この時期のみ葉色が変わる特異な花を訪ねて「けいはんな記念公園」に出向きました。それは当公園の水景園に群生する「ハンゲショウ」で花が咲く頃葉の半分が緑から白に色付くのです。群生地は2箇所ありますがその内の1つは入口近くの田んぼの畦道で見られます。よく見てみると花の近くの葉が特に白く色付いているようです。調べてみるとハンゲショウは虫媒花で受粉のために花に虫をおびきよせる為に葉を白くするようです。従って花が終わるとまた元の緑色に戻ります。近づくとこんな感じで花もユニークな形をしています。園内のもう一箇所の群生地は芽ぶきの森の一番奥の池の畔にあります。湿地を好むのでこちらの個体がよりクッキリと色付いているようです。受粉を助ける昆虫に花の場所をアピールする手段で子孫保存のためとはいえよくできていますね。ある時期のみ...化粧して虫さんをお迎えします!・・・ハンゲショウ