「おフランス大好き」ひろゆきさんは何かにそっくりだと思っていたら「イヤミ」だった「シェー!」
「おそ松くん」は六つ子の主人公達より他のキャラクターが目立ってしまい、特に始めは「チビ太」がライバルだったと記憶するが「イヤミ」が出て来ると、その存在感は圧倒的であった。日本の知識人はフランスが大好きでサルトルから始まって次々と「おフランス」の思想家達に夢中になっていたのである。フランス人はナチスドイツに占領されていたのを、アメリカに解放されて感謝せねばならないことを恨んで「反米」になりがちだったので、日本の知識人と心情的にもぴったりするものがあったのだろう。その愚かさを「イヤミ」として赤裸々に描いた赤塚不二夫は天才だと思う。「おフランス大好き」ひろゆきさんは何かにそっくりだと思っていたら「イヤミ」だった「シェー!」
2021/09/30 14:35