【山中湖畔に「三島由紀夫文学館」を訪ねる】
わたしは「作家と住空間」という電子出版をこの4月初めに出版します。住宅にかかわって生きてきたことのNEXT領域感。徐々にご案内をしていきたいと考えております、ぜひよろしくお願いします。作家はその生きた時代が終わったあと、住んでいた住宅空間が「祈念碑」のように保存されたりする。きのうも友人たちとの終末期の交友心情について触れたけれど、人間各個の生死の領域のことまでを大きく深く含めた全存在として、作家という存在はわたしたちといわばこころの交友を重ねていくものだろう。わたしが生きてきたなかで、大きな影響力を持った作家の一人として三島由紀夫がいる。かれのあの最期の自決事件があって、現代世界での一種の「アンタッチャブル」としてあり続けている。その住空間はいまも東京に残され保存されているけれど公開はされていない。ただ...【山中湖畔に「三島由紀夫文学館」を訪ねる】
2025/03/31 04:58