ゼロコロナ政策に抗議する中国国民 歴史の大流は習総書記と共産党に味方していない
中国政府によるゼロコロナ政策への抗議活動が中国各地に広がっている。「習政権は退場せよ」「共産党は退陣せよ」とのスローガンが叫ばれているという。「習政権は退場せよ」というスローガンは驚きはしないが「共産党は退陣せよ」には驚く。1949年に毛沢東が天安門の楼閣の上から新中国誕生を宣言してから、初めてではないだろうか。興梠氏をはじめ中国の専門家は共産党没落に至らないと解説している。確かに短期的にはそうだろう。しかし長期的には、中国共産党の終わりの始まりなのかもしれない。1990年代後半に始まった通信革命は中国共産党による徹底した監視社会を可能にした。蟻の這い出る隙もない監視社会を実現した。誰しも中国共産党の最大の核心的利益は保証されたと思うだろう。それは何か。永続的な中国支配だ。習近平・総書記の最大の核心的利益...ゼロコロナ政策に抗議する中国国民歴史の大流は習総書記と共産党に味方していない
2022/11/29 16:01