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定年親父の魚三昧・私魚人(あいうおんちゅ) https://blog.goo.ne.jp/rhinogobius7591

タナゴ釣りから珍魚・駄魚ハンターへ! 180cmのべ竿片手に、はたして何種の魚をゲットできるか!

「淡水」という閉ざされた世界でしか生きられない生き物たちが大好きだ。  陸地を歩き、空を飛び、海を泳いで移動できない彼らは、名も知られぬまま雑魚と呼ばれ、滅びかけていたりもする。  できるだけ生態系と私の足腰に負担のない「タナゴ釣り仕掛け」で釣れた生き物や出会った生き物たちを紹介していきたい。

珍魚・駄魚ハンター
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2016/11/07

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  • ウチワヤンマ Sinictinogomphus clavatus :20年前の本の通りに

    2023年8月14日(月)ウチワヤンマSinictinogomphusclavatus2023081380mm前後早朝、芦田川の河川敷を散歩したとき出会ったサナエトンボの仲間。北海道を除き、平地や丘にある大きな池や湖のほとりで見られるそうだ。腹部の先端付近にうちわ型の大きな突起があり、その突起はタイワンウチワヤンマよりもはるかに大きい。そもそも夜明け頃わざわざ出かけたのは、朝しか散歩しにくいという都合もあるが・・・わが家に『広島近郊の里山探訪―花と生きものガイド』という2002年12月に出版された本が2冊(買ったのを忘れてまた買って)あって・・・その中に、芦田川下流域のトンボたちの生息状況が書かれていたからだ。「20年過ぎた今でもいるのだろうか?」そう思うと、体がムズムズしてくる。やらない後悔よりやってみ...ウチワヤンマSinictinogomphusclavatus:20年前の本の通りに

  • オオアオモリヒラタゴミムシ Colpodes buchanani ?:山道の足元で

    2023年8月13日(日)オオアオモリヒラタゴミムシColpodesbuchananiかなあ?2023073010mmほど地元の生き物散歩で、タゴガエルを確認してた日のこと。足元にいた1cmほどの上翅が角度によっては緑がかった構造色をみせてた美しいゴミムシ。フラッシュで撮るとその色がうまく出ないのだけど・・・ほぼ全国の里山の林縁で普通にいるゴミムシなんだけど樹上性らしくて活動中のコイツを目にする機会は少なくて夜間、灯りに飛んできたとかでみかける事が多いらしい。この日は、タゴガエルと同じ林道の落ち葉の上にいたので、違う種なのかもしれない。オオアオモリヒラタゴミムシという名前だから「青森県」と関連してると思いきや大きく青く森にいるヒラタゴミムシという意味だそうだ。ま、コイツ、里山のゴミムシであることは間違いな...オオアオモリヒラタゴミムシColpodesbuchanani?:山道の足元で

  • ハラビロトンボ Lyriothemis pachygastra :ため池のほとりで

    2023年8月11日(金)ハラビロトンボLyriothemispachygastra成熟オス2023062835mmほどオオシオカラトンボを縮めてボテッとしたような小さなトンボ。ほぼ日本全土の水生植物の多い池や湿地に生息。ハラビロトンボLyriothemispachygastra未熟メス2023061635mmほどこの日、湿地帯周りを散歩中にたくさん飛んでいたのがコイツ。私の地元では、コフキトンボのメス(無斑型)と少し似てる。でも、ハラビロトンボはハラビロトンボこの日、オスが遠くにしかみつけられなくて2週間後に、また散歩に出かけて撮ったのが最初の画像。盛口満さんの書籍の中に「あわい」という表現があって人が暮らしてる空間と生き物たちが生活してる空間との境界を「あわい」と呼んでるみたい。「あわい」は漢字で書く...ハラビロトンボLyriothemispachygastra:ため池のほとりで

  • カツオゾウムシ Lixus impressiventris :会合前の河原散歩で

    2023年8月10日(木)カツオゾウムシLixusimpressiventris2023080610mmほどこの日、会合の始まる40分前に到着。西日本豪雨ですっかり形を変えた河原の散歩をすることに。タデ科のミゾソバに羽化したてのカツオゾウムシがいて、茎の下へと逃げていく。羽化したてのコイツは橙赤色の粉でおおわれ全身赤さび色になる。その姿と形が「かつお節(本枯れ節)に似ている」からと命名されたゾウムシ。ほぼ日本全土にいて、タデ科の植物をホストにしてる。つかまえて護岸の植物においた。つかまえたせいで、すっかり粉が落ちて黒くなってしまった。申し訳ないことをしたなあと、撮影。もう何度も見かけてて、紹介もしてるだろうからとかるく撮って会合へ。帰宅後、過去の記録を探る。ハスジカツオゾウムシとかツツゾウムシの画像はあれ...カツオゾウムシLixusimpressiventris:会合前の河原散歩で

  • ケヤキナガタマムシ Agrilus spinipennis :ムネアカ~と比べる

    2023年8月9日(水)ケヤキナガタマムシAgrilusspinipennis202306078mmほど「ナガタマムシの仲間がいたよ」と、友人が地元の里山でみつけ、送ってくれた画像。ケヤキの葉でおとなしく撮影会をしてくれたらしい。小さなタマムシの仲間は、体のわりに目が大きく、すぐ逃げられてしまうことが多い。コイツはおだやかな気立てのいいヤツなのかもしれない。その次の日、ごみ捨て当番ついでの散歩中、エノキの葉で瓜二つのナガタマムシを見つけた。20230608調べてみたら、コイツはムネアカナガタマムシ。エノキ・ハルニレ・ケヤキなどをホストにするそうだが、ケヤキはごみ捨て場付近にないからたぶん同定に間違いはない。問題は、地元の生き物関連で長い付き合いをしてる友人の送ってくれた画像。拡大をしてみる。〇のように、上...ケヤキナガタマムシAgrilusspinipennis:ムネアカ~と比べる

  • ヒョウモンモドキ Melitaea scotosia :雌雄と蛹

    2023年8月7日(月)ヒョウモンモドキMelitaeascotosiaメス20230616いわゆる「~ヒョウモン」族と比べ、小さく、飛び方も低空飛行で弱々しく感じる。かつては、中部地方と中国地方と2つ生息地があったが、今では広島県の三原市と世羅町の保護地域とその周辺だけ。環境省レッドデータブック:絶滅危惧IA類種の保存法指定種なのだ。だから、もちろん捕獲も飼育も禁止、犯罪だ。世羅町への用事のついでに『せら夢公園』へ何度か足を運んでた5月以来の話。旧知の職員さんにビニルハウス内での保護・繁殖活動の様子を少し見せていただいた。食草のキセルアザミをニホンジカからの食害から守るため集めてプランター栽培しておく。20230518不足の年は、地域のボランティアがアザミを集めてきたりもするそうだ。すっかりゼブラ模様の...ヒョウモンモドキMelitaeascotosia:雌雄と蛹

  • タゴガエル Rana tagoi :わが町にもいた!

    2023年8月5日(土)タゴガエルRanatagoi成体202307307cmほどアカガエルの仲間の中で比べると吻が短く感じ、喉下の薄墨模様がしっかり広がっている。この日、15時まで地元の自然体験学習のボランティアをして河原の生き物や岩石の名前を聞きにくる子たちの相手をたっぷりさせてもらって散会後、友人とのんびり沢沿いを歩く。といっても、私はハギルリオトシブミが見てみたい。なので、ハギの若葉の食い跡ばかり探し速足となり友人は何でもいいので、ゆっくりじっくり。と、ニホンヒキガエルの轢死体以外気づきもなく、いつもの折り返し地点でカジカガエルに会う。と、その横でピョンと飛んだのがコイツ!「こんにちは!何してるんですかあ?」撮影してると、20代の女性グループに声をかけられた。「こんにちは!ヤマアカガエルなのかタゴ...タゴガエルRanatagoi:わが町にもいた!

  • ゴマダラチョウ Hestina persimilis 夏型:早朝散歩にて

    2023年8月3日(水)ゴマダラチョウHestinapersimilis夏型2023080350mmほど朝飯前のご近所裏山散歩。午前7時でも30℃近いし、諸事情もあるし、今しばらく自由に散歩できるのは早朝。早朝でも汗はだらだら、生き物もセミの声ばかり。桜の枯れ木のカワウソタケに集まってたモンキゴミムシダマシをほじくる。相変わらずかわいいデザインなのになと思いつつ、コイツも動きがにぶい。特に目新しい生き物に出会えないままの帰り道、シオカラトンボのメスを撮る。コイツも逃げない。と、そのとき足元に降りてきて2度ほどシャッターをきったらサッサと飛んでったのがゴマダラチョウ。何度も見かけてはいたものの、ご近所に樹液を出す広葉樹もないまま飛んでいて、いつも撮り逃がしてた蝶。コイツも翅を全開してくれればと思いつつ、とり...ゴマダラチョウHestinapersimilis夏型:早朝散歩にて

  • アカクビナガハムシ Lilioceris subpolita :ここで会えたか!3年目!

    2023年8月2日(水)アカクビナガハムシLiliocerissubpolita202307249mmほど所用をすませ、猛暑の昼間に兄貴夫婦と墓参り。線香の火がつかぬと、兄貴が木陰へと移動する。ついてった私は、そばのサルトリイバラの葉にチビタマムシの仲間をみつけた。種名を知ろうと老眼を近づけたとき、兄貴が「その横に大きいのおるよっ!」と。それが、3年間食草のサルトリイバラを意識して散歩をしながらも一度も出会えなかったアカクビナガハムシだった。上翅の点刻(並んでる小さなくぼみ)が浅く、表面がつややかに感じる。すばやくてうまく撮影できなかったのが残念なのだけど・・・その点刻を比べてみる。友人と山道散歩中出会ったコイツの体色は赤くよく似てて20230611「アカクビボソハムシかもしれん!」と必死に撮影したものの...アカクビナガハムシLiliocerissubpolita:ここで会えたか!3年目!

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