休み時間になると、早速、咲月の前の席に座った女子生徒、中西アルノがくるりと身体を後ろに向けた。 「ねえねえ、菅原さんと井上さんって、姉妹なの?顔にてないけど双…
松井玲奈さんと松井珠理奈さんが大好きな じゅりれなクラスタです。主に妄想小説書いています。
投稿タイトル 「世界が泣いてるなら」 「強がり時計」 「片想いFinally」 などなど
玲奈は岡本工業と業務提携を結ぶため岡本社長の息子、圭人と本格的に交際することになったのだ だが、圭人に惹かれるものがまったくなく 玲奈は苦痛で仕方が無かった。…
翌日、玲奈は会社の自分の部屋で兄であり、この会社の専務である信一と話をしていた。 「岡本工業の社長の息子と上手くいってるらしいな?」 信一はソファーに踏ん反り…
友梨奈は玲奈と連絡を取り合い ある日の夜、室内遊園地で時間を過していた。 玲奈は友梨奈のあどけない表情に極上の癒しを感じている。 今、自分がいる殺伐とした世界…
翌日、朝5時友梨奈は玲奈の横で目を覚ます。 そして、着替えて帰り支度を始める。 すると玲奈が目を覚ます。 「友梨奈、帰るの??」 「ごめん、起こしちゃったね。…
シャワーを浴びた友梨奈はバスタオルを巻き玲奈が横になっているベッドへと移動する。 そして、バスタオルをとり玲奈のベッドの中に入る。 「玲奈さんの体、温かい~~…
「こんな遅い時間にごめんね。どうしても友梨奈に会いたかったの」 玲奈はイスに腰をかけ、友梨奈にも座るように促した。 玲奈の横に座る友梨奈。 「私は平気だよ。…
玲奈の部屋は4階にあるが、この古いアパートにはエレベータがない 友梨奈は階段を走って昇っていた。 1分でも早く玲奈に会いたかったのであった。 やがて、ドアの前…
友梨奈の本日の最後の仕事が終わりホテルを出た時、すでに迎いの車が来ていた。 友梨奈は自分でドアを開けて、後部座席に乗り込む。 「お疲れ様。」 「はい!これ今の…
友梨奈は由紀にデジカメを突き付けながら言う。 「これ、動画モードで撮られてますよ。」 「いいじゃない、別に減るもんでもないんだから。」 「困ります。こんな記録…
友梨奈が客の待つ部屋の予備ベル鳴らすとドアがあいて、20代後半の女性が顔を出す。 この客は新規の客であった。 「ホワイトエンジェルからきた友梨奈です。」 「ど…
圭人と別れた後、玲奈は疲れた表情を見せる。 (やっと、解放されたは!リスペクトできない人間と話をするのは疲れるは・・・) そして、玲奈はスマホを取りだし 友梨…
まず1本目は三浦翔平さん主演の『やわ男とカタ子』でヒロインを演じます。 役どころが自信ない・自己肯定感ゼロの迷える喪女だそうで玲奈さんの地を行くような役です…
やがて、見合いの日がやってきた。 一流ホテルの最上階である和食の店で 玲奈と健一が相手の岡本工業の社長とその息子圭人の4人で個室にて和食の懐石を食べながら話し…
それから、1週間後、 玲奈の会社での出来事だった。 玲奈が父親で社長の健一に 社長室に呼び出されていた。 「なんですか?社長!」 「まあ、かけてくれ!」 健一…
玲奈は時間までずーと友梨奈の顔を眺めていたのであった。 やがて、時間がきた。 「友梨奈・・・起きて時間だよ!」 「え・・・あ・・・寝ちゃった・・・ごめん!玲奈…
10分ほど会話して友梨奈が切り出した。 「じゃあ、用意しますね。」 友梨奈はこの玲奈の部屋の隅にある浴室に行こうとした。 すると、玲奈が友梨奈の手を掴みそれを…
夜20時に仕事を終えた玲奈は家に電話を入れる。 「佐藤さん??」 佐藤とは玲奈の実家の執事である。 「はい!」 40代の男性の声だった。 「今日も泊まってく…
玲奈が勤めるこの会社は電気製品の製造メーカーであり、 父親の松井健一70歳が社長で、長男の松井信一 38歳が専務であり、次女の玲奈が常務 長女の松井利奈34歳…
夜が明け、朝になった・・・ 玲奈はスーツに着替え部屋を出る。 タクシーを捕まえると、素早く乗り込み、 後部座席で暫く仮眠する。 ある高層ビルに到着すると玲奈の…
仕事を終えた友梨奈は靴をはき玄関にいた。 「ご指名ありがとうございました。またの指名をお待ちしております。」 友梨奈は深々と頭を下げる。 「うん、楽しかったよ…
夢を見れば傷つくこともある満月の光がカーテンの隙間から部屋に侵入して 二人の女性の絡み合う姿を映し出している。 「玲奈さん・・・気持ちいい??」 「うん・・・…
友梨奈は理佐の顔を見つめて自分の方に抱き寄せた。 「こんな悲惨な事件が間近で起こったけど、理佐が無事で本当によかったよ。私はそれだけで十分だよ。」 友梨奈の言…
友梨奈は友香に自首を勧めている 「4人も殺したのよ。捕まったら死刑よ。」 「・・・・・・・」 「友梨奈・・・ あなたの理佐に対する想いに負けたわ。 理佐と幸せ…
友香の理佐に対する憎悪剝き出しの表情に友梨奈は驚愕した 「友香・・・」 「だってそうでしょ?大学時代、理佐が友梨奈の警告を受け入れていたら友梨奈はソフトボール…
振り子の音で暗示にかけられた友梨奈が立ち上がり部屋を出ようとしていた 友香も立ちあがり友梨奈の後に続いた。 玄関に近づくと友香は背中越しから友梨奈に話しかける…
暫くすると友香はジャスミン茶を飲み干し口を開く。 「私はなにもしてないよ。」 「友香でしょ?理佐に殺人の記憶を植え付けたのは。」 「私が??どうして?」 「友…
20時を回る頃友梨奈は仕事を終えた友人の山本彩を呼び寄せた。 彩とは大学時代、部活でバッテリーを組んでいた 彩が到着した時、理佐は疲れて眠っていた。 そして、…
泣き崩れる理佐に友梨奈は優しく諭す。 「理佐が犯人じゃないよ!理佐が人を殺すわけないでしょ。 そんなの私が一番知ってるよ。理佐は争いを好まない性格だよ。 そん…
雪が降ってきた-終章(エピローグ)- 雪が舞い散る2月 あるオフィスビル屋上で渡邉理佐が転落防止柵をくぐりビルから飛び降りようとしている。 理佐は一連の殺人事…
やがて、15時過ぎに友梨奈が帰宅する。 「ただいま!」 「お帰り、友梨奈!!」 私は友梨奈に抱きついた! 「理佐??どうしたの?」 私が力強く抱きしめるので友…
私は殺した4人の内3人まで当時の記憶がよみがえっていた そして4人目の犠牲者である村上さんの殺害時の記憶も蘇った 彼の存在が私と友梨奈の関係に弊害になるかもし…
友香に私が殺人犯だと指摘された5分後だった。 記憶の断片が鮮やかによみがえったんだ 珠理奈が私のマンション入口前にきて告白してきたとき、 私は断ってすぐに部屋…
友香は話を続ける 「だから理佐は友梨奈と別れる原因を作った珠理奈と千葉監督には心の奥底で憎んでいたはずだよ。」 私が珠理奈と千葉さんを憎んでいた?? そんなこ…
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休み時間になると、早速、咲月の前の席に座った女子生徒、中西アルノがくるりと身体を後ろに向けた。 「ねえねえ、菅原さんと井上さんって、姉妹なの?顔にてないけど双…
高校2年の新学期を迎えた、春の日。 A高等学校。 ここは共学で、各学年に5クラスが編成されている。 新学期のクラス発表の掲示板には、今年も「2年A組 井上和」…
井上和(いのうえ なぎ)、17歳。 高校2年生。 菅原咲月(すがわら さつき)、 16歳。同じく高校2年生。 二人は一つ違いの姉妹。けれど、血の繋がりはない…
あれから数日。東京の空は、何事もなかったかのように青く澄んでいた。 だが、裏通りに吹き溜まる空気は、まだどこか湿り気を帯びている。 喫茶「ブラックレイン」。 …
最初の標的、宮本は派手好きで、女好きだった。 その夜も、彼は西麻布の会員制ラウンジで、取り巻きを侍らせて高級シャンパンを浴びるように飲んでいた。 その中に、ひ…
筒井あやめが、震える指で闇サイトのエンターキーを押した翌日。 松井玲奈のスマートフォンが、無機質な振動音を立てた。 ディスプレイに表示されたのは、非通知の番号…
北村匠が筒井あやめから弟・隼人の相談を受けてから、 一週間も経たないうちに、その恐れていた事態は最悪の形で現実となった。 深夜、けたたましく鳴り響く電話の音…
その頃、東京の別の街角。 賑やかなカフェのテラス席で、北村匠は深刻な表情の筒井あやめと向かい合っていた。 高校時代の同級生である彼女は、明らかに憔悴しきってお…
ガラスを割れ~東京ノクターン~ 東京、その巨大な都市の片隅、 迷路のような路地裏に、その店は存在した。 ドアに刻まれた控えめな「L」のサイン。 そこは、かつて…
最後までご愛読していただきまことにありがとうございます。 この物語「遠距離恋愛の終着駅」は、そのタイトルの通り、愛し合う二人が距離によって翻弄される難しさ、…
それから、1ヶ月が過ぎた。 ある金曜日の夜、私は昴さんと、少しお洒落なバーで食事をしながらお酒を飲んでいた あれ以来、友梨奈は一度も私に接触してこなかった。 …
その日以来、友梨奈は私に気安く話しかけることはなくなった。 やがて週末を迎え、友梨奈の歓迎会が営業所全体で行われた。 営業職、事務職合わせて30名が参加する、…
そんな4月のことだった。 「ねる~~、今度の人事異動の話、聞いた??」 明るい声で私に話しかけてきたのは、同期の事務員である渡邉理佐だった。 彼女はいつも明る…
あれから2年。私は社内の給湯室で、営業部の男性社員と二人きりになった。 湯気が立ち上る中、彼の低い声が耳に届く。 「ねる…今晩、少しでも会えるかな?」 私は少…
友梨奈は、しばらくの間、テーブルの一点を見つめていたが、やがて、意を決したように顔を上げ、真っ直ぐに私の目を見て言った。 「ねる…本当に、ごめん。でも…私は…
どれくらい彷徨っただろうか。 気づけば、私は煌々と明かりの灯る、ネットカフェの個室ブースの中にいた。 もう、終電の時間はとっくに過ぎている。東京へ帰る手段も…
夜の21時過ぎ、私は友梨奈のマンションの前に立っていた。 ドキドキしながら、合鍵を使って、できるだけ静かにドアを開ける。 (友梨奈、ただいまー!って言って驚か…
しかし、次に私が大阪へ行く約束の前日、木曜日の夜のことだった。 友梨奈からLINEが入った。 「ごめん、ねる! 急なんだけど、明後日の土曜日に、どうしても外せ…
ベッドの中でうとうとしながら、友梨奈を待っていた。時計の針が午前1時10分を指していたのをぼんやりと見た記憶はあるが、その後はいつの間にか深い眠りに落ちていた…
季節は移ろい、街路樹の葉が少しずつ色づき始めた9月。 友梨奈が大阪へ転勤してから、早いもので5ヶ月が経過していた。 その間、私たちは約束通り2週間ごとに行き来…
次の日、 私は目がさめるとある覚悟を決めていた。 おそらく、この体調不良は白血病が慢性から急性に変化したのであろう。 でも、不思議と恐怖はなかった。 なぜな…
理佐の体調の異変に気付いたのは、12月の終わりのことだった。 私はいつものように、理佐の家にお泊まりに来ていた。 食後のコーヒーを私の元へ運ぼうとした時、理佐…
私は理佐の家に泊りに来ていた 家政婦の佐藤さんが作ってくれた今日の夕食はパスタだった。 いつ食べても佐藤さんの料理はおいしい。 食後、理佐が先にお風呂にはいり…
二人で海を見に行ってからというもの、 理佐からのラインが頻繁にはいるようになった。 友梨奈にはやく会いたいよとか、今日はカレーだからねとか、今度は映画行きたい…
(平手友梨奈side)突然、私の頬に感じた温かさに、私は驚きとともに動揺を覚えた。それは理佐からのキスだった・・・ 「タイム!!いきなりすぎだよ。覚えてない!…
(渡邉理佐side)翌日、私は退院し、迎えに来た佐藤さんとタクシーに乗って帰宅した。 友梨奈は部活の合間を縫って2日に1回は自宅に遊びに来ては夕食を共にしてく…
私は歩きながら、ラインで玲奈さんに理佐が目を覚まして、少しよくなったことを伝えた。 そのメッセージを送った後、私の心は少し安堵した。 私は家で仮眠したのち、D…
私の手は、理佐の手をずっと握りしめている。 その手の温もりが私の心を満たしている。 彼女の手は、柔らかくて小さく、私の手の中で完全に包み込まれている。 理佐は…
どれだけの時間が経ったのか目を覚ますと友梨奈の顔が視界に浮かんでいた。 「友梨奈、ここはどこ?」 「病院だよ、理佐。試合中に突然倒れてしまったんだ。でも大丈夫…
暫くすると、医者(せんせい)が処置室からでてきて、佐藤さんに説明をはじめた。 「薬の副作用による、吐血と貧血ですね。数値は安定していますが、念の為一週間程入…
いよいよ、試合当日。 客席は、まばらにしかお客さんがいなかった為に、理佐の居場所がすぐに確認できた。 彼女の笑顔が私の心を落ち着かせ、自信を与えてくれた。 私…
(渡邉理佐side)私が部屋で本を読んでいるときだった。 窓から差し込む夕日が部屋を暖かく照らしていた。 その時、スマホが振動し、画面には友梨奈からのラインが…
(平手友梨奈side)食後、佐藤さんが入れてくれたコーヒーを飲み終えた後に私は発言する 「もう、こんな時間か?遅くなると両親うるさいから、わたし帰るね」 理佐…
(平手友梨奈side)私が持参したDVDを見せると、理佐の顔は一瞬で明るくなった。 彼女の目はキラキラと輝き、その笑顔はまるで太陽のように輝いていた。 しかし…
(渡邉理佐side)思いがけない友梨奈の一言が、私の心の奥底に眠っていた思い出を呼び覚したのだ。 彼女の瞳は、私の心の中に深く入り込み、私の過去を探り始めた。…
それから3日後、毎日のようにラインのやり取りをしてようやく彼女からの招待のラインが届いた。 私の心は喜びで満ち溢れ、そのことを監督の玲奈さんに伝えると、 「え…
(渡邉理佐side)私は友梨奈の強引さに驚いた。 彼女は突然私の前に現れ、私の日常を一変させた。 それはまるで台風のようなものだった。 しかし、その強風に吹き…
どれぐらい時間が経過したのだろうか。 私の頭は、柔らかな感触とハチミツのような甘い香りに包まれていた。 それは、まるで夢の中にいるかのような感覚だった。 しか…
(平手友梨奈side)私の名前は平手友梨奈、都内の某大学に通う3回生で、まだ21歳の若さだ。 今は夏休みで、私が所属するバスケットボール部の練習に大学の広々…
Pure Love夏の日差しは容赦なく地面を焼き、蝉たちはその暑さを忘れさせてくれるように一斉に鳴き始める。 その声は辺り一面に響き渡り、子供たちが河…