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240131
240131 六十年のコニヤツクを飲む春隣 ヘネシーの年月の味日脚伸ぶ 訳のなくカレー食ひたし寒緩む コップの水呆と見てをり春近し 血圧の薬三粒春隣 (ナポレオン)
2024/01/31 05:38
240130
240130 待春の満月を見て早出かな 笹子来て庭木に遊びをり日和 心少し和らぐ午後の四温かな 宿酔の日々遥けしに寒の水 日脚伸び喜ぶ老の夕餉かな (別離苦)
2024/01/30 05:49
240129
240129 寒月にすりむ降りたり万万歳 良き事は黙すテレビや独り鍋 レナードバーンスタインタクト春近し 良君の量子帰れと春を待つ 見守りが一縷の光春近し (お袋)
2024/01/29 05:34
240128
240128 沈黙し冬の静寂の底にをり テレビ見ぬ暮らしに慣れて春を待つ 老いて知る世間の歪春恋ほし 両子川水のちろちろ枯葦へ 山深き両子の里の枯木立 (価値観)
2024/01/28 05:35
240127
240127 石垣に朝日差しをり春隣 三寒の寝不足埋むる朝の事務 柴漬を添ヘて寒九の水美味し 愛狗ゐぬ居間に空しく日脚伸ぶ ひんがしの中空見えて日脚伸ぶ (媒体)
2024/01/27 05:41
240126
240126 いけんだ煮味噌鍋囲み両子弁 平塚の叔父叔母も亡し鍋偲ぶ 献体をしたる母娘を偲ぶ冬 うたかたの如き現を浮寝鳥 待春といふ終末の方を恋ふ 日吉下車で赤門坂の枯葎 水仙や綱島までの畑の道 欠乏は果てしなきもの寒昴 七島の藺を打つ音や母夜鍋 虚と実の境は何か冬海市 (...
2024/01/26 06:16
240125
240125 襲ひ来るさへ羽音出ぬ冬の蚊よ 呆として時を消しゐる春隣 鉄に就きあとは茫茫老の冬 日本鋼管から社会 五欺法はサランヘと見よ春を待つ 待春のそろそろ路の草を見る (ヨーグルト)
2024/01/25 05:39
240124
240124 名も哀れ枯れしママコノシリヌグヒ しばれるぞ暖を探せよ寒鴉 つつましき食懐かしや大根汁 老の身の臓止まりさう虎落笛 手を尽くし此の猛寒波負けられず (待春)
2024/01/24 05:36
240123
240123 水仙や家は自慢の南向き 画人白昌宅 見守りが一生の仕上げ日脚伸ぶ 水仙や画人出でゆく日が迫り 蜜柑農家の身寄りの我ら蜜柑食ふ 叔母と甥夫婦が睦み春を待つ (民意)
2024/01/23 05:54
240122
240122 水仙の花で岐れて奥の院 岩淵も今は舗装路寒椿 蝋梅や買食ひをせし店辺り 蜜柑食へば父の生家の潮の音 花アロエ伊豆のめぐりは海ばかり (曖昧)
2024/01/22 06:14
240121
240121 早朝も車は飛ばす寒路かな 辛うじて芽を膨らます街樹らし 待春といふ薄下しの魚の筋 道夫見しガンジスに似るどんどかな 冬潮の遊ぶは亀の手にばかり (七島藺)
2024/01/21 05:29
240120
240120 いよよ我が日本が至る冬の月 アポロより五十八年寒月へ 日本機が月に降りたり寒の日に 寒月に降りて白兎を覚ますのか 風信子の頭も擬態白き冬 (甲辰年)
2024/01/20 06:02
240119
240119 人為ならまだしも作為冬ざるる 否応もなく時過ぎて寒九かな 卓上の蜜柑怒涛の音ぞする 得心し寒九の水が喉を落つ いい加減露よ幕を引け寒の汐 (SLIM-スリム)
2024/01/19 05:40
240118
240118 七十路や暖房の音ぼうぼうと 生日や皿に蜜柑の二個豊か 連作のいづこが幕か春隣 冬の蚊とともにふらふら揺れてゐる 道夫さんお元気ですかおでん酒 (歯形)
2024/01/18 06:17
240117
240117 冬晴も石は心を開かざる 冬草の悲しみを踏み通ひ路 くつきりと四国が見ゆる冬の沖 沖寒し白く大きな船が去る わたつみの悲しみ冬の雲映し (リベラル)
2024/01/17 05:40
240116
240116 連作の誓子の偉業冬北斗 冬天の下重おもと市街域 冬街路心を重く支配され 街樹もつ冬芽に未だ明日見えず 良君の声を聞いたり寒の夢 (都会)
2024/01/16 05:41
240115
240115 伝へざる自由の詭弁凍てわたる 国好きを右翼と貶す世の寒さ 南より北かも知れぬ冬北斗 十余り七の法のまほらに生き睦月 嘘是盗の真行き渡れ寒昴 (スルー)
2024/01/15 05:21
240114
240114 人日や彼の日けぶりし夕時雨 餅二つ入れて七草力粥 狗の居ぬ床残像揺らぐ寒さかな 見守の介添近し松の明け いつまでか行田法舎年明けて (意志)
2024/01/14 05:47
240113
240113 とろろ飯いづれ一生は土で良し 日常は無機に過ぐるや七日粥 六神とふ丸薬併せ七日粥 帰郷の宴七日粥までもう少し 兄と我微妙に競ふ今年酒 (録音)
2024/01/13 05:39
240112
240112 ニ世界を行きつ戻りつ鳰潜る 笹子鳴く村は無音に支配され 国東路枯れて仏の碑(いしぶみ)へ 枯木立しんと守るは蕗の寺 昼昏き鬼の背割を北風(きた)と過ぐ (唐鋤星)
2024/01/12 05:43
240111
240111 七草より五日生日歳を捨つ 一月は歳捨て去つて赤子なり 顧みて別離の一生松明くる 末広の力あるかも七日粥 人日は昭和天皇偲ばるる (母国は)
2024/01/11 05:41
240110
240110 災害に明けし今年よ凪ぎたまへ 寒天に蕗の薹の子見守れる 平凡と非凡雷同年明けて 何もなき姿が清し冬一木 冬麗にまとふ不浄を晒さむか (過程)
2024/01/10 05:38
240109
240109 四狗八狗の年去りにけり辰来る 何出来ぬ爺嘆くのみ冬の地震(なゐ) 甲辰の年初を地震に飛機の慘 歳旦の地震日常を打ち砕く 無力我嘆くことから事始 (看取り)
2024/01/09 05:44
240108
240108 もの書いて涙耐へたり初明り 良き物を少し今年もナポレオン しんしんと狗が去り甲辰年来る 甲辰の年の空気や悲喜の淵 唐鋤に誓ふ今年の純情を (世情)
2024/01/08 06:54
240107
240107 かくしつつ冬麗を愛で老を積む 壮絶な狗との別離の年を越し 黒ちやんに黄ちやんいづこ年明くる 拝金を疎みて年が改まる 峠越す思ひにけふの七日粥 (破夢)
2024/01/07 05:44
240106
240106 冬の蚊の今宵は白き天使かな 命をば俳句になして知る寒さ 上手くなき俳句が宜し冬一木 裸木やひそむ力を枝の先 裸木の何もまとはぬ懺悔かな (初夢)
2024/01/06 05:56
240105
240105 争はぬ生きゆゑ孤高大旦 辰年の明けたり天に近寄ろか 血圧の薬揃ふる事始 真似事の坐禅も久し坐り初め 静寂埋め冬蚊の音か耳鳴か (画人白昌叔母に)
2024/01/05 05:27
240104仕事始
いよいよ仕事始です。今年は年初から災害事故と厳しい年ですが、負けず乗り越えていきましょう。改めて御見舞と哀悼の意を表します。 240104 山の秀に大人の御霊か初明り 良君の噛みしグラス蓋年の明け ケロンパの蓋のグラスに今年水 淑気降れ世に安寧を注ぐがに 映像の辰の落し子初...
2024/01/04 05:33
2024年1月 (1件〜100件)
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