季刊同人誌「日月」終刊号
季刊同人誌「日月」終刊号発行人永田典子終刊号143号が昨日届く。「日月1986.1-2021.6」という143号分の歩みが記録されている冊子と共に。永田さんの「終刊にあたって」を読む。創刊の規約にも『会員は平等の資格を持ち…』とあったように、うちは結社ではなく、同人誌。外部の私から見ても、<古参も新入りも同人はみな平等>という精神に貫かれていたように思う。私はたくさんの結社誌や同人誌を手にするわけではないが、「日月」のような和気藹々とした同人誌は少ないように思う。ともすれば才能のぶつかり合いでギスギスした空気が伝わるものもなくはないし。無論、そのどちらかが悪いということではない。同人がどんなところで活動したいか?によるだけだ。湿っぽくない、淡々とした終刊号だけに、同人各位に思いをいたすとき、痛々しい感慨が残る。...季刊同人誌「日月」終刊号
2021/06/30 11:41