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  • 季節の終わりくらいは自分で決めてもいいか

    8月31日はその響きだけで寂しい。 今日は夏の最後の思い出作りに、子どもたちを連れて境南浴場まで。 いつも40℃設定の家風呂と比べれば、どの浴槽も熱い。 水風呂を除けば。 子どもたちは水風呂からスタートして、その後は氷メロンの湯と水風呂の往復を続けている。 境南浴場は間違いなくサウナがお休み中の影響で、夕方過ぎでも浴室はゆったり。 いつまでも出たがらない子どもたちを「あんまり入り過ぎると鼻血が出るよ」と言って引き摺り出して、夏は終わっていった。 とはいえ今も手元に8月28日の、マツダスタジアム2階指定席1塁側南205通路15列R101番のチケットがある。 仕事が終わったらすぐ新幹線に飛び乗って…

  • 脳と心臓がずっとイライラしている

    今夜のサウナは府中の桜湯。 よそと比べると高めの水風呂の温度が、まだ8月にしてまずまずの冷え具合になっている。 チラーを付けたり、配管を変える大工事をやったとも思えないので(特に休業期間もなかったし)、これは季節性のものだろう。 このあたりでは境南浴場もそうだが、季節に先んじて水風呂の温度に変化が出る。 今年はかなり早めに秋を越えて、厳寒の冬がやってくるのではないか。 「忙しい」と口にしてしまうと、むしろ軽んじられて、声を掛けない大義名分を得たと受けとめられて、大事な話に素通りされてしまうことが多い。 だから口にしないほうがいいのはわかっているけれど、本当に時間が足りないのだからもうどうしよう…

  • 時代と生まれ合わせた環境の子

    人は皆、時代と生まれ合わせた環境の子。 たまに学部の子たちと話すと心の底からうらやましく思える。 彼ら彼女らは20年前の俺とは違って、社会に歓迎されて受け入れられていく。 おそらく数合わせとして扱われることはなく、「お前の代わりはいくらでもいる」なんて言葉を投げつけられることもない。 今の子は世代の総数は少ないけれど、俺の世代だってみんな消えたり消されたりしてしまったんだから、似たようなものだ。 今日のサウナは府中の桜湯。 いつもふわっとして体感の水風呂に、今夜は冷えと重みがあった。 季節はもう秋。

  • 浴室の隅っこの小さな水風呂

    「サウナで」と言ったら「えっ?サウナ!?」と驚かれた。 サウナに一人、水風呂に一人。 やっぱり一人はいいなと思った。 ここから先の残りっカスの人生は、どれだけの時間を一人で過ごせるかの勝負だと思う。 いつのまにかサウナ趣味の世界は人が増えて、派手になって、信用できなくなった。 今日は府中の旭湯の、浴室の隅っこの小さな水風呂に浸かっていると、ここがなんだかサウナブームの最果てに思えてきた。

  • 「仙台育英って優勝したことなかったの?」

    家族旅行中に、はじめて甲子園で東北の高校が優勝したのを知った。 周囲もちょっとざわついていた。 熱海港と初島を結ぶフェリーの中で「仙台育英って優勝したことなかったの?」という会話を何回も聞いたし、妻もそう言っていた。 会員制、もしくは紹介制。 今回エクシブ初島に泊まれたのは、間違いなく妻の力だった。 リビングにカウンターキッチン、寝室が2つある我らが家族の部屋に「豪邸だ!豪邸だ!」と息子たちが喜んでいたのもまた、妻の力なのであった。 ちなみにここエクシブ初島はサウナからも水風呂からも水平線が見えた。 熱は少々弱めで、万人向けだった。 甲子園の話に戻るけど、高校球児は大人びて見えるので、「子ども…

  • サウナ好きはハマコー先生に感謝しないと

    子どもが地理を勉強するというので、ならば時刻表を読めばいいと答えた。 いつのまにか「舌足らず」は、舌の短そうな話し方ではなく、言葉足らずを表す言葉として定着してしまった。 離人の意識は楽しくて、最近はサウナに来ると「俺はサウナが好きだったんだ」と気づく。 昨日行ったサウナは木更津のつぼやだった。 木更津のつぼやが一番好き。夏休み、よくわからない親戚の家に連れていかれて、それでもジュースやお菓子をたくさん出してもらっているうちに子どもらしく満足して、最後は「またねー」なんて結局なんの繋がりなのかわからないままだった親戚のおばちゃんに手を振っていた、あの日を思い出す。 pic.twitter.co…

  • 高橋由伸は慶応のユニフォームを着て神宮の外野を守っているまま

    今日は下の子の七五三の撮影に。 上の子もまた、1/2成人式ということで撮影を。 1/2成人式はわけわからんとか、そんなもんいらんとか、そりゃもともとそんなイベントなかったやろとか、否定的な文脈で語られていることが多いので、あえて肯定することにした。 最近の大人たちは子どもたちを否定することが正義だと思い込んでしまっているから。 そもそもそこに正義なんて必要か? 世の中は狭量な大人ばかりなのに、子どもたちはよく生きてくれていると思う。 大人というのはそういうものだ。だからといって大人を責めてはいけない。大人を相手にするときは子どもは寛大でなければならないんだ。 (サン=テグジュペリ『星の王子さま…

  • お盆休みなんていらない

    もともとの予定にコロナ禍が便乗してきて、しばらく大学から締め出されて過ごしている。 そうなると働くだけ。 いや、結構な時間を費やして、結構な量の仕事を捌いているつもりだけれど、「仕事だけ」だと気分が軽いし働けてしまう。 今は本気で、お盆休みなんていらないと思っているからこれは重症だ。 人間はこうして意識と身体の実際に差が出ると、あっという間に死んでしまう生き物だから、みんなは注意してくれよな! 「人間はね」と王子様は言った。 「急行列車で走り回っているけれど、何を探しているか自分でもわかっていない。ただ忙しそうにぐるぐる回るばっかりなのさ……」 それから付け加えた。 「無駄な苦労だよ……」 (…

  • クマのぬいぐるみが「おかえり」と言ってくれたので抱きかかえてみたら砂になって崩れてしまった

    わけあって、このところ、どのくらいだろう、とにかく何日か。 妻と子がおらず、府中の家にひとりで暮らしていた。 その間には不思議なことがたくさん起こった。 朝起きて鏡で自分の顔を眺めていたら夜になっていたり、静かな中をよく寝たと気持ちよく目覚めたつもりがまだ日付すら跨いでいなかったり、まったく腹が減らなくなったり、もしかしてこのままでは死ぬかと思い水を1杯だけ飲んでみたら甘みを感じたり、クマのぬいぐるみが「おかえり」と言ってくれたので抱きかかえてみたら砂になって崩れてしまったり。 抗原検査を受けるつもりでねぎ辛味噌ラーメンを食べた。 辛かった。 当たり前だが、しっかりと辛さを感じることで、自分の…

  • 府中の松の湯

    気づいたら松の湯に来ていたから、俺はサウナのある銭湯に行こうとしていたらしい。 かつては帯状疱疹の夏を送ったこともあった。 夏は好きだけど、疲れる。 今年はどうも忙しく、夏バテをするいとまもない。 「忙しい」は口にすると損をすることが多い言葉なので、なるべく避けて生きてきたけれど、結局それが状況をこんな風にしてしまった。 松の湯は水風呂の爽快感が帰り道まで続く銭湯だった。 仕事、研究、家族、たまに競馬。 苦手なことばかりやっていたら、得意だったことを忘れてしまった。 「流れに身を任せて生きてきただけです」なんて言い切れるのは、相当な実力と才能に恵まれた人に違いない。

  • 東京38940人

    東京都内の3日の感染確認は3万8940人で、1週間前の水曜日より9900人余り増えるなど再び増加に転じ、過去2番目の多さとなりました。(NHK NEWS WEB) 2日間微減だったので、減少する流れに入ったかと思わせておいて、今日はこんなことに。 もっとも陽性率は下がっていなかったので、こんなもんだと覚悟はしていた。 身近に2回目の感染、という人が現れた。 一度罹れば当面は安心という雰囲気があるけれど、根拠はないと思う。 俺は確か小学1年と5年の時、水疱瘡に2回罹った男だから余計にそう思う。 それにしても、こんなになってしまっても、世の中を続けていかないといけないんですかね? 銭湯の臨時休業が…

  • 川崎競馬場→小松湯

    今でも競馬には詳しいつもり。 だけど、ここ数年は「ダラダラと好きなものを眺めるだけ」の時間をなかなかとれない生活をしているので、わからないこともだいぶ増えてしまった。 久しぶりに来てみれば、川崎競馬は見たことがない名前の減量騎手ばかり。 今日は木間塚龍馬という白いヘルメットが似合う2003年生まれの騎手に大変お世話になった。 あと2004年生まれの小林捺花ちゃんにも。 もう女性騎手だからまず買い目から外す、なんて時代でもなくなったんだな。 ベテラン今野忠成はまだ乗っていたけれど、あまり存在感はなく。 川崎競馬の騎手の、中間層が薄いのは瀧川寿希也があんなことになってしまったせいだと思うし、そのく…

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