休み時間になると、早速、咲月の前の席に座った女子生徒、中西アルノがくるりと身体を後ろに向けた。 「ねえねえ、菅原さんと井上さんって、姉妹なの?顔にてないけど双…
松井玲奈さんと松井珠理奈さんが大好きな じゅりれなクラスタです。主に妄想小説書いています。
投稿タイトル 「世界が泣いてるなら」 「強がり時計」 「片想いFinally」 などなど
友梨奈たち3人は渡邉進太郎を懸命に色々調べた結果、自宅の隠し金庫に不正取引の証拠をしめした、USBメモリーが保管されおり、その金庫を管理しているのが一人娘の理…
友梨奈が着いた場所は、普通のアパートだった そこの3階の305号室に菅井の表札があった。 チャイムを鳴らすと友香が出てきて、友香を中に招き入れた。 中には友香…
家にもどった、友梨奈は理佐に悟られないように平静を装っていた。 理佐だけには心配かけたくないその思いから友香のことを理佐に告げることはしなかった。 そして、そ…
ある日、友梨奈はいつものように買い物をして理佐の自宅にもどる途中だった。 するとおしとやかな20歳すぎの女性が近づいてきた。 「私の顔を見ても無反応か・・・ま…
年が明け月日が流れ、4月16日を向かえようとしていた。 そう、友梨奈が来て1年になるのだ。 いつものように夕食を家政婦たちと作り理佐の部屋へ運んだ時だった 「…
理佐は友梨奈の異変に気づいていた。 新太郎が帰った後部屋にもどり友梨奈を呼んだ。 3人がけのソファーにふたり並んで会話を始める。 「お父さんのこと知ってるの?…
新太郎が帰宅し、すぐに理佐と友梨奈、新太郎、秘書の4人で夕食を取った。 その時に新太郎は買収のことを理佐に話、何故新太郎が上機嫌なのか理佐は理解した。 「まあ…
そして12月を迎え、いつものようにふたりで食事をしていた時だった。理佐が申し訳なさそうな表情で発言する 「今月末に父がこの家に 帰ってくるかもしれないの、嫌な…
その日理佐は友梨奈と共に外出した。 行先はホームレスに配膳するご飯の炊き出しのお手伝いである。 これはあるボランティア団体が行っているのである。 理佐は自分の…
最近、理佐は自分の部屋で友梨奈と二人で食事をとることになっていた。 理佐はこの時間が一番楽しかった。 母親が亡くなって以来、人とテーブルを挟んで食事をしたこと…
翌日女性は退院し、黒木に送られて理佐の家にやってきた。 「では渡邉さん、お願いします。」 黒木は丁重に頭をさげ去って行った。 理佐はキョトンとしている女性に話…
翌日、襲われた女性のお見舞いにいこうと警察に連絡し、入院先を聞いた理佐は病院へ出向いた。 警察から聞いた病室をノックすると、男性の声がきこえた。 「はい」 す…
ある4月のことだった。 理佐は仕事を一時中断して休憩をしようと作業中のパソコンを一時中断して監視カメラを覗いてみた。 すると、1人の女性らしき者が倒れているで…
涙の滴部屋でため息をつきながら、 パソコンを操り仕事に励んでいる 一人の女性がいる。 ここは実業家渡邉新太郎所有の豪邸。 彼は金融業を営み一代でその財を築き上…
そして、4ヶ月の月日が流れた。 ここは東京のとある一流ホテル。 理佐は控室に豪華な白のドレスで待機していた。 そう、今日は○○映画祭主演女優賞を獲得した理佐へ…
そして、事件が解決した2週間後理佐の主演する映画はクランクアップした。 「お疲れ様です。」 楽屋に友梨奈がまっていたのだ。 そう、今日だけ理佐がボディーガード…
理佐が車の中で見守る中 友梨奈と暴漢者多田尚人は格闘中である 多田は右手のナイフを上から左手のナイフを横から友梨奈めがけて刺しにいった。 すると、友梨奈はしゃ…
だが友梨奈の勘はまたしても的中した 理佐の自宅近くの細い路地にはいったときだった、交差点から車が一台飛び出し、前方をふさいだ。 そして、後方の交差点からも車…
理佐に論破された柏木は部屋をでて電話をしていた。 「もう、待てないわ!今日、理佐を殺ってよ!」 そう、友梨奈の勘が当たっていたのだ。 「これだけ、警戒されてい…
友梨奈は理佐を部屋の隅に呼んで囁く 「私の勘だけど・・・犯人は柏木さんと思います。」 「え??勘って・・・」 突然の発言に理佐は驚いた。 「違うかもしれないけ…
パーティーはケータリングを利用し、バイキング形式の立食だった。 友梨奈は理佐の近くにいた。 「あ!平手さん。」 メイクの長濱ねるが声をかけた。 「“ねる”さん…
その2週間後のこと・・ 「友梨奈、今日は昼から事務所で設立記念パーティーがあるのよかったら貴方もこない?」 友梨奈は午前10時から松岡達と警護の交代で次の18…
友梨奈が理佐のマンションに帰宅した直後に松岡から逃げられた報告が入っていた。 「すいません。また、逃げられました。」 友梨奈は頭を下げた。 「なに言ってるの。…
翌日、マスクに帽子を深々とかぶった 変装スタイルの理佐に友梨奈は同行して買い物に出かけた。 仕事の時とは違って、終始和やかな雰囲気の理佐に友梨奈はときめきを感…
やがて、1カ月が経過した 理佐と友梨奈は親友みたいな関係になっていた。 「友梨奈!今日もよろしくね!」 「はい!・・・でも、寝泊まりしてるだけですけど」 「あ…
友梨奈と理佐がマンションに着くとひとりの女性が入り口でまっていた。 彼女は長濱ねる 理佐のヘヤーメイク担当である。 友梨奈は一瞬身構えた。 「大丈夫。この子は…
ある日、理佐はとある場所で映画のクランクインだった。 そして午後6時を迎えると松岡と城島が警護する中友梨奈と中島が交代にやってきたのだ。 「友梨奈、後はたのむ…
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休み時間になると、早速、咲月の前の席に座った女子生徒、中西アルノがくるりと身体を後ろに向けた。 「ねえねえ、菅原さんと井上さんって、姉妹なの?顔にてないけど双…
高校2年の新学期を迎えた、春の日。 A高等学校。 ここは共学で、各学年に5クラスが編成されている。 新学期のクラス発表の掲示板には、今年も「2年A組 井上和」…
井上和(いのうえ なぎ)、17歳。 高校2年生。 菅原咲月(すがわら さつき)、 16歳。同じく高校2年生。 二人は一つ違いの姉妹。けれど、血の繋がりはない…
あれから数日。東京の空は、何事もなかったかのように青く澄んでいた。 だが、裏通りに吹き溜まる空気は、まだどこか湿り気を帯びている。 喫茶「ブラックレイン」。 …
最初の標的、宮本は派手好きで、女好きだった。 その夜も、彼は西麻布の会員制ラウンジで、取り巻きを侍らせて高級シャンパンを浴びるように飲んでいた。 その中に、ひ…
筒井あやめが、震える指で闇サイトのエンターキーを押した翌日。 松井玲奈のスマートフォンが、無機質な振動音を立てた。 ディスプレイに表示されたのは、非通知の番号…
北村匠が筒井あやめから弟・隼人の相談を受けてから、 一週間も経たないうちに、その恐れていた事態は最悪の形で現実となった。 深夜、けたたましく鳴り響く電話の音…
その頃、東京の別の街角。 賑やかなカフェのテラス席で、北村匠は深刻な表情の筒井あやめと向かい合っていた。 高校時代の同級生である彼女は、明らかに憔悴しきってお…
ガラスを割れ~東京ノクターン~ 東京、その巨大な都市の片隅、 迷路のような路地裏に、その店は存在した。 ドアに刻まれた控えめな「L」のサイン。 そこは、かつて…
最後までご愛読していただきまことにありがとうございます。 この物語「遠距離恋愛の終着駅」は、そのタイトルの通り、愛し合う二人が距離によって翻弄される難しさ、…
それから、1ヶ月が過ぎた。 ある金曜日の夜、私は昴さんと、少しお洒落なバーで食事をしながらお酒を飲んでいた あれ以来、友梨奈は一度も私に接触してこなかった。 …
その日以来、友梨奈は私に気安く話しかけることはなくなった。 やがて週末を迎え、友梨奈の歓迎会が営業所全体で行われた。 営業職、事務職合わせて30名が参加する、…
そんな4月のことだった。 「ねる~~、今度の人事異動の話、聞いた??」 明るい声で私に話しかけてきたのは、同期の事務員である渡邉理佐だった。 彼女はいつも明る…
あれから2年。私は社内の給湯室で、営業部の男性社員と二人きりになった。 湯気が立ち上る中、彼の低い声が耳に届く。 「ねる…今晩、少しでも会えるかな?」 私は少…
友梨奈は、しばらくの間、テーブルの一点を見つめていたが、やがて、意を決したように顔を上げ、真っ直ぐに私の目を見て言った。 「ねる…本当に、ごめん。でも…私は…
どれくらい彷徨っただろうか。 気づけば、私は煌々と明かりの灯る、ネットカフェの個室ブースの中にいた。 もう、終電の時間はとっくに過ぎている。東京へ帰る手段も…
夜の21時過ぎ、私は友梨奈のマンションの前に立っていた。 ドキドキしながら、合鍵を使って、できるだけ静かにドアを開ける。 (友梨奈、ただいまー!って言って驚か…
しかし、次に私が大阪へ行く約束の前日、木曜日の夜のことだった。 友梨奈からLINEが入った。 「ごめん、ねる! 急なんだけど、明後日の土曜日に、どうしても外せ…
ベッドの中でうとうとしながら、友梨奈を待っていた。時計の針が午前1時10分を指していたのをぼんやりと見た記憶はあるが、その後はいつの間にか深い眠りに落ちていた…
季節は移ろい、街路樹の葉が少しずつ色づき始めた9月。 友梨奈が大阪へ転勤してから、早いもので5ヶ月が経過していた。 その間、私たちは約束通り2週間ごとに行き来…
私は理佐の家に泊りに来ていた 家政婦の佐藤さんが作ってくれた今日の夕食はパスタだった。 いつ食べても佐藤さんの料理はおいしい。 食後、理佐が先にお風呂にはいり…
二人で海を見に行ってからというもの、 理佐からのラインが頻繁にはいるようになった。 友梨奈にはやく会いたいよとか、今日はカレーだからねとか、今度は映画行きたい…
(平手友梨奈side)突然、私の頬に感じた温かさに、私は驚きとともに動揺を覚えた。それは理佐からのキスだった・・・ 「タイム!!いきなりすぎだよ。覚えてない!…
(渡邉理佐side)翌日、私は退院し、迎えに来た佐藤さんとタクシーに乗って帰宅した。 友梨奈は部活の合間を縫って2日に1回は自宅に遊びに来ては夕食を共にしてく…
私は歩きながら、ラインで玲奈さんに理佐が目を覚まして、少しよくなったことを伝えた。 そのメッセージを送った後、私の心は少し安堵した。 私は家で仮眠したのち、D…
私の手は、理佐の手をずっと握りしめている。 その手の温もりが私の心を満たしている。 彼女の手は、柔らかくて小さく、私の手の中で完全に包み込まれている。 理佐は…
どれだけの時間が経ったのか目を覚ますと友梨奈の顔が視界に浮かんでいた。 「友梨奈、ここはどこ?」 「病院だよ、理佐。試合中に突然倒れてしまったんだ。でも大丈夫…
暫くすると、医者(せんせい)が処置室からでてきて、佐藤さんに説明をはじめた。 「薬の副作用による、吐血と貧血ですね。数値は安定していますが、念の為一週間程入…
いよいよ、試合当日。 客席は、まばらにしかお客さんがいなかった為に、理佐の居場所がすぐに確認できた。 彼女の笑顔が私の心を落ち着かせ、自信を与えてくれた。 私…
(渡邉理佐side)私が部屋で本を読んでいるときだった。 窓から差し込む夕日が部屋を暖かく照らしていた。 その時、スマホが振動し、画面には友梨奈からのラインが…
(平手友梨奈side)食後、佐藤さんが入れてくれたコーヒーを飲み終えた後に私は発言する 「もう、こんな時間か?遅くなると両親うるさいから、わたし帰るね」 理佐…
(平手友梨奈side)私が持参したDVDを見せると、理佐の顔は一瞬で明るくなった。 彼女の目はキラキラと輝き、その笑顔はまるで太陽のように輝いていた。 しかし…
(渡邉理佐side)思いがけない友梨奈の一言が、私の心の奥底に眠っていた思い出を呼び覚したのだ。 彼女の瞳は、私の心の中に深く入り込み、私の過去を探り始めた。…
それから3日後、毎日のようにラインのやり取りをしてようやく彼女からの招待のラインが届いた。 私の心は喜びで満ち溢れ、そのことを監督の玲奈さんに伝えると、 「え…
(渡邉理佐side)私は友梨奈の強引さに驚いた。 彼女は突然私の前に現れ、私の日常を一変させた。 それはまるで台風のようなものだった。 しかし、その強風に吹き…
どれぐらい時間が経過したのだろうか。 私の頭は、柔らかな感触とハチミツのような甘い香りに包まれていた。 それは、まるで夢の中にいるかのような感覚だった。 しか…
(平手友梨奈side)私の名前は平手友梨奈、都内の某大学に通う3回生で、まだ21歳の若さだ。 今は夏休みで、私が所属するバスケットボール部の練習に大学の広々…
Pure Love夏の日差しは容赦なく地面を焼き、蝉たちはその暑さを忘れさせてくれるように一斉に鳴き始める。 その声は辺り一面に響き渡り、子供たちが河…
理佐は一人、校庭を見つめた。 彼女の心には、友梨奈との3年間の思い出が溢れかえっていた。 そして、理佐は友梨奈と過ごした教室へと足を運んだ。 理佐は、友梨奈の…
校門に戻った理佐の前に、小林由依と菅井友香が立っていた。 由依の瞳は、何かを伝えたいという強い意志で輝いていた。 「理佐、私、あなたに伝えたいことがあるの。…