九月尽
令和4年9月30日(金)九月尽:九月晦日(つごもり)九月の終りの日のこと。元来は、陰暦の九月の晦日のことである。静かな思いの中に、秋の終りを惜しむ景物の季語として存在した。陽暦では、この時期を当てはめると11月初旬にあたり、現在の九月尽にはこの情感はほど遠いようである。したがって、単純に九月が終わったという気持ちを詠むこととして扱われている。古くから「三月尽」と「九月尽」とが並べて用いられて来たのは、春と秋とは色々心に沁む景物が多く、それらを惜しむ気持ちの表れであろう。それ故ただ漫然と、どの月にも「何月尽」として用いることはおかしいと云われる。「尽」という字は、尽す、尽きる、極まる、なくなる、出し切る等から「晦日」(つごもり)、月の終りとなる。日の出(5時50分頃、)マンションの外壁工事が8月初旬から始ま...九月尽
2022/09/30 16:32