(映画評)シーシュポス
全16回の結構、長い韓国のSFドラマ。内容を一言で言うと「タイムマシンが存在しない理由」になるんだと思う。ハン・テスルというテスラみたいなベンチャー企業の青年社長が、「アップローダー」というタイムマシンを作ってしまい、それ以来、韓国の歴史は大きく変わってしまう。なぜなら、未来から次々に人がやってきて、自分の後悔の過去を変えようとするから。なかでも、ソ・ギルボクというテスルの元同級生のルサンチマンな人格の画家の影響は大きく、彼がやってきて以来、韓国の歴史は、ある年、ある日に必ず核戦争が起きるようになってしまう。過去に戻った彼は、競馬や株で巨万の富を作り、シグマという闇の財閥を築いてテスルたちの会社も陰から操る。そして、必ずテスルに「アップローダー」を作らせ、前後の韓国の歴史を支配する。しかし、歪められた歴史を正し...(映画評)シーシュポス
2021/09/29 10:44