休み時間になると、早速、咲月の前の席に座った女子生徒、中西アルノがくるりと身体を後ろに向けた。 「ねえねえ、菅原さんと井上さんって、姉妹なの?顔にてないけど双…
松井玲奈さんと松井珠理奈さんが大好きな じゅりれなクラスタです。主に妄想小説書いています。
投稿タイトル 「世界が泣いてるなら」 「強がり時計」 「片想いFinally」 などなど
入院して1週間後、理佐を上手く演じきった守屋茜のお陰で退院許可が出た。 だが、阿部はまだ、半信半疑だった。 ほんとうにあの友梨奈が消えたのか? 妙な胸騒ぎがし…
理佐がベッドで寝ている時だった、また頭の中で会話がはじまった。 「理佐・・・ごめん、君を傷つけてしまった・・・」 「友梨奈のせいじゃないわ・・私が悪いの。三浦…
三浦と理佐の対峙中に三浦の本心を聞いた理佐の人格が友梨奈にチェンジした 理佐からはまがまがしい憎悪のオーラーが滲み出ていた。 「ふざけるな~~」 理佐の拳が三…
その頃理佐は三浦のマンションに到着していた。 人格は理佐にもどっていた。 理佐は三浦の部屋の前で彼の携帯に電話した。 「今、ドアの外にいます。開けて下さい。」…
その頃三浦は自宅マンションにいた。 理佐に別の女性とホテルに入るところを見られたこと、それがキッカケで別人格の友梨奈に階段から突き落とされたことを聞いていた。…
夜になると友梨奈が理佐に頭の中で話しかける 「理佐、悪いが公園に向かってくれないか!」 「公園?なにかするの?」 「着いたら説明するよ!」 友梨奈の提案で理佐…
理佐は近くのスーパーで服を買い私服に着替えた。 そして、近くのマンガ喫茶で時間を潰した。 「友梨奈は私の記憶が全部あるの?」 「ああ、君がその体を使用している…
理佐が立ち止っていると頭の中から声がしてきた。 「理佐・・・驚かしてごめんね。」 理佐はリアルに聴こえてくる声におどろいた。 「何故、あなたの声が聞こえるの?…
その頃理佐は病院を走り抜け外に出ていた。そして頭の中では友梨奈が会話していた。 「ありがとう。友香。さすが秀才。見事な作戦だよ 恐れ入った。」 「礼には及ばな…
阿部達が廊下に出たので医師の森下は理佐に呼びかける 「さあ、友梨奈さん出てきて下さい。」 返事がない・・・暫くの間があった後に理佐が口を開く 「先生、友梨奈は…
理佐を診察するのは森下と云う33歳の身長175cmやせ形の中々名医との噂がある男性医師である。 診察室には、阿部と婦人警官が同席した。 森下がたあいもない話か…
友梨奈から理佐に人格が変わった 「私・・私・・」 理佐はパニック状態だった 「大丈夫だ。落ち着いて。もう、わかったから」 阿部は理佐をなだめた。 「落ち着いて…
理佐が多重人格者と分かった記録係りをしていた別の刑事が、取り押さえようと席を立とうとしたが阿部はそれを左手で静止した。 「続けるから、記録してくれ」 記録係り…
阿部は切り口を変えて見ようと話題を変えた。 「では、君と先生の関係を詳しく教えてくれないか?」 阿部は恋愛感情の縺れが動機だと睨んでいた。 「私と先生は1年ぐ…
教師の三浦を突き落とした渡邉理佐に異変がおきた。 急に頭を抱え苦しみ出したのだ。 そして、その症状がおさまると、不敵な笑みは消えおどろいた表情に変化した。 み…
世界が泣いてるなら(欅坂46編) 事件は突然起こった。舞台は欅坂女子高校の3年校舎 3年D組担任の三浦春人は27歳独身 国語担当である 身長178cm 体重6…
新太郎は理佐の死によって罪をすべて清算しようとUSBメモリーを警察に提出して、収賄や出資法違反、銃刀法違反の容疑で逮捕された。 沢村達も強要罪、脅迫罪で逮捕さ…
新太郎の部下に撃たれた理佐は衝撃で後方に倒れ込んだ。 「馬鹿野郎!何故撃った!」 新太郎は右腕を押さえながら、部下を怒鳴りつけた。 「はやく、救急車を呼べ!!…
部下が友梨奈の腕を縛り上げ、連れて行こうとした時だった. 倒れこんでいた理佐が立ち上がりそばにあったパソコンを手に取り大きく振り上げそれで部下の頭を殴り付けた…
理佐と友梨奈のやり取りを見ていた友香が見かねて沢村に話し出した。 「もう、いいじゃない。USBメモリーを公表すれば目的は果たせるのだし、この子は私達のこと警察…
友梨奈がナイフを取り出し理佐を守る為沢村を威嚇した だが理佐がナイフをもつ友梨奈の手を押さえ、沢村と友梨奈の間に立ちふさがった。 「もういいの、友梨奈。私はど…
沢村が立ち上がって笑い出したので理佐は身構えた。 沢村は理佐を見下ろし発言する 「おめでたい奴だなあ・・・友梨奈は俺たちの仲間だよ」 友梨奈はこの場から消えた…
理佐は友梨奈に視線を向けた 目立った外傷もなく、今も特別に拘束されている訳でもないので安堵の表情を浮かべた 「友梨奈~~大丈夫。」 未だに、自分の安否を気遣っ…
理佐は深く考えている暇がなかった。即座にパスワードの解読に取りかかった。 パスワードは8文字 新太郎に連絡しても教えてくれないのは百も承知だ。 ただ、一度だけ…
USBメモリーを手にした友香は沢村を見た。 沢村は理佐に指示する 「これは俺達が求めているものか確かめる! パソコンにさせ。」 理佐は言われたとおりに差し込ん…
友香が理佐の部屋をノックした。 「はい・・友梨奈?はいっていいよ!」 理佐の声がしたので友香がドアを開けた。 「誰??あ・・友香!」 理佐の目に飛び込んできた…
そして、ある朝だった。 友香から友梨奈に連絡のメールがはいる 『明日の夜21:00に決行するから、よろしく。』 友梨奈はそのメールを見て途方に暮れたのだ。 沢…
自宅にもどった理佐は落ち着きを取り戻した。 友梨奈は理佐に歯医者がこんでいたのであちらこちら探し回ってこれだけの時間がかかった説明した。 理佐は深く考えず、そ…
友梨奈が自宅に電話すると家政婦が電話に出て、理佐が血相を変えて友梨奈を探しにでたことを聞いた。 友梨奈は電話を切ると慌てて、理佐を探しに向う。 (こんな私を理…
その頃、理佐の家では歯医者に行くと言って3時間ももどらない友梨奈を理佐が心配していた。 携帯に連絡しても繋がらず、 近くの歯医者に連絡しても友梨奈がきた形跡が…
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休み時間になると、早速、咲月の前の席に座った女子生徒、中西アルノがくるりと身体を後ろに向けた。 「ねえねえ、菅原さんと井上さんって、姉妹なの?顔にてないけど双…
高校2年の新学期を迎えた、春の日。 A高等学校。 ここは共学で、各学年に5クラスが編成されている。 新学期のクラス発表の掲示板には、今年も「2年A組 井上和」…
井上和(いのうえ なぎ)、17歳。 高校2年生。 菅原咲月(すがわら さつき)、 16歳。同じく高校2年生。 二人は一つ違いの姉妹。けれど、血の繋がりはない…
あれから数日。東京の空は、何事もなかったかのように青く澄んでいた。 だが、裏通りに吹き溜まる空気は、まだどこか湿り気を帯びている。 喫茶「ブラックレイン」。 …
最初の標的、宮本は派手好きで、女好きだった。 その夜も、彼は西麻布の会員制ラウンジで、取り巻きを侍らせて高級シャンパンを浴びるように飲んでいた。 その中に、ひ…
筒井あやめが、震える指で闇サイトのエンターキーを押した翌日。 松井玲奈のスマートフォンが、無機質な振動音を立てた。 ディスプレイに表示されたのは、非通知の番号…
北村匠が筒井あやめから弟・隼人の相談を受けてから、 一週間も経たないうちに、その恐れていた事態は最悪の形で現実となった。 深夜、けたたましく鳴り響く電話の音…
その頃、東京の別の街角。 賑やかなカフェのテラス席で、北村匠は深刻な表情の筒井あやめと向かい合っていた。 高校時代の同級生である彼女は、明らかに憔悴しきってお…
ガラスを割れ~東京ノクターン~ 東京、その巨大な都市の片隅、 迷路のような路地裏に、その店は存在した。 ドアに刻まれた控えめな「L」のサイン。 そこは、かつて…
最後までご愛読していただきまことにありがとうございます。 この物語「遠距離恋愛の終着駅」は、そのタイトルの通り、愛し合う二人が距離によって翻弄される難しさ、…
それから、1ヶ月が過ぎた。 ある金曜日の夜、私は昴さんと、少しお洒落なバーで食事をしながらお酒を飲んでいた あれ以来、友梨奈は一度も私に接触してこなかった。 …
その日以来、友梨奈は私に気安く話しかけることはなくなった。 やがて週末を迎え、友梨奈の歓迎会が営業所全体で行われた。 営業職、事務職合わせて30名が参加する、…
そんな4月のことだった。 「ねる~~、今度の人事異動の話、聞いた??」 明るい声で私に話しかけてきたのは、同期の事務員である渡邉理佐だった。 彼女はいつも明る…
あれから2年。私は社内の給湯室で、営業部の男性社員と二人きりになった。 湯気が立ち上る中、彼の低い声が耳に届く。 「ねる…今晩、少しでも会えるかな?」 私は少…
友梨奈は、しばらくの間、テーブルの一点を見つめていたが、やがて、意を決したように顔を上げ、真っ直ぐに私の目を見て言った。 「ねる…本当に、ごめん。でも…私は…
どれくらい彷徨っただろうか。 気づけば、私は煌々と明かりの灯る、ネットカフェの個室ブースの中にいた。 もう、終電の時間はとっくに過ぎている。東京へ帰る手段も…
夜の21時過ぎ、私は友梨奈のマンションの前に立っていた。 ドキドキしながら、合鍵を使って、できるだけ静かにドアを開ける。 (友梨奈、ただいまー!って言って驚か…
しかし、次に私が大阪へ行く約束の前日、木曜日の夜のことだった。 友梨奈からLINEが入った。 「ごめん、ねる! 急なんだけど、明後日の土曜日に、どうしても外せ…
ベッドの中でうとうとしながら、友梨奈を待っていた。時計の針が午前1時10分を指していたのをぼんやりと見た記憶はあるが、その後はいつの間にか深い眠りに落ちていた…
季節は移ろい、街路樹の葉が少しずつ色づき始めた9月。 友梨奈が大阪へ転勤してから、早いもので5ヶ月が経過していた。 その間、私たちは約束通り2週間ごとに行き来…
私は理佐の家に泊りに来ていた 家政婦の佐藤さんが作ってくれた今日の夕食はパスタだった。 いつ食べても佐藤さんの料理はおいしい。 食後、理佐が先にお風呂にはいり…
二人で海を見に行ってからというもの、 理佐からのラインが頻繁にはいるようになった。 友梨奈にはやく会いたいよとか、今日はカレーだからねとか、今度は映画行きたい…
(平手友梨奈side)突然、私の頬に感じた温かさに、私は驚きとともに動揺を覚えた。それは理佐からのキスだった・・・ 「タイム!!いきなりすぎだよ。覚えてない!…
(渡邉理佐side)翌日、私は退院し、迎えに来た佐藤さんとタクシーに乗って帰宅した。 友梨奈は部活の合間を縫って2日に1回は自宅に遊びに来ては夕食を共にしてく…
私は歩きながら、ラインで玲奈さんに理佐が目を覚まして、少しよくなったことを伝えた。 そのメッセージを送った後、私の心は少し安堵した。 私は家で仮眠したのち、D…
私の手は、理佐の手をずっと握りしめている。 その手の温もりが私の心を満たしている。 彼女の手は、柔らかくて小さく、私の手の中で完全に包み込まれている。 理佐は…
どれだけの時間が経ったのか目を覚ますと友梨奈の顔が視界に浮かんでいた。 「友梨奈、ここはどこ?」 「病院だよ、理佐。試合中に突然倒れてしまったんだ。でも大丈夫…
暫くすると、医者(せんせい)が処置室からでてきて、佐藤さんに説明をはじめた。 「薬の副作用による、吐血と貧血ですね。数値は安定していますが、念の為一週間程入…
いよいよ、試合当日。 客席は、まばらにしかお客さんがいなかった為に、理佐の居場所がすぐに確認できた。 彼女の笑顔が私の心を落ち着かせ、自信を与えてくれた。 私…
(渡邉理佐side)私が部屋で本を読んでいるときだった。 窓から差し込む夕日が部屋を暖かく照らしていた。 その時、スマホが振動し、画面には友梨奈からのラインが…
(平手友梨奈side)食後、佐藤さんが入れてくれたコーヒーを飲み終えた後に私は発言する 「もう、こんな時間か?遅くなると両親うるさいから、わたし帰るね」 理佐…
(平手友梨奈side)私が持参したDVDを見せると、理佐の顔は一瞬で明るくなった。 彼女の目はキラキラと輝き、その笑顔はまるで太陽のように輝いていた。 しかし…
(渡邉理佐side)思いがけない友梨奈の一言が、私の心の奥底に眠っていた思い出を呼び覚したのだ。 彼女の瞳は、私の心の中に深く入り込み、私の過去を探り始めた。…
それから3日後、毎日のようにラインのやり取りをしてようやく彼女からの招待のラインが届いた。 私の心は喜びで満ち溢れ、そのことを監督の玲奈さんに伝えると、 「え…
(渡邉理佐side)私は友梨奈の強引さに驚いた。 彼女は突然私の前に現れ、私の日常を一変させた。 それはまるで台風のようなものだった。 しかし、その強風に吹き…
どれぐらい時間が経過したのだろうか。 私の頭は、柔らかな感触とハチミツのような甘い香りに包まれていた。 それは、まるで夢の中にいるかのような感覚だった。 しか…
(平手友梨奈side)私の名前は平手友梨奈、都内の某大学に通う3回生で、まだ21歳の若さだ。 今は夏休みで、私が所属するバスケットボール部の練習に大学の広々…
Pure Love夏の日差しは容赦なく地面を焼き、蝉たちはその暑さを忘れさせてくれるように一斉に鳴き始める。 その声は辺り一面に響き渡り、子供たちが河…
理佐は一人、校庭を見つめた。 彼女の心には、友梨奈との3年間の思い出が溢れかえっていた。 そして、理佐は友梨奈と過ごした教室へと足を運んだ。 理佐は、友梨奈の…
校門に戻った理佐の前に、小林由依と菅井友香が立っていた。 由依の瞳は、何かを伝えたいという強い意志で輝いていた。 「理佐、私、あなたに伝えたいことがあるの。…