「松本」学、あるいは「松本」考:6 山家」の読み方
「松本」学、あるいは「松本」考:66:山家」の読み方山家」の読み方---・三年間住んだ里山辺の近くには美ヶ原温泉郷もあり---・上っていくと、「山家城跡」というのがあります。ここらあたりから、入山辺」と言いますと、先に書いた。この「山家」は、「やまや」と読むとばかりに思っていた。里山辺を散歩中に、地元の人との会話で、この城跡は「やまべ=山家・城」だと知った。散歩中に、この会話がなければ知りえなかったことである。山家城跡:写真「山家」を「やまべ」とは、難読の極みである。松本が、城下町の体裁を整えて、人口を増やしてきた折、新参者は「山家」を「やまや」と読みえず、呼び名は習わしであることから、当て字の方を「山辺」と変えたのであろう。そして「山家城」の主の統治の領域は、里山辺、入山辺、三才山辺りであったのではなか...「松本」学、あるいは「松本」考:6山家」の読み方
2023/08/28 09:33