大晦日
令和4年12月31日(土)大晦日:大つごもり「つごもり」は、月隠(つきごもり)を略した語。陰暦でひと月の最後の日、大晦日は12月の最後の日でつまり一年の終りの日で陰暦の12月30日、現在の陽暦では12月30日をいう。今も昔も何かと気忙しない日である。日が暮れると寺社では篝火を焚いて初詣の参拝人を迎える準備を整える。大晦日の夜十二時を期して、全国の各寺院では「百八の鐘」が撞かれる。百八の煩悩罪障を、鐘の音と伴に消滅させるためともいわれている。鐘の余韻に去り行く年を惜しみ、くる年に新たな祈りを込める。また大晦日から元旦までの時間、その間に行われる風習を「年越し」といい、その夜に食べる「年越し蕎麦」は細く長くという縁起の意味もあると云われる。地方には「年越し詣」という、晦日の夜に神社に詣でる慣わしも在り、今も除...大晦日
2022/12/31 16:32