【稀有な日本国家の新開地・北海道経営の成功】
さて昨日書いたブログ記事で開拓初期札幌での「御用火事」と、その理由になった「草小屋」について。札幌市公文書館に所蔵された歴史学者とおぼしき方の講演記録で話が及んでいて、その説明写真を詳細に観察して「これが草小屋」とされた建物について特定し、その疑問を書きました。そうしたところ、読者のShigeruNarabeさんから「各地に建てられた開拓民の草ぶき屋根の仮小屋でも構造的には拝み小屋と掘っ立て小屋があった。三木さんが示した写真の小屋はログハウスのような構造にも見え小屋と呼ぶにはちょっと大きい印象がある」というご意見をいただきました。こうしたご意見にはわたしもやはり同意できると思います。上に掲載した写真は、北海道建築士会がまとめた写真資料から。これらは「開拓者」として入植した人々の入地当座の仮住まい。テントについて...【稀有な日本国家の新開地・北海道経営の成功】
2019/09/30 07:13