書評『魚が存在しない理由』
この間、読書期に入っているようで、かなり良いペースで本を読めています。 しかし、読書期に入ると、撮影には行けないという二律背反的なことに。 読書にせよ、星の撮影にせよ、進むのはたいてい夜なので、どちらに使うかということなのですが、このところ読書に使ってしまっています。 つい2週間前に、書評を書いたばかりなのですが、今回も書評で行きたい。 読み終えたのは、ルル・ミラー著、上原裕美子訳『魚が存在しない理由 世界一空恐ろしい生物分類の話』(サンマーク出版)です。 ブルーを基調にした非常に美しい装丁の本で、その点でまず惹かれましたが、中身も装丁に負けず劣らず、大変、ぐいぐい読ませる内容でした。 ある分…
2025/03/25 20:45