透は不思議な思いだった。 いずれ美紗子から暴力に対する償いが、このような形で提案されるのではないかと気がしていたからだ。だから透は驚くことなく、その行為に向けて身体を動かした。 透は仲居の腕を掴んで引いた。そんなに強く引いたわけでもないのに仲居の体が
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透は不思議な思いだった。 いずれ美紗子から暴力に対する償いが、このような形で提案されるのではないかと気がしていたからだ。だから透は驚くことなく、その行為に向けて身体を動かした。 透は仲居の腕を掴んで引いた。そんなに強く引いたわけでもないのに仲居の体が
仲居が部屋に来ることを透が予想しなかったとは言い切れなかった。 だから部屋のドアがノックされたとき透は驚かなかったし、美紗子とのセックスを仲居にスマホに録画させたときのことを思いだしたほどだ。 あのとき仲居は美紗子のあまりの淫らな姿に興奮して泣きだ
「欲しいなら自分で入れな」 透は勃起した肉茎を美紗子に見せつける。 美紗子は椅子に腰掛けている透の巨大な勃起を見つめる。 美紗子の性交の相手は透で三人目だ。三十八才でそれが少ないのか多いのかわからないが、テレビ局のお偉方と比べて格段に大きく、膣に挿
セックスにおいて女は恥ずかしい格好を強いられる。 そのすべてが恥辱の体位で大きな肉の棒を体の中心に打ち込まれてキャンキャンと泣かされる。さらには粘液を流し、お潮という淫水を噴き上げて体を痙攣させる。そういう痴態をセックスで晒すのは女の宿命で絶対に逃
美紗子が貞淑と欲求で苦しむなら透は自尊心と欲望だった。 卒業式で学部の総代として表彰されるのが決まっている男子としては、いくら准教授の魅惑的な乳房といえども被りつくのは自尊心が許さない。 その一方で美紗子も貞淑を踏みにじってくる男子の自尊心をめちゃ
二人が部屋に戻ると時刻は夜の九時前だった。夕食後の散歩と喧嘩、そして仲直りが意外なほど短時間で終わったからだ。 でも、さすがに喧嘩の余韻は残っていて二人は部屋に戻っても抱き合うことはなく、ベッドルームを通り過ぎて窓辺に行った。 透は床の間の椅子に腰
透はホテルの玄関先までくると美紗子を下ろした。美紗子も乳房を納めて浴衣の襟を直し、ショーツも穿きなおした。 その美紗子に透は釘を刺した。「いまから帰宅するまで暴力の罰として美紗子先生の人権を剥奪します。いいですね」と。 美紗子も潔く、「はい」と返事
暴力を振るった張本人の美紗子が泣いている。暴力の罪を泣くことで誤魔化して自然消滅させてしまう女の狡い防衛本能だ。 一方、顔を叩かれた透は瞑った瞼から涙を滲ませながらも一旦、抱き寄せた美紗子の腰から腕を放すことはしなかった。これまで口癖のように綺麗、
二人を乗せたエレベーターは家族連れを乗せて一階の玄関ラウンジへと下りていく。 透は美紗子を背後から抱き、勃起した巨茎を臀部の谷間に押し付けて彼女の項に囁いた。「お尻を突き出せよ」と。 美紗子は声を押し殺し、「人目があるから」と拒んだ。 透は薄く笑
二人が夕食を終えたのは宿泊客の中で最も遅かった。夕食会場に着いたのが遅いのもあるが、透の電光石火のキスに美紗子がパニックを起こしたからだ。 仲居や宿泊客の目がある中での透の不意打ちのキス。その驚きと羞恥に性感の神経がショートして長い時間、腰の痙攣が鎮
夕食の会場は最上階のレストランでの海鮮バイキングだった。 美紗子と透の二人が会場まで行くと和服姿の女将が待っていて、「女将の静子でございます。スイートのお客様はわたしがお席までご案内するようにしています。とうぞ、こちらに」と、海が一望の窓際の席に案内
仲居は透からスマホを受け取ると、「仕事中ですから、すぐ終わりにしてくださいね」と、断ってから、後ろに下がって構えた。「わかってる」 透は仲居の、『仕事中…すぐ終わりに…』という言葉がおかしくて噴きだしそうになったが、美紗子のお尻を抱えて肉傘が抜ける寸
透に乳房を咥えられながらも美紗子の腰は少しずつ落ちていく。そしてヌチッと膣口が押し開かれて咥える淫靡な音が…。「ぁぁ」と美紗子の口から小声が漏れる。 テレビ局のお偉方のふにゃちんとは比べ物にならない硬く大きい肉茎の感触。 女は生き方に紆余曲折する
透の口腔に甘味のある芳香が広がった。 その量は少ないが乳房を揉みしだいて搾れば途切れることなく噴いてくる。 透が嬉しいのはそれだけではなく、勃起を挿入しなくても美紗子が澄んだ声で泣いて腰をピクピクンとさせる腰踊りを見せてくれる。 透は乳首を咥えなが
セックスについて学問的な話し合いをした男女は実際にセックスになると意外と白けてしまう。 透と美沙子もそうだった。夕食の時間まで一時間近くもあるのに、二人は窓辺の床の間の椅子に腰掛けて海を眺めながら茶を啜っている。 …俺は触れてはならない部分に踏み込
透は肩に美紗子の手が置かれたとき、あまりにも予想どおりなので興醒めした。抱きたい女のナンバーワンの気高いはずの美人が欲求を抑えられないで年下の男の思うままになっている。 透は海を眺めながら、「海が綺麗」と、美紗子の腰に腕を回した。 ふつうは女が旅館
美紗子はチェックインを済まして透の所へ行くと、「チェックアウト十時にしたから」と、告げた。 透はソファーから立ち上がり、二人の旅行カバンを持ってエレベーターの方へと歩いて、「渋滞になっても知らないから」と美紗子に返す。 美紗子にとってはそんなことは
女の過剰な欲求は男にストレスを与える。が、美紗子のような美人で濡れやすい女に対してはストレスよりも性的な虐待へと指向するものだ。 透のヘンタイは美紗子の強い欲求が後押しているのは言うまでもないことだし、乳汁まで噴いてしまう体質は透に変態性向をより煽る
透はズボンを防波堤で脱いだ。 美紗子との野外セックスで酷い目にあったからだ。ズボンのファスナーから勃起を掴みだして挿入に及んだことがあるが、膣汁がズボンにべっとりと付着して白くカサカサに乾いた姿になった。美紗子の膣汁は半端なく溢れてくるから、野外セッ
透と美紗子は市場の端から岩積を上って防波堤に立った。 太平洋の海原は靄っていて、沖から風が絶え間なく吹いてくる。美紗子のコートの裾が風に大きく捲れてガーター・ストッキングの下半身が露わになったりしている。 それでも透は美紗子の恥部から手を放さずに防
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透は不思議な思いだった。 いずれ美紗子から暴力に対する償いが、このような形で提案されるのではないかと気がしていたからだ。だから透は驚くことなく、その行為に向けて身体を動かした。 透は仲居の腕を掴んで引いた。そんなに強く引いたわけでもないのに仲居の体が
仲居が部屋に来ることを透が予想しなかったとは言い切れなかった。 だから部屋のドアがノックされたとき透は驚かなかったし、美紗子とのセックスを仲居にスマホに録画させたときのことを思いだしたほどだ。 あのとき仲居は美紗子のあまりの淫らな姿に興奮して泣きだ
「欲しいなら自分で入れな」 透は勃起した肉茎を美紗子に見せつける。 美紗子は椅子に腰掛けている透の巨大な勃起を見つめる。 美紗子の性交の相手は透で三人目だ。三十八才でそれが少ないのか多いのかわからないが、テレビ局のお偉方と比べて格段に大きく、膣に挿
セックスにおいて女は恥ずかしい格好を強いられる。 そのすべてが恥辱の体位で大きな肉の棒を体の中心に打ち込まれてキャンキャンと泣かされる。さらには粘液を流し、お潮という淫水を噴き上げて体を痙攣させる。そういう痴態をセックスで晒すのは女の宿命で絶対に逃
美紗子が貞淑と欲求で苦しむなら透は自尊心と欲望だった。 卒業式で学部の総代として表彰されるのが決まっている男子としては、いくら准教授の魅惑的な乳房といえども被りつくのは自尊心が許さない。 その一方で美紗子も貞淑を踏みにじってくる男子の自尊心をめちゃ
二人が部屋に戻ると時刻は夜の九時前だった。夕食後の散歩と喧嘩、そして仲直りが意外なほど短時間で終わったからだ。 でも、さすがに喧嘩の余韻は残っていて二人は部屋に戻っても抱き合うことはなく、ベッドルームを通り過ぎて窓辺に行った。 透は床の間の椅子に腰
透はホテルの玄関先までくると美紗子を下ろした。美紗子も乳房を納めて浴衣の襟を直し、ショーツも穿きなおした。 その美紗子に透は釘を刺した。「いまから帰宅するまで暴力の罰として美紗子先生の人権を剥奪します。いいですね」と。 美紗子も潔く、「はい」と返事
暴力を振るった張本人の美紗子が泣いている。暴力の罪を泣くことで誤魔化して自然消滅させてしまう女の狡い防衛本能だ。 一方、顔を叩かれた透は瞑った瞼から涙を滲ませながらも一旦、抱き寄せた美紗子の腰から腕を放すことはしなかった。これまで口癖のように綺麗、
二人を乗せたエレベーターは家族連れを乗せて一階の玄関ラウンジへと下りていく。 透は美紗子を背後から抱き、勃起した巨茎を臀部の谷間に押し付けて彼女の項に囁いた。「お尻を突き出せよ」と。 美紗子は声を押し殺し、「人目があるから」と拒んだ。 透は薄く笑
二人が夕食を終えたのは宿泊客の中で最も遅かった。夕食会場に着いたのが遅いのもあるが、透の電光石火のキスに美紗子がパニックを起こしたからだ。 仲居や宿泊客の目がある中での透の不意打ちのキス。その驚きと羞恥に性感の神経がショートして長い時間、腰の痙攣が鎮
夕食の会場は最上階のレストランでの海鮮バイキングだった。 美紗子と透の二人が会場まで行くと和服姿の女将が待っていて、「女将の静子でございます。スイートのお客様はわたしがお席までご案内するようにしています。とうぞ、こちらに」と、海が一望の窓際の席に案内
仲居は透からスマホを受け取ると、「仕事中ですから、すぐ終わりにしてくださいね」と、断ってから、後ろに下がって構えた。「わかってる」 透は仲居の、『仕事中…すぐ終わりに…』という言葉がおかしくて噴きだしそうになったが、美紗子のお尻を抱えて肉傘が抜ける寸
透に乳房を咥えられながらも美紗子の腰は少しずつ落ちていく。そしてヌチッと膣口が押し開かれて咥える淫靡な音が…。「ぁぁ」と美紗子の口から小声が漏れる。 テレビ局のお偉方のふにゃちんとは比べ物にならない硬く大きい肉茎の感触。 女は生き方に紆余曲折する
透の口腔に甘味のある芳香が広がった。 その量は少ないが乳房を揉みしだいて搾れば途切れることなく噴いてくる。 透が嬉しいのはそれだけではなく、勃起を挿入しなくても美紗子が澄んだ声で泣いて腰をピクピクンとさせる腰踊りを見せてくれる。 透は乳首を咥えなが
セックスについて学問的な話し合いをした男女は実際にセックスになると意外と白けてしまう。 透と美沙子もそうだった。夕食の時間まで一時間近くもあるのに、二人は窓辺の床の間の椅子に腰掛けて海を眺めながら茶を啜っている。 …俺は触れてはならない部分に踏み込
透は肩に美紗子の手が置かれたとき、あまりにも予想どおりなので興醒めした。抱きたい女のナンバーワンの気高いはずの美人が欲求を抑えられないで年下の男の思うままになっている。 透は海を眺めながら、「海が綺麗」と、美紗子の腰に腕を回した。 ふつうは女が旅館
美紗子はチェックインを済まして透の所へ行くと、「チェックアウト十時にしたから」と、告げた。 透はソファーから立ち上がり、二人の旅行カバンを持ってエレベーターの方へと歩いて、「渋滞になっても知らないから」と美紗子に返す。 美紗子にとってはそんなことは
女の過剰な欲求は男にストレスを与える。が、美紗子のような美人で濡れやすい女に対してはストレスよりも性的な虐待へと指向するものだ。 透のヘンタイは美紗子の強い欲求が後押しているのは言うまでもないことだし、乳汁まで噴いてしまう体質は透に変態性向をより煽る
透はズボンを防波堤で脱いだ。 美紗子との野外セックスで酷い目にあったからだ。ズボンのファスナーから勃起を掴みだして挿入に及んだことがあるが、膣汁がズボンにべっとりと付着して白くカサカサに乾いた姿になった。美紗子の膣汁は半端なく溢れてくるから、野外セッ
透と美紗子は市場の端から岩積を上って防波堤に立った。 太平洋の海原は靄っていて、沖から風が絶え間なく吹いてくる。美紗子のコートの裾が風に大きく捲れてガーター・ストッキングの下半身が露わになったりしている。 それでも透は美紗子の恥部から手を放さずに防
美紗子の妄想は透の勃起した巨茎が挿入されると現実になった。 透の巨茎が子宮を突き上げると美紗子の女体にスイッチが入り全身が燃えるような快感に包まれた。「ああン!」と美紗子は悲鳴を上げ、テーブルに肢体を仰け反らせた。 乳房は海老ぞりになった肢体の鎖骨で
美紗子は腰の震えがいたたまれなくて透の首にしがみ付いて泣いた。 女の快感スポット、つまりGスポットを透が集中して責めてくるからで、湧き上がる快感に美紗子は崩れないようにしがみ付いた。 女にどうしてこんなに強い快感が備わっているのか、いまの美紗子は歓ぶ
美紗子は膣を透の指に預けていたら、突然、腰の奥で怖いほどの気持ち良さが湧き上がって、「ああ…いやぁぁ!」と、声を上げた。 透も指に異様な圧力を覚えて、指を膣口まで抜き上げた。その瞬間、白っぽい水が迸った。 尿道口から噴くのは透明なさらさらした液体だ
…女の象徴を晒して食事の世話か。 なんて可愛い坊やなんだろうと美紗子は微笑むと、透のグラスにワインを注いでいく。 その美紗子を透は右腕で抱き寄せて、「グラスから溢したら罰を追加するからな」と、脅かしてくる。「はい」 美紗子は返事をする。 すると透
美紗子のピクピクンは腰の内転筋である恥骨筋が関与している。その恥骨筋が透の愛撫に過敏に反応してしまう。 美紗子は恥ずかしいから意識してピクピクンを抑えようとするが、それは虚しい抵抗で、セックスを断たれた日が長ければ長いほど過敏に反応する。まるで愛撫の
美紗子は二人の肉の関係が遊び心に充ちているのを知っていながら、透の迫真な態度から本気にならざるを得ない。 美紗子は岩下透に命じられたように両手を後頭部に置いて椅子から立ち上った。ブラのカップから外された乳肉が静かな波を打って突き出す。「良く震えるス
美紗子は買った岩下透に要求する事柄を整理してみた。 女が男を買うということは、男の権利と自由を定められた期間に限って拘束し、女の意に従わせることである。その意とは…。 美紗子は意の具体的な事項を整理してみた。ひとつは抱いてもらうことだが、そんなこと
美紗子はセーターの中に手を入れて、ブラから飛び出している乳房をカップに納めるとキッチンに行った。 …ヘンタイ。 美紗子は呟いてから、ガス台の抽斗からナイフとフォークを持ってリビングに戻った。 ナイフとフォークをテーブルに置いて美紗子も椅子に腰掛けた
美紗子の胸が透の緊張を解した。「また大きくなった?」 透は美紗子の胸を見つめて訊いた。「…そうみたい」 美紗子は興味なさそうに返して、テーブルをナプキンで拭いたり、椅子の位置を直したりして透が体に触れてくるのを待ったが、何も起こらなかったのでキッチンに
美紗子は帰宅すると、すぐにシャワーを浴びた。パールショーツの真珠がタクシーに乗っても脳裏から消えないでいた。 秋のセックス旅行で絶頂を経験してから美紗子の性感が過敏になっていて、少しの刺激でも濡れてくる。濡れるだけではなく乳房の乳輪から先までがツンと
冬のデパートは過剰な暖房で息苦しくなるのに、ここ数年は節電のために暖房のレベルを下げているのか快い暖かさになっている。 美紗子は一階からエスカレーターで上がっていく。 四階で降りると売場の華やかな照明と装飾に美紗子の気分も買い気に染まっていく。
秋の旅行の後、滝川美紗子の卒論ゼミは追い込みに入った。 四月から始めた『基軸通貨ドルと元の攻防』の講義を先週までに終えて、今週は『新経済と通貨の冒険』に軽く触れるつもりだった。今日がその初日だった。 美紗子は持ち時間九十分の前半で中国の『デジタル
男は望遠鏡を構えて待っていた。『…あいつは女の体位を変えて必ず戻ってくる』と、こちら側の性癖を読んでいるかのようだった。 …敵はさるもの引っ掻くもの。 透は脳裏で呟いて男のいるビルの窓を見た。 窓のカーテンが以前よりも開かれていた。そして男はズボンを脱
透の脳裏にふたたび邪悪な思いが芽生えていた。 …満開の花を見せたい。 透は美紗子の陰唇を咥えて、これまでにはない興奮して肥大した感触に、あの望遠鏡の覗き見の男にも見せつけてやりたいとの思いに駆られていた。 恋人の美貌を自慢したいと街に連
『抱きたい女』のことは美紗子も知っていて、毎年、投票結果の発表後の数日間はテレビ局のスタッフの視線が気になって仕事ができなかった。 所謂、抱きたい女とはセックスアピールのある美人のことだが、美紗子の場合は美人顔もそうだが、三十代後半の女の欲求が裾丈の短
「どこで見るか」 透は美紗子のお尻を抱えるようにしてテーブルの椅子から立った。 それで体重が結合部に載って子宮を突き上げたのか、美紗子が泣きだして透の首にしがみ付いた。その美紗子の声は切なさが極まっていて母親に折檻された女の子のように甲高い。 透は鼓膜
…女の本能的な快感。 美紗子は自身の子宮が後屈だとは知らず、透の大きな陰茎で一時でも子宮が矯正された腰奥の感覚をそのように表現した。 そこにセックスでの快感物質のエストロゲンが分泌されるから気持ち良さは女の至福だった。 美紗子は啼いていた。「気持
背の高い男の陰茎が大きいとは限らない。遺伝と個性も影響する。 岩下透の陰茎が大きいのは身長の高さもあるが遺伝もある。幼児の時、電柱に向けられた酔った父親の陰茎が灯に照らされて巨大な赤銅色に光っていた記憶がいまでも透の瞼に残っている。 女の性器も個性に富