物語は実家の近所で始まる私と妹、もう一人で歩いていた道の左側を歩く我等右前方からライオンが歩いて来たしゃなりしゃなり尻を揺らす優雅な歩きだ我々は声も出せずに左側の路地に少しだけ入り込むライオンに気付かれずにホッと一息自宅に辿り着いた自宅に設定されていた場所は本来の実家ではなく習い事をしていた場所であった私と妹は既に大人になっているようだもう一人は若い女性か女の子のような雰囲気だがハッキリとはしない彼女は妹の妹なのか?いや、妹の妹であれば私の妹ということになるな!?などと頭を混乱させたのは目覚めた後の話だ近所ではライオン討伐隊が動き出すのだろう連絡網が張り巡らせている最中なのだろうといった空気感があった私も両親に報せなければ!と電話を掛けた実家の電話番号を押しながらあ、そうだ、母の携帯にかけた方が確実なのか...ライオンの夢