人気シリーズ矢崎存美さんの『ぶたぶた』シリーズ・原点
バレーボールぐらいの大きさでピンク色。片方が反り返っている大きな耳。黒ビーズの目。どこからどう見てもぶたのぬいぐるみですが、ちゃんと歩いて食事して、会話をする。見た目はブタのぬいぐるみそのものですが、中身は渋い声をした推定年齢40歳くらいのおじさん、山崎ぶたぶた、通称「ぶたぶた」さん。矢崎存美さんの描く『ぶたぶた』シリーズ。(最新刊は『ぶたぶたのシェアハウス』です)ある時は家政夫、ある時はフランス料理の料理人、ラジオのDJ、カフェの店主の姿で登場するぶたぶたさん。恋人のことで、家族のことで、学校のことで、仕事のことで、あるいはこれという悩みがないことに不安を感じている人々が、彼と触れ合うことで変化していく様が心にジンとくるお話です。それぞれが抱える問題がすべて円満解決!万歳!!というのではなく、なんとなくいい感...人気シリーズ矢崎存美さんの『ぶたぶた』シリーズ・原点
2020/01/30 15:21