ジョンストン&マーフィーとエンリココベリのベルト
アメリカに住んでいる時に買った2つのベルト。 ジョンストン&マーフィーは言わずと知れたアメリカントラッドシューズの名門。グッドイヤーウェルト方式にこだわりアメリが大統領の靴として知られています。日本ではリーガルが取り扱っていたこともあり、それなりに有名ですね。今は大塚製靴が取り扱っているようです。アメリカではどこの街に行っても見かけるアパレル総合ブランドのようになっており、靴だけでなく服やカバンなど総合的に展開しています。 これほど、現地と日本で扱われ方が違うブランドも珍しい物です。 まぁ、アバクロなんかも日本ではお高く売っていますので、色々販売戦略が有るのでしょうね。ただ、ジョンストン&マーフィーに限って言うと、日本での展開は高級靴のイメージで売っているので、ちょっと本国とかけ離れてますね。 こちら、麻の装飾があり、夏っぽいイメージのベルト。白・ベージュのチノパンで、夏にピッタリです。 だいぶくたびれてきたので、そろそろお別れです。 もう一つはエンリココベリ。1978年創業の比較的新しいイタリアンブランドで、80年代後半のバブル期にはエンリココベリの派手な刺繍のジーンズやセーターが一世風靡しました。まさにベルサーチと同様ハデハデファッションの代表でした。とにかく色々な色を使う、スタイルはモード界に新たな旋風を巻き起こしたことには間違いありません。 ただ、日本ではライセンス製品がメインで最近は昔の勢いは有りません。本国ではそれなりに売れているようですが・・・。 さてそんなカラフルなエンリココベリとは、全く逆のただ単に真っ黒のベルト。たしかアメリカで投げ売り価格で売っていた気がします。ハデハデブランドの地味カラーの商品は安売りされますので、ねらい目ですね?! 色も地味なのですが、ロゴも控えめでベルトをすると完全に隠れてしまって、全く見えません。裏側になんとかロゴがあるので、それなりに分かりますが、そんなところは本人しか見えません。このような派手ブランドはロゴが見えないとね・・・商品価値が無いのです・・・。 こちらも10年ほどつかって、かなりくたびれてきましたので、そろそろお別れです。
2020/12/13 05:00