休み時間になると、早速、咲月の前の席に座った女子生徒、中西アルノがくるりと身体を後ろに向けた。 「ねえねえ、菅原さんと井上さんって、姉妹なの?顔にてないけど双…
松井玲奈さんと松井珠理奈さんが大好きな じゅりれなクラスタです。主に妄想小説書いています。
投稿タイトル 「世界が泣いてるなら」 「強がり時計」 「片想いFinally」 などなど
理佐は玄関まで見送ったが阿部が歩きながら右手を挙げて発言する 「見送りはここまででいいよ」 そう言って、阿部は帰って行ったのだ。 部屋にもどると頭の中で会話が…
阿部は渡邉理佐と対峙する 「お久しぶりです。阿部さん」 急に凛としたオーラーを出していた。 「渡邉理佐・・・君は今、幸せなのか?」 阿部は少し理佐の境遇には同…
阿部は神妙な表情で目の前の山崎天の人格である理佐に頭を下げる。 「起してくれないか?」 「え・・・?」 「たのむ!起してくれ!」 阿部は急に正座してお願いした…
渡邉理佐が住む部屋を見つけた阿部はハヤル気持ちを押さえて深呼吸しドアをノックした。 すると、奥から返事が聞こえてきた。 そしてドアがひらき、理佐の顔が姿を現し…
阿部は友梨奈の住まいを求めて彷徨歩きやがて木造の家やアパートが並ぶ住宅街が出てきた。 阿部は丁寧に履歴書に書かれた住所のアパートを探した。 そして、ついに見つ…
バスを降りて歩くこと30分 阿部はようやく発見することができたのだ。 古い看板・・そば処『純情屋』が目につく 老舗のソバ屋のようだ。 店内は約30人ほどの座席…
男はウトウトと眠りについていた。 ここはバスの中・・・ 千葉県のとある場所に向かって バスで移動している ふと目を覚ますとあたりは緑の田んぼ一色。 普段、都会…
珠理奈が夢から目を覚ますと、なんと玲奈が横で手を握っているではないか。 「え??玲奈ちゃん・・・本物??」 珠理奈はまだ夢の中にいると思ってしまった。 「え?…
そして、その夜案の定稲垣が夢の中で出てくる。 「珠理奈!おきろ!」 珠理奈は自分の部屋で寝ていた そして稲垣におこされる。 「珠理奈!どう言うつもりだ!玲奈と…
そして、亀梨が訪れた夜、珠理奈はまたも稲垣の夢を見ていた。 「なんだ、お前、まさか玲奈と一緒に横浜に行く気なのか?」 「たしかに玲奈ちゃんとは一緒に暮らしたい…
ある休日の午後12時過ぎ またも亀梨が昼食に招かれたのだ。 「いつもいつもすいません。」 亀梨はそう言って、席についた。 そして、亀梨の右隣に信一が亀梨の前に…
そんなある日の夜。 玲奈が珠理奈の部屋を訪れる。 珠理奈の部屋にある小さなテーブルを挟み二人は床に座りながら話している。 「ねえ、珠理奈、明日から6月でしょ?…
コンビニ強盗に遭遇した日の夜 珠理奈はまたも夢の中にいた。 見覚えのある部屋だった そう、稲垣のマンションのリビングだった。 「いっらっしゃい。来ると思ったよ…
「玲奈ちゃん、大丈夫!」 珠理奈はハンカチを取り出して傷口をおさえた。 傷口は2センチほどの浅い傷であった。 警察が到着するとその光景に驚いていた。 「あなた…
「買いたい雑誌があるからコンビニに寄っていいかな?」 ショッピングの帰り道、珠理奈は玲奈に訊いた。 「うん!いいよ。」 珠理奈と玲奈は腕を組みながらコンビニへ…
そして、翌日・・・ 朝の10時に二人はショッピングモールについていた。 「今日はなにを買うの?」 「夏物のワンピースを買おうと思うの。」 「玲奈ちゃんはやっぱ…
亀梨送られて帰宅した玲奈を見た珠理奈は神妙な顔になりそのままベッドに横になった。 すると、ノックの音がした 「珠理奈~~はいるね。」 玲奈が入ってきた。 「ご…
私服に着替えてもどった亀梨が玲奈を自分の車に誘導する。 「じゃあ課長、玲奈さんをお借りします。」 「ああ、頼んだよ。玲奈も楽しんでおいで!」 信一は温かい目で…
玲奈は父親の信一と一緒にイスに座って野球を観戦することに 「ねえ、お父さん。私と亀梨さんをくっつけようとしているでしょ?」 「え???なんのことだ?」 「とぼ…
そんなある日の土曜日、 珠理奈は何時ものように空手の稽古に出かけ玲奈は父親の信一と車で出かけたのだ。 「お父さん・・・連れて行きたい所ってどこなの?」 「行け…
夢で目が覚めた珠理奈は、そこから眠ることができず朝6時に洗面所へ顔を洗いにいく。 (なんで、稲垣の夢なんか・・・) 珠理奈は全てを洗い流すかの如く顔をゴシゴシ…
TWO ROSES -永遠の愛- 過去のエピソードは下記リンクからどうぞ TWO ROSES TWO ROSES ~危険な妹~TWO ROSES ~愛が止ま…
友梨奈に気絶させられた阿部は1時間後、意識をとりもどした。 三浦は危険ドラッグを注射され、中毒症状をおこしていたが命には別条なかった。 理佐は家にも帰らず行方…
教室に入った阿部は三浦を取り囲む少女達を見て叫ぶ 「お前たちは何者なんだ!!」 すると、真ん中で三浦に寄り添う友梨奈がこちらをみて、挑発的は視線を牧に送った。…
三浦は理佐を抱きしめながら彼女を丸めこめたと安心した時だった 理佐がまがまがしく笑い出した 「あはははは」 三浦はあっけにとらえた そして三浦が理佐の顔をのぞ…
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休み時間になると、早速、咲月の前の席に座った女子生徒、中西アルノがくるりと身体を後ろに向けた。 「ねえねえ、菅原さんと井上さんって、姉妹なの?顔にてないけど双…
高校2年の新学期を迎えた、春の日。 A高等学校。 ここは共学で、各学年に5クラスが編成されている。 新学期のクラス発表の掲示板には、今年も「2年A組 井上和」…
井上和(いのうえ なぎ)、17歳。 高校2年生。 菅原咲月(すがわら さつき)、 16歳。同じく高校2年生。 二人は一つ違いの姉妹。けれど、血の繋がりはない…
あれから数日。東京の空は、何事もなかったかのように青く澄んでいた。 だが、裏通りに吹き溜まる空気は、まだどこか湿り気を帯びている。 喫茶「ブラックレイン」。 …
最初の標的、宮本は派手好きで、女好きだった。 その夜も、彼は西麻布の会員制ラウンジで、取り巻きを侍らせて高級シャンパンを浴びるように飲んでいた。 その中に、ひ…
筒井あやめが、震える指で闇サイトのエンターキーを押した翌日。 松井玲奈のスマートフォンが、無機質な振動音を立てた。 ディスプレイに表示されたのは、非通知の番号…
北村匠が筒井あやめから弟・隼人の相談を受けてから、 一週間も経たないうちに、その恐れていた事態は最悪の形で現実となった。 深夜、けたたましく鳴り響く電話の音…
その頃、東京の別の街角。 賑やかなカフェのテラス席で、北村匠は深刻な表情の筒井あやめと向かい合っていた。 高校時代の同級生である彼女は、明らかに憔悴しきってお…
ガラスを割れ~東京ノクターン~ 東京、その巨大な都市の片隅、 迷路のような路地裏に、その店は存在した。 ドアに刻まれた控えめな「L」のサイン。 そこは、かつて…
最後までご愛読していただきまことにありがとうございます。 この物語「遠距離恋愛の終着駅」は、そのタイトルの通り、愛し合う二人が距離によって翻弄される難しさ、…
それから、1ヶ月が過ぎた。 ある金曜日の夜、私は昴さんと、少しお洒落なバーで食事をしながらお酒を飲んでいた あれ以来、友梨奈は一度も私に接触してこなかった。 …
その日以来、友梨奈は私に気安く話しかけることはなくなった。 やがて週末を迎え、友梨奈の歓迎会が営業所全体で行われた。 営業職、事務職合わせて30名が参加する、…
そんな4月のことだった。 「ねる~~、今度の人事異動の話、聞いた??」 明るい声で私に話しかけてきたのは、同期の事務員である渡邉理佐だった。 彼女はいつも明る…
あれから2年。私は社内の給湯室で、営業部の男性社員と二人きりになった。 湯気が立ち上る中、彼の低い声が耳に届く。 「ねる…今晩、少しでも会えるかな?」 私は少…
友梨奈は、しばらくの間、テーブルの一点を見つめていたが、やがて、意を決したように顔を上げ、真っ直ぐに私の目を見て言った。 「ねる…本当に、ごめん。でも…私は…
どれくらい彷徨っただろうか。 気づけば、私は煌々と明かりの灯る、ネットカフェの個室ブースの中にいた。 もう、終電の時間はとっくに過ぎている。東京へ帰る手段も…
夜の21時過ぎ、私は友梨奈のマンションの前に立っていた。 ドキドキしながら、合鍵を使って、できるだけ静かにドアを開ける。 (友梨奈、ただいまー!って言って驚か…
しかし、次に私が大阪へ行く約束の前日、木曜日の夜のことだった。 友梨奈からLINEが入った。 「ごめん、ねる! 急なんだけど、明後日の土曜日に、どうしても外せ…
ベッドの中でうとうとしながら、友梨奈を待っていた。時計の針が午前1時10分を指していたのをぼんやりと見た記憶はあるが、その後はいつの間にか深い眠りに落ちていた…
季節は移ろい、街路樹の葉が少しずつ色づき始めた9月。 友梨奈が大阪へ転勤してから、早いもので5ヶ月が経過していた。 その間、私たちは約束通り2週間ごとに行き来…
私は理佐の家に泊りに来ていた 家政婦の佐藤さんが作ってくれた今日の夕食はパスタだった。 いつ食べても佐藤さんの料理はおいしい。 食後、理佐が先にお風呂にはいり…
二人で海を見に行ってからというもの、 理佐からのラインが頻繁にはいるようになった。 友梨奈にはやく会いたいよとか、今日はカレーだからねとか、今度は映画行きたい…
(平手友梨奈side)突然、私の頬に感じた温かさに、私は驚きとともに動揺を覚えた。それは理佐からのキスだった・・・ 「タイム!!いきなりすぎだよ。覚えてない!…
(渡邉理佐side)翌日、私は退院し、迎えに来た佐藤さんとタクシーに乗って帰宅した。 友梨奈は部活の合間を縫って2日に1回は自宅に遊びに来ては夕食を共にしてく…
私は歩きながら、ラインで玲奈さんに理佐が目を覚まして、少しよくなったことを伝えた。 そのメッセージを送った後、私の心は少し安堵した。 私は家で仮眠したのち、D…
私の手は、理佐の手をずっと握りしめている。 その手の温もりが私の心を満たしている。 彼女の手は、柔らかくて小さく、私の手の中で完全に包み込まれている。 理佐は…
どれだけの時間が経ったのか目を覚ますと友梨奈の顔が視界に浮かんでいた。 「友梨奈、ここはどこ?」 「病院だよ、理佐。試合中に突然倒れてしまったんだ。でも大丈夫…
暫くすると、医者(せんせい)が処置室からでてきて、佐藤さんに説明をはじめた。 「薬の副作用による、吐血と貧血ですね。数値は安定していますが、念の為一週間程入…
いよいよ、試合当日。 客席は、まばらにしかお客さんがいなかった為に、理佐の居場所がすぐに確認できた。 彼女の笑顔が私の心を落ち着かせ、自信を与えてくれた。 私…
(渡邉理佐side)私が部屋で本を読んでいるときだった。 窓から差し込む夕日が部屋を暖かく照らしていた。 その時、スマホが振動し、画面には友梨奈からのラインが…
(平手友梨奈side)食後、佐藤さんが入れてくれたコーヒーを飲み終えた後に私は発言する 「もう、こんな時間か?遅くなると両親うるさいから、わたし帰るね」 理佐…
(平手友梨奈side)私が持参したDVDを見せると、理佐の顔は一瞬で明るくなった。 彼女の目はキラキラと輝き、その笑顔はまるで太陽のように輝いていた。 しかし…
(渡邉理佐side)思いがけない友梨奈の一言が、私の心の奥底に眠っていた思い出を呼び覚したのだ。 彼女の瞳は、私の心の中に深く入り込み、私の過去を探り始めた。…
それから3日後、毎日のようにラインのやり取りをしてようやく彼女からの招待のラインが届いた。 私の心は喜びで満ち溢れ、そのことを監督の玲奈さんに伝えると、 「え…
(渡邉理佐side)私は友梨奈の強引さに驚いた。 彼女は突然私の前に現れ、私の日常を一変させた。 それはまるで台風のようなものだった。 しかし、その強風に吹き…
どれぐらい時間が経過したのだろうか。 私の頭は、柔らかな感触とハチミツのような甘い香りに包まれていた。 それは、まるで夢の中にいるかのような感覚だった。 しか…
(平手友梨奈side)私の名前は平手友梨奈、都内の某大学に通う3回生で、まだ21歳の若さだ。 今は夏休みで、私が所属するバスケットボール部の練習に大学の広々…
Pure Love夏の日差しは容赦なく地面を焼き、蝉たちはその暑さを忘れさせてくれるように一斉に鳴き始める。 その声は辺り一面に響き渡り、子供たちが河…
理佐は一人、校庭を見つめた。 彼女の心には、友梨奈との3年間の思い出が溢れかえっていた。 そして、理佐は友梨奈と過ごした教室へと足を運んだ。 理佐は、友梨奈の…
校門に戻った理佐の前に、小林由依と菅井友香が立っていた。 由依の瞳は、何かを伝えたいという強い意志で輝いていた。 「理佐、私、あなたに伝えたいことがあるの。…