富雄川流域探索「高山城跡」
くろんど池から川沿いに南へ下ると、高山集落があり標高217mの山城である高山城跡がある。生駒デジタルミュージアムによると「室町時代に奈良興福寺一乗院方衆徒高山(鷹山)氏によって築かれたと云われている。この城の歴史はあまり詳しく伝わっていないが、城主高山氏は、応仁の乱から戦国時代には越智・古市氏に属している」とあり、また、「室町後期、天文13(1544)年、筒井氏の柳生城攻めには、筒井氏に従って参陣しているが、後の筒井城主筒井順慶と信貴山城主松永久秀の抗争では、松永氏に従っている」と、お城の旅日記にある。頂には鳥居、十三重塔、九龍神(雨と水をつかさどる神)が祀られている。今日の暦:明治33(1900)年、軍艦マーチが神戸沖の観艦式で初演奏。富雄川流域探索「高山城跡」
2020/04/30 09:52