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カタバミ  https://blog.goo.ne.jp/catabami

四季を通じて山や自然を愉しみ、トレッキングやハイキング、自然を愉しむ人と交流するサイトです。

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2017/07/20

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  • 「14座サミッター」

    世界の山々で、8,000m級の山は「14座」あり、そのほとんどがヒマラヤ山脈とカラコムル山脈に集まっている。その14座すべてを登攀したサミッターは、世界でたった31人だけである。世界の登山家を魅了してやまない天空の嶺々は、一体どんなところだろう。その前に、日本の最高峰は富士山で標高は3,776mである。2番目の山は、北岳(3,193.2m)、以下、奥穂高岳、間ノ岳(3,190m)、槍ヶ岳(3,180m)と続く。筆者は、まだ富士山に登ったことがないが、3,000mの山は経験している。初めての高所だったので、2,500m辺りで2時間ほど高度順応を行い、息が上がらないようにゆっくり登り、その晩は山小屋に泊まり、翌朝、山頂をアタックした。当時の3,000m級の山の空気濃度は、地上の7割程度。*空気の絶対濃度は気圧に比例...「14座サミッター」

  • アラインゲンガー(単独行者)

    『単独行者(アラインゲンガー)』(ドイツ語)とは単独登山者のこと。後述の加藤文太郎の遺稿集となった『単独行』に出てくる言葉です。過去の著名な登山家で、単独登攀を基本としている人は多い。2人の登山家にフォーカスしてみたい。一人目は「植村直己氏」だ。彼は、エヴェレストの峰々を除き、マッターホルン、キリマンジャロ、アコンカグア、アマゾン川下りなど、単独登攀を基本の冒険スタイルとした。1984年2月12日、43歳の誕生日に世界初のマッキンリー冬期単独登頂を果たしたが、翌2月13日に行われた交信以降は連絡が取れなくなり、消息不明となった。すでに記憶に埋もれているが、消息を絶った1984年4月19日に国民栄誉賞を受賞している。著書『青春を山に賭けて』250頁で、最初のマッキンリーで書いている。「単独登山と言っても、別に変わ...アラインゲンガー(単独行者)

  • 安全はお金で買えるか?!

    ゴルフをする人たちの間では、新しいクラブやよく飛ぶクラブを買うことを「スコアをお金で買う」と言う。プロが使っているクラブを練習で使いこなすなんて、プロはしていません。当のプロでさえ自分に合った優しいクラブを使っているのです。若い年代の登山者に比べ、中高年の遭難が多いと聞きます。筆者も、若いころと比べ、思った通り体が動かなくなったと身をもって感じます。体力に自信が持てない、長時間の歩行は無理そう等々、体力で解決できなければ、道具やツール、スペシャルな何かでカバーしても良いのでは、下駄を履かせてと思う今日この頃です。では、どんな裏技をお金で買えるのか。①「自家用車より高速バス」バスは山への交通手段として、毎日安全運転で定期運航をしてくれます。事故渋滞などを除いてほぼ時間通り、運んでくれます。断然疲れない、帰りはぐっ...安全はお金で買えるか?!

  • 山小屋は大混雑

    ホテルや旅館の隠語に、こんなものがある。「ノーショウ(noshow)」:予約している客が来ないこと「幽霊」:予約の入っていない客が来ること富士山の山小屋では、宿泊者が寝ている時間帯では、飲料などを売ってくれず、また軒先でうるさくしていると店の兄ちゃんに怒鳴られることがあるらしい。山小屋では、夜間(日の出まで)は基本的には「休憩」を認めていなようだ。満杯の場合は、たとえどしゃぶりでも宿泊を拒否される場合がある。なんともひどい話だけど、山小屋とすれば、泊めてあげたくても収容力をオーバーしたらどうしようもない、という理屈のようだ。予約を入れておけば問題ないのだが、超混雑時期にいきなり行って、悪天候だから、あるいは高山病でふらふらだから泊めてくれと行っても断られる可能性があることは、ちらっと覚えておいた方が良いようだ。...山小屋は大混雑

  • ボッカさん、お疲れ様です。

    「社長はただいま、山に行っております」葬儀業界では、「社長は、火葬場に行っている」らしい。ちなみに、昔の火葬場の多くは山にあることが多かったため、「山に行く」という表現になったようです。みなさんは、ボッカさんと山道ですれ違ったり見たことがありますか。ボッカは、漢字で「歩荷」と書いてぼっかと読みます。Wikiには、「歩荷(ぼっか)あるいはボッカとは、荷物を背負って山越えをすること。特に、山小屋などに荷揚げをすること。また、それを職業とする人」とある。ほとんどが男性だが、昔も今も女性のボッカさんは存在するし、会ったことがある。野口英雄の母の野口シカも一時歩荷をやっていたらしい。そう言えば、少し前まで朝早いJRには大きな荷物を背負ったおばちゃんがいたものだ。昔から、女性は働き者で意外に力持ちである。先週末、丹沢で「丹...ボッカさん、お疲れ様です。

  • 山のトイレ事情

    【山の隠語】・「ここで一本!」とか「一本立てよう」、「一本とろう」:山で休憩をするときに使う。・「シャリバテ」:空腹で歩けなくなる状態。先日の山行で同行者が発したこの言葉が、あまりに絶妙のタイミングで出たので納得し、早めの昼ご飯にした。・「武器」:食事をするときのナイフやフォークをと呼ぶらしい。大学山岳部のテント内の食事がまるで戦場のようだったため、食器類を武器(ブキ)と言うようになったらしいが、植村直己氏の「青春を山に賭けて」の学生時代の登山の描写で想像できる。みなさんは、山に登っていて便意を催したらどうしているの?どのようにトイレは利用しているの?筆者はある百名山を登っていて、急な便意に場所を探すのに往生した覚えがある。その際、ザックを背負っていたので、紐が…あー!遅かった。着色完了!今ではそれが忘れられな...山のトイレ事情

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