習近平総書記の人事は中国文化そのもの 家族制度は共産党を飲み込む 野望は果てしない
第20回中国共産党大会は10月16日から22日までの7日間、北京で開催された。5年に一度の大会だ。習近平政権の3期目は船出した。しかし前途は、はなはだ不透明だ。隣国に生きるわれわれに直接、間接に影響を及ぼすのは必至。日本は国難に直面するだろう。しかし日本人の多くは惰眠にふけっている。69歳の習近平・総書記は、68歳定年制と2期10年の慣例を破って異例の3期目の政権を発足させた。共産党の慣例では習は辞めなければならなかった。しかし辞めずに続投した。中国共産党の序列、ヒエラルキーというかヒエラルキーは約9670万人の一般共産党の党員が底辺にいる。日本の総人口ぐらいの数だ。そして、その中から100~150人の中央委員候補が選出される。その上に中央委員がいる。205人の中央委員に欠員ができれば、中央委員候補から補...習近平総書記の人事は中国文化そのもの家族制度は共産党を飲み込む野望は果てしない
2022/10/31 21:11