松の内=寒苦に震え坐る
元旦を迎えたと思ったら、もう七日。松を下ろす夕刻です。1週間は早いですね。=大人にとって~子どもたちには、長い時間?でも楽しい時間は、子どもでも早く過ぎましょうか?!道元様は、仰っています。『末には松の時があり、竹には竹の時がある』(『正法眼蔵』有時)と。この宇宙の個々の存在には、それぞれ固有の時間が流れています。同じ時を過ごしていても、その時間の密度は、人によって違って感じられます。刻々と過ぎる時間の流れの中で、皆さんは何を思っていらっしゃいますか?「昔は良かった」というノスタルジー。それとも「将来どうなるだろう」という、漠然とした不安~過去を振り返っても、時間をとり戻すことは出来ません。未来を願っても、時間を先取りすることも出来はしないのです。私たちに出来ることは、畢竟今を見つめて生きることです。『過去を追...松の内=寒苦に震え坐る
2020/01/07 19:49