病もそれぞれ
あれは去年の10月頃だっただろうか。 何度治療をしても完治しない歯茎からの膿を除去するために、主治医はこの際、本格的な治療をするしかないと言い出した。 どうするのかと問えば、問題の患部、即ち、前歯の上の歯茎を観音開きのように切って膿を全部出し切るというわけだ。 はい、それならやって貰いましょうというこで、当日、治療に挑んだのはいいが、麻酔注射を五ヵ所に打たれたのには参った。 歯茎に注射針を刺すなんて想像しただけで痛そうなのに。 そして先月、今度は急激に衰えた右目の治療をすることになり、結果、視力はやや回復したはいいが、暮れになって痛み出した右足の親指に巻くように絡んだ爪を皮膚科で診てもらうに、…
2023/01/07 20:33