courrier.jp クーリエ・ジャポンのサイトに、『個人崇拝になっている現状を憂うカトリックで最もリベラルな神学者がいまこそ訴える「教皇制廃止論」』という記事があります。有料の記事なのですが、無料記事の部分から、要点と思われる箇所を引用してみましょう。 教皇は選出されたその日から神聖視され、地上におけるキリストの代理者となります。カトリックの信者は、子供の頃から「教皇崇拝」を教え込まれます。 シノドスと呼ばれる司教たちの会議は、あくまでも助言機関にとどまるので、教皇は自らの一存で議論の裁定ができてしまうのです。 2019年、アマゾン周辺地域のためのシノドスが開かれ、過半数の司教が、司祭の数…