昨日、ルーマンと関連性理論の接続を目指す小論を掲載した。今年に入ってから勉強したことを自分なりにまとめたレポートである。この小論をもって、自身の哲学の「中締」としたいところである。これからは平凡な生活とともに、文学について探っていきたいと考えている。2016年から始めた小説の文筆だが、一旦は中断することを思慮していたのは、前にも書いた通りである。だが、35年の自分自身の人生を振りかえると、私が文学、特に物語にいかに救われてきたかを多々感じる。文学の素養は私にはないが、これをひとまず、人生の「答え合わせ」のようなものに位置付けたい。目標をもち前進する生き方は否定しない。むしろ尊敬している。だが、…
コミュニケーションにおける社会学と認知語用論の接点 和泉敏之 1. 序論 1.1. コミュニケーション コミュニケーションについて様々な視点による考察を行う。1つの理論のみに依拠するよりも、親和性の高い領域を結合させていることに本小論の意義がある。今回、社会学と人類学の背景を持つ認知語用論の理論を用いる。 コミュニケーションとは複合性の縮減のための選択である。その際、選択された可能性は意味として現実性と結合される。 1.2. 研究課題なぜ選択される可能性とそうでないものがあるのか。 1.3. 方法 関連性理論によってルーマンのコミュニケーション理論を再読する。 心理システムについての再考が必要…
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