前回、DQ10初代ディレクターである藤澤仁さんの文芸作家としての特徴、ハードボイルド・スタイルについて触れましたが、その直後に、藤澤さんが抜けた現在のDQ10の運営・開発チームからプレイヤー座談会の開催が発表されました。「第2回プレイヤー座談会」参加者大募集！

株式会社storynote代表・藤澤仁さん。私は長年の藤澤ファンであり、storynoteがシナリオ制作を手掛けたドラゴンクエストモンスターズ3もストーリー目当てで追っかけたほどです。そんな私の前に、このような記事がSNSを通じて回ってきました。「ドラクエ史上最低のストーリー

ポケモンスカーレット・バイオレットは、追加DLC『ゼロの秘宝』前・後編が配信され、パルデア地方でのストーリーが完結しました。でも、待ってください。パルデアの大穴でゼロの秘宝をゲットしてブルーベリー学園に帰ってきた時、これで本当に終わりなの？と思いませんでした

ポケモンSVの追加コンテンツ『ゼロの秘宝 』、後編となる「藍の円盤」配信まで1か月を切りました。今回はこれまでに行った記号論的考察から物語構造の鍵となる解を拾い上げ、それらを統合してストーリーを予想してみます。概要エリアゼロの最奥＝「死後の世界」藍の円盤のス

前回の記事で、主題歌『Celestial』の歌詞からスペインの首都・マドリードの位置にかかった雲について、その意味を解説していきました。さて、記号論の使い手を名乗る私には、シナリオ中の秘匿された領域・パルデアの大穴について、実はもう1つの意味があるのではないかと思

ポケモンSV主題歌『Celestial』。この歌を初めに聴いた時、あれ？っと思いました。これもしかして、パルデア地方の真ん中にある雲に覆われた部分の事を歌っているのでは？パルデア地方の中心には、パルデアの大穴と呼ばれるいかにも何かありそうな怪しい箇所があります。実際

ポケモン世界において長らく謎の存在だった、シンオウ地方の創造神・アルセウス。何せダイヤモンド・パールから15年半、ゲーム本編では全く登場せず、没イベントでしか出会う機会の無かった、伝説の中の伝説、まさしくレジェンドポケモンです。さて、そんな神が『Pokémon LE

リアルサウンドブック様に寄稿した、大ヒット少年漫画『鬼滅の刃』の考察記事。作中に散りばめられていた諸々の描写が、本当に細かすぎて伝わっていなかったと発覚し、よもやよもやの反応を頂きました。こちらの記事ではネタバレに配慮し、ストーリーの根幹に関わる記述を全

大好評を頂いたポケモン剣盾小ネタ集。今回は、追加DLC「鎧の孤島」「冠の雪原」から、イギリス人でも気付かないかも知れない8つのネタをピックアップし、最後のおまけに考察1本を加えた記事に纏めてみました。細かすぎて伝わらない鎧冠小ネタ集、スタートです。概要夏至に

概要「薄明」のタイトルジョンとダンデの関係性昼と夜の狭間の世界薄明の翼を見終えて、まず最初に思ったのはこれはキリスト教化する前のイギリスの世界観ちゃうかなという事でした。これまで何度か記事に纏めている通り、ポケモン剣盾の本編シナリオはキリスト教的な世界観

ポケモン剣盾に続く、細かすぎて伝わらない小ネタ集、第2弾はゼノブレイドシリーズの考察です。ゼノブレイド、ゼノブレイドクロス、ゼノブレイド2の3作品から、厳選した15個の小ネタをお届けしていきます。それでは、行ってみましょう。概要ゼノブレイドジオコスモス～エーテ

ポケモン剣盾DLC第1弾、『鎧の孤島』。以前の考察では、アイルランド島かマン島ではないか？と予測しておりましたが、ポケモンUKからマン島モチーフであると公式に発表されました。で、その考察では第2弾の冠の雪原に比重を置いていた為、ダクマとの修行編は正直スルー案

ポケモンソード・シールドには、イギリス人ならすぐに気付き、日本の人達にはスルーされるであろう、英国に纏わる小ネタの数々が仕込んであります。今回は考察記事には入りきれなかったネタを11に分けてピックアップしてみました。それではいってみましょう、細かすぎて伝わ

ポケモン剣盾のムゲンダイナの考察記事が1万RTを超え、大変な好評を頂きまして。どんな記事だったかを簡単に纏めると、ムゲンダイナの和名・英名はどちらも「神」を指し示す剣盾では周りの大人が勝手に話を進めるシナリオ構造になっている大人の庇護（神の恩寵）から脱却し

ソードシールド第3の伝説ポケモン・ムゲンダイナ。英名は「Etenatus（永遠）」となっているのですが、日本ではこれがピンと来なかったようで、何で無限大が永遠と掛かっているのか？という声を散見しました。ところが、剣盾の舞台となったイギリス在住の友人にEtenatusの和名

概要双頭の鷲が意味するもの「悪魔の子」が意味するもの『ドラクエ11』の考察第2回は、「悪魔の子」とデルカダール王国の関係について解説していきます。なお、真エンディング到達までの重大なネタバレを扱う為、ご注意下さい。以下、ネタバレ注意↓↓↓ドラクエ11とはどんな

『ポケットモンスター ソード・シールド』の舞台はイギリスです。記号解読の武泰斗様、スチュアート・ホールのお膝元。武泰斗様から亀仙人を通じて記号論を学んだ私は、シリーズ作品のシナリオ構造を分析する事で、ストーリーの先読みを行ってきました。ポケモンのシナリオ構

中の人は、言語学者です。特技は「マジックのタネを見破ること」。『海獣の子供』では、象徴化という上級マジックが用いられています。大切なことは言葉にならない、という謳い文句通り、言葉を映像に置き換える事で表現している作品です。今から私が行う説明は、引田天功の

前回のあらすじ。アストルティアの世界を創り給いし創生の霊核は、「永劫不滅」「永遠」を象徴する、ドラゴンの生命力の源・竜の心臓でした。【考察】31.生まれ変わる魂（後編）http://astoltia.doorblog.jp/archives/42380117.html時を遡ること6年前の2013年。中の人は初め

アストルティアよ…！私は帰ってきた…！皆様、お久しぶりです。前世はロザリーだった中の人です。どオタクの魂に肉体を貸してくれていたエルフ女子は、サソリじじいに刺されてお亡くなりになりました。 ↓ こいつ4年間ありがとう。天国では悪い人間に捕まらないで下さい。