であった場合、つまり「10万円をもらえない側の人間」だった場合、みなさんはどう感じるでしょうか? おそらく、その答えは4通りぐらいでしょう。 「何とも思わない」 「良かったねと思う」 「いいなと思う」 「ズルいと思う」 一見すると、どの答えも十分にあり得るものだと思いますし、特におかしな内容でもありません…

  • そもそも特別でしょ?

    今話題の小室夫妻ですが、今日の渡米のニュースがまたまた物議を醸していますね。ってことで、今回は私なりに感じていることでも書いてみます。死別とはあまり関係がない気もしますが、まぁたまにはこんな日もあるということで。 今日のニュースもご多分に漏れず批判が多かったようです。なんでも、小室夫妻がエコノミーで予約していたところを航空会社がアップグレードで対応したとのことで、それに対して「一般人なのに特別扱いするな」だの「警護は不要」だの「誰のお金だよ」だの… そういえば、この「特別扱いするな」という批判は最近特によく耳にしますよね。というわけで、このことについてちょっとだけ掘り下げてみます。なお、念押し…

  • 埋まらない穴には見えますが…

    おそらくですが、死別以降なんとなく心に穴が空いているかのような感覚を味わっている方は少なくないと思います。 私もその一人でした。 では、この穴の正体はなんなのでしょうか?そして、どうやったらこれは埋まるのでしょうか? わざわざ振り返るまでもありませんが、この穴は大切な人が亡くなったことによって生み出されたものです。と考えると、一見その正体は明白です。当然、目の前に亡き人が現れればすぐにでも埋まるはず。 でも、ぼんやりとはいえ「他にもその穴を埋める方法があるのではないか」と感じますし、たぶんそれはあるんだと思います。いえ、なかなか気付けなかっただけで、実は私自身もすでにそういう経験をしていました…

  • 思い込み…

    死別を経験してない人は幸せ 相方や伴侶を亡くしてない人は幸せ こう思い込んでる人っていますよね?それと同様に、 死別を経験した自分は不幸せ 相方や伴侶を亡くした自分は不幸せ こう思い込んでいる人もいますよね? ちなみに、これらは大抵「ひとりの人間の心に同居している感情」だったりするので、上が当てはまる人にはきっと下も当てはまると思います。 まぁそれはさておき、こういう考え方をすることに意味ってあるんですかね? というのも、細かい部分は置いておくとして、ここから導き出せる結論って、結局「自分だけが不幸」ってことぐらいしかない気がするので… と同時に、私はこういった思い込みをしている方があまり得意…

  • そこにある温度差…

    今日は、私が自身の体験から学んだことを書いておきます。 死別直後に意識しておくべきこととして、もしかすると最も重要かもしれないのが「周囲との温度差」です。 この温度差の存在を忘れてしまうと、必要以上に傷つくだけでなく、場合によっては他人を憎むようになってしまったりします。というわけで、この温度差について少し説明しておきます。 あなたにとって大切な人であっても、周囲の人間にとって大切な人であるとは限らない あなたにとって到底受け入れられないような悲しい出来事だったとしても、周囲の人間が同じレベルでそう感じているとは限らない あなたにとって人生の一大事であったとしても、ほとんどの人間はその出来事を…

  • たまにはこんな話も

    ご存じのとおり、時代が進むにつれ大切な人を偲ぶ方法も多様化してきています。ですから、みなさんもきっといろいろな方法で亡き人を想っていることでしょうし、中には一風変わった偲び方をなさっている方もいらっしゃるかもしれません。 そこで今回は「実際に手を合わせている場所がどんな感じになっているか」についてです。 ちなみに私はいたってシンプルです。机の上に大切な人の写真があって、そこに「おりん」と「香炉」があるだけ。仏壇ではないので仏像はいませんし、位牌もなければ掛け軸などもありません。そばにあるものと言えばお供え物としてのジュースやお菓子ぐらいです。 でも、「簡素過ぎて亡き人に対して申し訳ない」と思っ…

  • 後追い…

    私はたまに自分のブログの状況を確認することがあります。無理をすれば分析と呼べる行為なのかもしれませんが、やっているのはただ単に「Google Analytics」をポチポチしてみたり、はてなブログの「アクセス解析」をぼ~っと眺めてみたりといった程度のことですので、まぁカッコイイものではありません。 ※「Google Analytics」をご存知ない方のために「Google Analytics」とは、究極的にざっくり言うと「どの地域でどんな人がどんな記事をどれぐらい読んでいるか」といったようなことがわかるものです。もちろん個人が特定できるようなものではありませんので、その点はご安心ください。 さ…

  • そういえば…

    つい先日「妬み」に関わる記事を書いたのですが、4年ほど前にも私はそんな感じの記事を書いていました。ってことで、とりあえず紹介みたいな感じです。ぼちぼち長いですが、気が向いたら読んでみてください。※以前に読んだことがある方は飛ばしてくださって結構です。 それは、きっと祝福し願うもの 人が幸せになることを願う人と、人の幸せを祝福できる人と羨む人と妬む人と… まぁ世間にはいろいろな人がいます。 そんな中、世間が最も幸せな空気で満たされる時期があるとするなら、それはきっとこの時期ということになるのでしょう。ふと見渡してみると、イルミネーションはまばゆいばかりですし、街行く人も心なしかキラキラしているよ…

  • そんな世代ではないのですが…

    確か何年か前の記事で、「死別直後の私には聴いていられなかった曲」というのをいくつか紹介した覚えがあります。 そういった曲は、あまりにも強烈に大切な人のことを思い出させるので、死別直後の私にとってはとても心がついていかないものでした。そのため、日常でこういった曲に遭遇した時はさっさとその場から逃げていましたし、気分が乗らないまま参加したカラオケで誰かが歌い始めた時も、そっと部屋から出たことを覚えています。 そんな私ですが、不思議なもので時の経過とともになぜか無性に聴きたくなるのもこういった類の曲だったりするんですよね。 ってことで、その記事を書いた時と現在ではまた状況も異なりますが、最近繰り返し…

  • クリスマスを前に…

    あとひと月半もすればクリスマス。多くの人にとっては亡き人との想い出が色濃い季節でしょうから、きっと「現実との落差」をより一層強く感じてしまう季節でもあるはずです。そのため、どうしても敬遠しがちになるのも無理はないのかもしれません。 でも、もしその亡き人が一緒にいてくれるとしたら、みなさんは今年のクリスマスをどうやって過ごしますか? おそらく私なら、嬉しくてクリスマスどころの騒ぎではなくなってしまうんだろうなと思います。ずっと顔を見ていたいし、声も聞きたい…ただそばにいることができればそれでいいと思いながらも、やっぱりいっぱい話もしたい… 食事はどうするんだろう?思いつくのは一緒にケンタを食べる…

  • あの頃の最低な自分…

    それは大切な人が亡くなったあの日、病室を離れ失意のうちに病院の玄関を出ようとしていた時のこと。おそらく楽しいことがあったのでしょうね、女性の看護師さんが二人でキャッキャッと笑い合っている姿が目に飛び込んできました。 私は今でもその時のことを鮮明に覚えていますし、「それを目にした自分が何を思ったのか」についてもハッキリと覚えています。そして、いつの頃からかそのことをずっと反省しています。 そう、間違いなくあの時、私は「こいつらが〇〇〇いいのに」と思っていました。 確かに伏線はあったんです。入院当初は100パーセント治ると言われていたにもかかわらず、検査の結果急に「もう手術はできない」と言われてさ…

  • いるはずもない…

    はじめに断っておきますが、宗教に熱心な方は今日の記事を読まないほうがいいかもしれません。それと、あくまでこれは私個人の意見というか見解ですので、もしお読みになるならその点についてもご理解頂けますと幸いです。 大切な人を助けたい…なんとかして助けてほしい… そんな願いを込めて神様にお祈りをしたという方は結構いらっしゃるのではないでしょうか。また、お寺などで仏様に祈りをささげた方という方も同様に少なくないと思います。私もそのうちの一人でしたし、あの当時はわけもわからずただただ祈っていました。 ところが、そんなはかない願いも叶うことはありませんでした。いえ、こちらからお願いをしたわけですから、正確に…

  • 自分を救えるのは自分だけ

    大切な人と死別し、ついつい恨みたくなる自分の人生。にもかかわらず、「いつか誰かが救ってくれる」「いつか何かが助けてくれる」と期待してしまっている自分。そして、それが叶わずに荒んでいく心。 思えば、こんな時期は私にもありました。でも、今になって感じるのは「自分を救うのはやっぱり自分」ということ。 私もたまに記事で触れているように、確かに世の中にはいわゆる時薬というものが存在していると思います。それどころか、時薬というのは「もしかするとそれ以外に有効な解決策はないのでは…」と思えるほど決定的なものかもしれません。それでも、人間を死別の悲しみや苦しみから救ってくれるのが本当に「時の経過」なのかという…

  • 理想の人生って

    死別を経験すると、「あの時こうだったら」「あの時こうしていれば」などといった後悔やそれに似た感情がどうしても生まれてしまうものです。これって、その対極に自分が理想とするイメージがあったから、もしくはあるからこそ後悔しているのでしょうけど、果たしてその理想のイメージや理想の人生ってどんなものなのでしょうか。 こんな風に、いざ急に問い詰められたらこの答えってなかなか難しいものですよね。少なくとも、私は下のようなふんわりした答えしか思いつきませんでした。 「大切な人と長い時間一緒にいて、その間の喜びや幸せを分かち合う」 ちょっと小学生みたいな答えになってしまっていて自分でもビックリですが、これは私が…

  • 時が経つのは…

    今年も早いものでもう11月…別に疑っていたわけでもありませんし、どちらかというと身をもって納得していた側の人間なのですが、「年齢を重ねるごとに月日の経過を早く感じるようになる」というのはやはり本当のことで、今年も例にもれずにそう感じています。 ちなみに、みなさんはこの現象についてその理由を考えたことありますか? これには諸説あるようですが、私は以下の説明に一番腹落ちしているので、みなさんにも紹介しておきます。 それがどういう説かというと、「自分の人生に占める割合で考える」というものです。要は、5歳にとっての1年は「1/5」なのに対して、40歳にとってのそれは「1/40」だというものであり、結果…

  • たまに考えること…

    「ごくごくたまに」といった程度の話ですが、私には「自分自身が本当の意味で立ち直っているのだろうか?」と自問自答する時があります。それがどういう時かというと、「もしももう一度大切な人を亡くすような場面に遭遇したら、果たして自分はどうなってしまうのだろうか?」と考える時です。 というのも、これだけ立ち直ったと確信している私であっても、「もう一度」はさすがにちょっと自信がありませんので… 果たして取り乱さずにいられるのだろうか?果たして落ち着いた自分でいられるのだろうか? 「もしかすると以前の死別の時とまったく同じ自分に戻ってしまうかもしれない…」「以前のあの時どころか、それよりもさらに荒んでしまう…

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