野村美月『下読み男子と投稿女子』の感想
文芸作品の新人賞の予選のようなものとして、著名な審査員ではなく編集者や出版関係者が応募原稿を読む「下読み」という段階が存在する。私は未経験だが、知人のライター氏などはたまにやっているようである。 本作の作者である野村美月氏もまた、その下読みの経験が豊富なようである。その経験を、本領である少年と少女の清新な交流ストーリーに織り込んだのが本作と言えようか。 まずは例によって、本作のあらすじを記す。
2017/08/05 18:52
2017年8月 (1件〜100件)
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