死者と生者の古墳時代 栃木県立博物館
栃木県立博物館で開催中の第140回企画展「死者と生者の古墳時代~下野における6・7世紀の葬送儀礼~」を初日に鑑賞した。 古墳が隆盛を極めた時期から、古墳が作られなくなる時期への過渡期の6・7世紀、なぜ古墳時代の人々はお墓やお葬式を重視したのか、そしてどのように古墳は消えていったのか、本展示では、埋葬される「死者」と、葬送儀礼を行う「生者」の関係に焦点を当てながら、その謎に迫る。形象埴輪群像、飲食儀礼を示す土器、横穴式石室の副葬品などの資料を通して、下野地域とその周辺の葬送儀礼を紐解く。 第1章 埴輪が語る葬送儀礼 第2章 ものを食べる死者と生者 第3章 横穴式石室と死者の埋葬 第4章 古墳の終…
2024/12/31 00:00