蕪栗沼の夕景
青森から宮城県の北部にある蕪栗沼にやってきたのは午後4時過ぎ。晴れてはいたが、この日は風が強かった。大きい雲だ。マガンの越冬地として知られる蕪栗沼。こんなサイトがここに。遮るもののない風景が目の前に広がる。心が自然と伸びやかになる。陽が落ちてしまう前に沼を回ることにする。吹き過ぐ風はかなり冷たい。また例年に比べると雪はかなり少ないようだ。氷の張っていないところで、白鳥たちは寛いでいる。オナガガモ、マガモ、カルガモ、ヒドリガモなどの群れが見える。少し大きいのはヒシクイのようだ。番の白鳥が帰ってきた。羽繕いをしながら夜を迎える薄暮の中で既に眠りに入っている鳥もいる。夢など見るのだろうか。ハシビロガモが葦の中に現れた。ハクチョウたちも次第に帰ってきた。帰ってきたハクチョウたちに挨拶するかのように伸びをした。泥の中に顔...蕪栗沼の夕景
2019/01/28 20:15