あれから数日。東京の空は、何事もなかったかのように青く澄んでいた。 だが、裏通りに吹き溜まる空気は、まだどこか湿り気を帯びている。 喫茶「ブラックレイン」。 …
松井玲奈さんと松井珠理奈さんが大好きな じゅりれなクラスタです。主に妄想小説書いています。
投稿タイトル 「世界が泣いてるなら」 「強がり時計」 「片想いFinally」 などなど
(松井玲奈side)仕事が終わり、私は友梨奈と一緒に帰宅した。 二人の男性から告白され私は混乱している。 普通なら、憧れの三浦さんから交際を申し込まれたのだか…
(平手友梨奈side)玲奈さん達は会議室でキスをしていた・・・ 私がいるのも気付かずに・・・ 私は佐藤さんを見つけ、その怪しげな行動に後ろから見張っていた。 …
(松井玲奈side)翌日、私は期待に胸を膨らませて出社した。 なぜなら、私がずっと憧れていた三浦さんから交際の申し込みを受けたからだ。 しかし、私の心の中に…
店をでると三浦さんがタクシーを捕まえてくれて私と玲奈さんがそれに乗り込む。 窓際に三浦さんがよってくる。 佐藤さんはその後方に立っていた。 「玲奈、気をつけて…
偶然居合わせた玲奈さん達をみつけた私は一緒にBARに来ていた佐藤健さんに声をかける 「ねえ、佐藤さん~~私達も同席しましょうよ!」 「え??邪魔しちゃ悪いよ!…
(平手友梨奈side)そう、話は今から30分程前にさかのぼる。 私は会社の出口付近で佐藤健さんとバッタリ一緒になり近くの立ち食いソバ屋で夕食を済ませ、このBA…
(松井玲奈side) 私はウキウキしていた。 三浦さんから食事に誘われたんだ。 しかも、彼女と別れたって・・・ 私は妙な期待を胸に、三浦さんが待つ場所に向かっ…
(平手友梨奈side)爽やかな顔で、わざとらしく白い歯を光らせているこの男三浦翔平は私の恋敵である。 最近やたらと、玲奈さんにモーションをかけてくる。 玲奈さ…
(松井玲奈side)翌朝、目が覚めると、友梨奈が 朝ご飯を用意してくれていた。 そう、私は酔いつぶれた時はいつも友梨奈がマンションまで送ってくれてそのままソフ…
(平手友梨奈side)店に入ると玲奈さんはすぐにビールを注文し運ばれてくると、一気に飲み干した。 「くはぁぁぁぁぁ~~~美味しい~~~」 「玲奈さん、いい飲み…
私が入社した当時健さんの下につき一緒に居るうちにその仕事にストイックな所とスマートな性格に私にすぐにひかれ半年後にはつき合っていた。 だが、つき合って2年目に…
抱きしめたい!! 「神木君、はやく、タレントさん呼んできて友梨奈!これ、手直した台本、司会のアナウンサーに渡してきて!!」 私はTBCテレビのバラエティ番組…
友梨奈と匠が麻衣がいるスィートルームに入った。 すると麻衣が丁度仕事を終えて直ぐ傍にいた。 奥を見ると大臣の西村は口から血を吐いて死んでいる。 すでに麻衣が…
前室から奥の部屋に入ると最高級のスィートなだけあってリビング風の10畳の部屋があり、その奥に寝室の12畳もある洋室があった。 西村はリビングの部屋のソファーに…
当日当然、白石麻衣が風俗嬢に扮して部屋を訪れることになっている。 麻衣は赤いドレスに身を包み赤いルージュをつけ、見る者すべてを魅了するような魔力を醸し出してい…
暗殺を請け負った日の夜 友梨奈は自宅のアパートで同居する渡邉理佐と食事をしていた。 「理佐…明日から暫く帰れないから気にしないでね。」 「うん、わかった。」 …
友梨奈に褒められた匠はつぶやく 「お前に褒められても嬉しくないよ。」 匠は少し照れた。 「麻衣さんも当然やるでしょ?3人で割ったら 一人、10万。」 友梨奈は…
ガラスを割れ ~スタンダード~ ガラスを割れガラスを割れ ―氷を揺らす人―ガラスを割れ ー風になりたい夜-ガラスを割れ―ラビリンス― ガラスを割れ―Reuni…
(平手友梨奈)そして3年後 理佐さんと反町さんの結婚式。 色々あったが、私に遠慮して二人の仲が壊れるのを恐れた私は、理佐さんと別れた翌日から理佐さんにハッパを…
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あれから数日。東京の空は、何事もなかったかのように青く澄んでいた。 だが、裏通りに吹き溜まる空気は、まだどこか湿り気を帯びている。 喫茶「ブラックレイン」。 …
最初の標的、宮本は派手好きで、女好きだった。 その夜も、彼は西麻布の会員制ラウンジで、取り巻きを侍らせて高級シャンパンを浴びるように飲んでいた。 その中に、ひ…
筒井あやめが、震える指で闇サイトのエンターキーを押した翌日。 松井玲奈のスマートフォンが、無機質な振動音を立てた。 ディスプレイに表示されたのは、非通知の番号…
北村匠が筒井あやめから弟・隼人の相談を受けてから、 一週間も経たないうちに、その恐れていた事態は最悪の形で現実となった。 深夜、けたたましく鳴り響く電話の音…
その頃、東京の別の街角。 賑やかなカフェのテラス席で、北村匠は深刻な表情の筒井あやめと向かい合っていた。 高校時代の同級生である彼女は、明らかに憔悴しきってお…
ガラスを割れ~東京ノクターン~ 東京、その巨大な都市の片隅、 迷路のような路地裏に、その店は存在した。 ドアに刻まれた控えめな「L」のサイン。 そこは、かつて…
最後までご愛読していただきまことにありがとうございます。 この物語「遠距離恋愛の終着駅」は、そのタイトルの通り、愛し合う二人が距離によって翻弄される難しさ、…
それから、1ヶ月が過ぎた。 ある金曜日の夜、私は昴さんと、少しお洒落なバーで食事をしながらお酒を飲んでいた あれ以来、友梨奈は一度も私に接触してこなかった。 …
その日以来、友梨奈は私に気安く話しかけることはなくなった。 やがて週末を迎え、友梨奈の歓迎会が営業所全体で行われた。 営業職、事務職合わせて30名が参加する、…
そんな4月のことだった。 「ねる~~、今度の人事異動の話、聞いた??」 明るい声で私に話しかけてきたのは、同期の事務員である渡邉理佐だった。 彼女はいつも明る…
あれから2年。私は社内の給湯室で、営業部の男性社員と二人きりになった。 湯気が立ち上る中、彼の低い声が耳に届く。 「ねる…今晩、少しでも会えるかな?」 私は少…
友梨奈は、しばらくの間、テーブルの一点を見つめていたが、やがて、意を決したように顔を上げ、真っ直ぐに私の目を見て言った。 「ねる…本当に、ごめん。でも…私は…
どれくらい彷徨っただろうか。 気づけば、私は煌々と明かりの灯る、ネットカフェの個室ブースの中にいた。 もう、終電の時間はとっくに過ぎている。東京へ帰る手段も…
夜の21時過ぎ、私は友梨奈のマンションの前に立っていた。 ドキドキしながら、合鍵を使って、できるだけ静かにドアを開ける。 (友梨奈、ただいまー!って言って驚か…
しかし、次に私が大阪へ行く約束の前日、木曜日の夜のことだった。 友梨奈からLINEが入った。 「ごめん、ねる! 急なんだけど、明後日の土曜日に、どうしても外せ…
ベッドの中でうとうとしながら、友梨奈を待っていた。時計の針が午前1時10分を指していたのをぼんやりと見た記憶はあるが、その後はいつの間にか深い眠りに落ちていた…
季節は移ろい、街路樹の葉が少しずつ色づき始めた9月。 友梨奈が大阪へ転勤してから、早いもので5ヶ月が経過していた。 その間、私たちは約束通り2週間ごとに行き来…
部屋がすっかり綺麗になった頃には、外はもうすっかり暗くなっていた。 私たちは買ってきたお惣菜で簡単な夕食を済ませ、そして、一つのベッドにもぐりこんだ。 久しぶ…
友梨奈が大阪へ行ってから、最初の週末がやってきた。 正確には、金曜日の夜。私は仕事を終えると、急いでターミナル駅へ向かい、19時発の大阪行き新幹線に飛び乗った…
翌日、チェックアウト時間の午前11時ぎりぎりになって、私たちは重い体を引きずるようにホテルのロビーに降りた。 寝不足と、昨夜の激しさで体は少し怠かったけれど、…
二人で海を見に行ってからというもの、 理佐からのラインが頻繁にはいるようになった。 友梨奈にはやく会いたいよとか、今日はカレーだからねとか、今度は映画行きたい…
(平手友梨奈side)突然、私の頬に感じた温かさに、私は驚きとともに動揺を覚えた。それは理佐からのキスだった・・・ 「タイム!!いきなりすぎだよ。覚えてない!…
(渡邉理佐side)翌日、私は退院し、迎えに来た佐藤さんとタクシーに乗って帰宅した。 友梨奈は部活の合間を縫って2日に1回は自宅に遊びに来ては夕食を共にしてく…
私は歩きながら、ラインで玲奈さんに理佐が目を覚まして、少しよくなったことを伝えた。 そのメッセージを送った後、私の心は少し安堵した。 私は家で仮眠したのち、D…
私の手は、理佐の手をずっと握りしめている。 その手の温もりが私の心を満たしている。 彼女の手は、柔らかくて小さく、私の手の中で完全に包み込まれている。 理佐は…
どれだけの時間が経ったのか目を覚ますと友梨奈の顔が視界に浮かんでいた。 「友梨奈、ここはどこ?」 「病院だよ、理佐。試合中に突然倒れてしまったんだ。でも大丈夫…
暫くすると、医者(せんせい)が処置室からでてきて、佐藤さんに説明をはじめた。 「薬の副作用による、吐血と貧血ですね。数値は安定していますが、念の為一週間程入…
いよいよ、試合当日。 客席は、まばらにしかお客さんがいなかった為に、理佐の居場所がすぐに確認できた。 彼女の笑顔が私の心を落ち着かせ、自信を与えてくれた。 私…
(渡邉理佐side)私が部屋で本を読んでいるときだった。 窓から差し込む夕日が部屋を暖かく照らしていた。 その時、スマホが振動し、画面には友梨奈からのラインが…
(平手友梨奈side)食後、佐藤さんが入れてくれたコーヒーを飲み終えた後に私は発言する 「もう、こんな時間か?遅くなると両親うるさいから、わたし帰るね」 理佐…
(平手友梨奈side)私が持参したDVDを見せると、理佐の顔は一瞬で明るくなった。 彼女の目はキラキラと輝き、その笑顔はまるで太陽のように輝いていた。 しかし…
(渡邉理佐side)思いがけない友梨奈の一言が、私の心の奥底に眠っていた思い出を呼び覚したのだ。 彼女の瞳は、私の心の中に深く入り込み、私の過去を探り始めた。…
それから3日後、毎日のようにラインのやり取りをしてようやく彼女からの招待のラインが届いた。 私の心は喜びで満ち溢れ、そのことを監督の玲奈さんに伝えると、 「え…
(渡邉理佐side)私は友梨奈の強引さに驚いた。 彼女は突然私の前に現れ、私の日常を一変させた。 それはまるで台風のようなものだった。 しかし、その強風に吹き…
どれぐらい時間が経過したのだろうか。 私の頭は、柔らかな感触とハチミツのような甘い香りに包まれていた。 それは、まるで夢の中にいるかのような感覚だった。 しか…
(平手友梨奈side)私の名前は平手友梨奈、都内の某大学に通う3回生で、まだ21歳の若さだ。 今は夏休みで、私が所属するバスケットボール部の練習に大学の広々…
Pure Love夏の日差しは容赦なく地面を焼き、蝉たちはその暑さを忘れさせてくれるように一斉に鳴き始める。 その声は辺り一面に響き渡り、子供たちが河…
理佐は一人、校庭を見つめた。 彼女の心には、友梨奈との3年間の思い出が溢れかえっていた。 そして、理佐は友梨奈と過ごした教室へと足を運んだ。 理佐は、友梨奈の…
校門に戻った理佐の前に、小林由依と菅井友香が立っていた。 由依の瞳は、何かを伝えたいという強い意志で輝いていた。 「理佐、私、あなたに伝えたいことがあるの。…
(第三者side)卒業式が終わり、校庭は静寂に包まれていた。 その中で、渡邉理佐は4人で待ち合わせの場所の校庭の片隅に、真っ先に来ていた。 彼女の心には、友…