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2015/06/21

  • フルトヴェングラー モーツァルトの交響曲第39番

    こんにちは、ともやんです。フルトヴェングラーは、モーツァルトをあまり得意としていなかったようで、残されている録音も例えばベートーヴェンに比べて、あまりにも少なすぎます。フルトヴェングラーの能動的にして重厚、暗くて激情的、深刻癖は、やはりモー

  • ワルターと宮本輝とモーツァルトの交響曲第39番と

    こんにちは、ともやんです。参加してるコミュニティの読書部で、内外の名作を数回ずつ読みながら感想を言い合おうと企画がスタートしました。最初に取り上げたのが宮本輝の代表作にして人気も高い『錦繍』。実は、僕は宮本輝の作品を読んだことがない。映画化

  • クレンペラー 名盤 ヘンデル メサイア

    こんにちは、ともやんです。先日の4月13日がヘンデルの傑作「メサイア」の初演された日でした。1742年4月13日にアイルランドのダブリンで初演されて大成功を収めています。そして翌日4月14日がヘンデルの命日でした。1759年4月14日にロン

  • フルトヴェングラー バイロイトの第九 三種類

    こんにちは、ともやんです。モーストリー・クラシックというクラシック音楽専門誌があります。定期購買していませんが、気になる特集の時は購入しています。2021年11月20日号は、『ベートーヴェンの交響曲』という特集。その中で面白い記事がありまし

  • クレンペラー ベートーヴェン 交響曲第5番「運命」&第7番 1955

    こんにちは、ともやんです。6月に20世紀の巨匠指揮者、オットー・クレンペラー(1885-1973)この人は、ベートーヴェンを得意としていました。しかし、1歳違いのフルトヴェングラーとは全く対照的な演奏でした。フルトヴェングラーが、テンポを動

  • クレンペラー ベートーヴェン 交響曲第3番「英雄」1955&1959

    こんにちは、ともやんです。6月に20世紀の巨匠指揮者、オットー・クレンペラー(1885-1973)の交響曲と協奏曲の録音の集大成が、CD95枚組で発売されます。音源が、旧EMIに録音されたもので、現在はワーナークラシックスが、所有していると

  • フルトヴェングラー ブラームス 交響曲第1番 1947

    こんにちは、ともやんです。んんん?なに?フルトヴェングラーのブラ1。なになに、1947年8月13日ザルツブルク音楽祭での録音だって?そんなのあったんだ。ブラームスの交響曲第1番というと、交響曲の中でもベートーヴェンの傑作をほど人気を誇る作品

  • フルトヴェングラー 亡命直前のブラームス 交響曲第1番 第4楽章

    こんにちは、ともやんです。4月3日(月)NHKで放送された「映像の世界 バタフライエフェクト『戦争の中の芸術家』」は、よい番組でした。特に僕は、フルトヴェングラーの指揮姿が映像で観られてことが嬉しかったです。あれだけハッキリとした映像で観ら

  • オットー・クレンペラー 没後50年記念

    こんにちは、ともやんです。2023年7月8日に、巨匠指揮者オットー・クレンペラーは没50年をむかえます。それを記念して、ワーナークラシックスのカタログに収録されている彼の完全な録音全集が、オリジナル・マスターテープより2023年24bit/

  • カール・ベーム シューベルト 未完成&ザ・グレート

    こんばんは、ともやんです。ドイツ・グラモフォン創立125周年記念で膨大な録音から厳選された100タイトル。カラヤンと並んで、この人が出てこないとおかしいです。そうカール・ベーム(1894-1981)。得意とするシューベルトの2大傑作は、最高

  • アマデウス弦楽四重奏団 ブラームス弦楽六重奏曲集

    こんにちは、ともやんです。ドイツ・グラモフォン創立125周年記念で4月と5月の2回に分けてSHM-CD仕様で100タイトルが発売されます。膨大なドイツ・グラモフォンの録音から4月はアナログ録音から40タイトル発売されますが、その中に懐かしい

  • カラヤン R.シュトラウス 英雄の生涯 1959

    こんにちは、ともやんです。このブログでは、19世紀生まれで来日しなかった往年の巨匠たちの録音を取り上げています。だからカラヤンのように20世紀生まれで何度も来日した指揮者は、今回初めて取り上げます。では、なぜ今回取り上げるのか?実は今年がド

  • フリッチャイ 名盤 ベートーヴェン交響曲第9番

    こんにちは、ともやんです。ドイツ・グラモフォン創立125周年記念として同レーベルに残されている膨大な録音から100タイトルが、4月と5月に発売されます。当然再販のものばかりですが、高品質のSHM-CD仕様で価格も手頃なのが嬉しいです。という

  • マルケヴィッチ ベルリオーズ ファウストの劫罰 イタリアのハロルド

    こんにちは、ともやんです。ドイツ・グラモフォン創立125周年記念のアナログ録音シリーズを追いかけています。今日は60年以上前というかもう70年近く前に録音されたベルリオーズの作品をご紹介します。

  • ケンプ ベートーヴェン ピアノ協奏曲第4番&5番「皇帝」

    こんにちは、ともやんです。ドイツ・グラモフォン創立125周年記念、第4作目の紹介です。ベートーヴェン、ブラームス、そしてJ.S.バッハなどドイツ音楽の権威、ヴィルヘルム・ケンプの独奏にパウル・ファン・ケンペン&ベルリン・フィルという強力なサ

  • シュナイダーハン メンデルスゾーン&ブルッフ ヴァイオリン協奏曲

    こんにちは、ともやんです。ドイツ・グラモフォンの創立125周年記念、4つ目は、ウィーン出身の名ヴァイオリニスト、ウォルフガング・シュナイダーハンの名演のアルバムです。シュナイダーハンのプロフィールを以下に記します。ヴァイオリニスト。1915

  • フルトヴェングラー ハイドン&シューマン 交響曲

    こんにちは、ともやんです。ドイツ・グラモフォン創立125周年記念シリーズ。今日は3作目をご案内しました。フルトヴェングラー指揮ベルリン・フィルによるハイドンの交響曲第88番とシューマンのマンフレッド序曲そして交響曲第4番です。

  • リヒャルト・シュトラウス自作自演集

    こんばんは、ともやんです。ドイツ・グラモフォン創立125周年記念盤の2枚目が、リヒャルト・シュトラウスの自作自演集です。20世紀を生きた作曲家のなかで、もっとも作品が演奏されているうちのひとりであるリヒャルト・シュトラウスは、生前指揮者とし

  • ニキシュ&ベルリン・フィル ベートーヴェン 運命他

    こんにちは、ともやんです。ドイツ・グラモフォン。レコード・ジャケット上部にデーンと印刷された黄色のロゴは、15歳に少年にとってはまさに憧れの象徴でした。地方都市富山の中学生だった僕は、富山市の中心街にあったレコード屋でわぁーこんなにたくさん

  • クナッパーツブッシュ ハイドン交響曲第100番 軍隊 他

    こんにちは、ともやんです。クナッパーツブッシュ1933年の録音。僕の持っているCDには、オーケストラがベルリン交響楽団となっていますが、本日ご紹介するボックスセットでは、ベルリン国立歌劇場管弦楽団となっています。90年前の録音ですが、充分鑑

  • クナッパーツブッシュ ベートーヴェン 交響曲第7番 1929

    こんばんは、ともやんです。もう90年以上前での録音。録音も古いんだろう。鑑賞はできるのかな、なんて思いなら聴いたが、これがなかなかの名演。特に第1楽章は、のちのクナッパーツブッシュでは感じない、白熱した演奏が聴けます。

  • 非フルトヴェングラー シューベルト 交響曲第2番&第3番

    こんばんは、ともやんです。サラリーマン時代、駅の構内で時々正規のレーベルでないCDが販売されていて、発売元は憶えていないが、正規のものより安価なため何度か購入したことがあります。あれだけ堂々を販売しているからライセンスもちゃんと取ってロイヤ

  • フルトヴェングラー ベートーヴェン交響曲第4番 聴き比べ

    こんにちは、ともやんです。今月は、ベートーヴェンの交響曲第4番が初演された月と言うことでいろいろ聴いていきたいと思います。フルトヴェングラーは、ベートーヴェンの交響曲を多く録音していますが、偶数番の交響曲は、第3番「英雄」第5番、第7番、第

  • クレンペラー ベートーヴェン交響曲第4番 1970

    こんにちは、ともやんです。1807年3月某日、ベートーヴェンの交響曲第4番が初演されました。僕が持つ『ベートーヴェン事典』では、"初演:1807年3月?日。ヴィーンのロプコヴィッツ伯爵邸での演奏会で。この日にピアノ協奏曲第4番ト長

  • クナッパーツブッシュ ワーグナー 案弦楽曲集 1928

    こんにちは、ともやんです。クナッパーツブッシュによるCDのジャケットには、録音が1928年と記載されているワーグナーの管弦楽曲集を聴きました。ただ、『ハンス・クナッパーツブッシュ 生涯の研究』によると資料を調べると1927年と思われる、記さ

  • クレンペラー ヘンデル メサイアから感じる透明感

    こんばんは、ともやんです。ある私立高校の合唱部が、今度合唱祭を行うにあたり、ヘンデルのメサイアからハレルヤなどを歌うが男声パートが少ないのでヘルプを出来ないか、と僕が所属する合唱団に話しがあり、合同練習に行ってきました。中高一貫校で、共学で

  • フルトヴェングラー ルフェビュール モーツァルト ピアノ協奏曲第20番

    こんにちは、ともやんです。2月10日は、モーツァルトが、ピアノ協奏曲第20番ニ短調K.466を作曲した日。記録としては翌2月11日の予約演奏会に初演されました。しかし、父レオポルドが演奏会当日にウィーンに着いた時の書簡が残っているが、モーツ

  • フルトヴェングラー マタイ受難曲

    こんにちは、ともやんです。僕は所有するフルトヴェングラーのザ・レガシーの2枚目が、J.S.バッハの傑作『マタイ受難曲』です。演奏時間が2時間半以上掛かるので、CDも3枚に渡って収録されています。今回は、その1枚で第1部の途中までを聴きました

  • フルトヴェングラー 名盤 バッハ 管弦楽組曲&ブランデンブルク協奏曲

    こんにちは、ともやんです。1月25日は、フルトヴェングラーの誕生日でした。1886年1月25日ベルリン生まれ。もう生誕137年なんですね。しかも1954年11月30日に68歳で亡くなっているので、来年で没後70年になります。もう遠い過去の人

  • クナッパーツブッシュ ヨハン・シュトラウス2世 名演集

    こんにちは、ともやんです。今年は、ハンス・クナッパーツブッシュの生誕135年に当たる年。だからどうしたという人もいると思うが、個人的にはだから聴いてみようという気になる。そこで、古い録音から順次聴いてみることにした。今日は、1928年と19

  • クナッパーツブッシュ 名演集 1920年代

    こんにちは、ともやんです。ハンス・クナッパーツブッシュ(1888-1965)ドイツの名指揮者で、時に特異な演奏をすることで有名です。亡くなって60年近く経ちますが、今での多くのファンがいます。何を言おう僕のその一人です。最近、クナッパーツブ

  • トスカニーニ エルガー エニグマ変奏曲

    こんにちは、ともやんです。今日はトスカニーニの命日。1957年1月16日。89歳だった。70歳の頃一旦引退を決めたが、NBCの熱烈な招聘により、意向17年に渡ってNBC交響楽団の多くの貴重な録音を残しました。その全ては、この偉大な指揮者の後

  • クレンペラー ベートーヴェン 交響曲全集 1970

    こんばんは、ともやんです。とうとう買ってしまいました。オットー・クレンペラーのベートーヴェンの交響曲全集。それも1970年のクレンペラー最後の全集です。当時84歳のクレンペラー。数々の身体的怪我や病気、それに加え人種、思想、宗教などの弾圧と

  • フルトヴェングラー ベートーヴェン 交響曲第3番「英雄」1952

    こんにちは、ともやんです。1971年5月某日、中学2年生になったばかりの僕は、1枚のLPレコードを買いました。それは、ヴィリヘルム・フルトヴェングラー指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の演奏によるベートーヴェン作曲の交響曲第3番「英雄」

  • クレンペラー ラスト・コンサート 1971

    こんにちは、ともやんです。クレンペラーファンとしては、聴かずには死ねないラストコンサートです。1971年9月26日のコンサートは、クレンペラーが"ライヴ"による音楽作りに別れを告げることを意図して行なわれたものではなかっ

  • フルトヴェングラー ルツェルンの第九

    こんにちは、ともやんです。フルトヴェングラー「ルツェルンの第九」は、録音が残っている第九では、一番最後のものです。昨日は、2週間前の最後のバイロイトの録音をご案内しましたが、こちらは音質の良さに驚かされます。僕が聴いた「Music and

  • フルトヴェングラー バイロイトの第九 1954

    こんにちは、ともやんです。評論家の故吉田秀和氏が実際に聴いて最高と第九だといった録音がオルフェオというレーベルから出ました。吉田氏が絶賛したというのが、1954年8月のフルトヴェングラー&バイロイト祝祭管によるベートーヴェンの第九なのです。

  • シューリヒト ベートーヴェン 交響曲第1番&第7番 ライブ

    こんにちは、ともやんです。カール・シューリヒト(1880-1967)は、今年が没後55年。そして2年前の2020年は、生誕140年でした。それを記念してシューリヒトの秘蔵ライブを収録したアルバムが発売されました。

  • シューリヒト ベートーヴェン交響曲全集

    こんにちは、ともやんです。もう長らく僕のコレクションとして所有していますが、なかなかしっかりと聴いて記憶がありません。その他のシューリヒトのCDはよく聴いていますし、しかもベートーヴェン全集という貴重なものでもありにも関わらず、どうして積極

  • オットー・クレンペラー秘蔵音源集1955&1958

    こんにちは、ともやんです。今回は、20世紀の大指揮者、オットー・クレンペラーの秘蔵音源から、得意としていたモーツァルト交響曲第25番、ベートーヴェン交響曲第5番、ブラームス ドイツレクイエムを収録した2枚組をご案内します。この音源は、リチャ

  • クレンペラー ヘンデル オラトリオ「メサイア」

    こんにちは、ともやんです。所属している合唱団で、2023年10月7日(土)ミューザ川崎シンフォニーホールにて「メサイア」の公演を行います。現在、そのための練習中です。公演まで11ヶ月ありますが、週1回だけの練習でしかも高齢者が多いので練習時

  • クレンペラー 名盤 ベートーベン交響曲全集 60年ライブ

    こんばんは、ともやんです。まさに聳え立つ巨峰!クレンペラー+フィルハーモニア管による、1960年ウィーン楽友協会に於けるベートーヴェン・ツィクルス。有名なライヴ録音です。厳しいリズム感、木管に対しての自由な飛翔は聴いていて姿勢を正したくなる

  • クレンペラー 名盤 ブルックナー7番 ウィーン響 1958年

    こんにちは、ともやんです。クレンペラーのブルックナーは、後年のフィルハーモニア管との録音では、例えば第5番などは、まるで大河の流れのような悠然たる演奏を展開しています。しかし、50年代までは、どちらかという早めのテンポで素っ気なくすすめる演

  • クレンペラー ベートーヴェン 運命&田園 1951年

    こんにちは、ともやんです。とかくあまり良い評判を聞かない、クレンペラーのVOX時代の録音ですが、12月に最新SACDリマスタリングされて発売されます。時期的には、12月の下旬と言うことでクリスマス・プレゼントという雰囲気ですね。VOX時代の

  • ブルーノ・ワルター モーツァルト交響曲第38番&第40番

    こんにちは、ともやんです。2015年にALTUS設立15周年記念で発売されたウィーン・フィルのライブ名演集は第1集と第2集が発売されました。第1集は、CD11枚組でシューリヒト、フルトヴェングラー、クナッパーツブッシュの3人の巨匠たちのライ

  • フルトヴェングラー バイロイトの第九 スウェーデン放送

    こんにちは、ともやんです。フルトヴェングラー生誕135年の掉尾を飾る世紀の大発見!"全人類の至宝"とまで讃えられてきた、フルトヴェングラー至高の名演ライヴ「バイロイトの第九」、その真実がついに明らかにされる!なんて派手な

  • カール・シューリヒト 名盤 シューベルト&ブラームス 1965

    こんにちは、ともやんです。もう7年が経つんですね。ALTUSの15周年記念ボックスとして、『シューリヒト・フルトヴェングラー・クナッパーツブッシュ ウィーン・フィル ライヴ録音集』これが第2集もあり、合わせて3万円近く払って買ったのが7年前

  • フルトヴェングラー 第九 1953年5月30日か31日か

    こんにちは、ともやんです。フルトヴェングラーが指揮した第九の録音は13種類と以前の記事で伝えました。↓フルトヴェングラー 第九 1937年ただ、ブログの内容を見て頂けば分かりますが、13種類もあることに驚ています。これは、タワーレコード・オ

  • ベートーヴェン ピアノ協奏曲第3番 クナッパーツブッシュ&アンダ/フォルデス

    こんにちは、ともやんです。ドイツの稀代の名指揮者ハンス・クナッパーツブッシュは、1965年10月25日に77歳で死去しました。晩年は、身体も某もほとんど動かさず、眼力だけで指揮をしていたそうです。その頃の演奏は、すっかり枯れ切って余分なもの

  • フルトヴェングラー 第九 ウィーン・フィル 1952

    こんにちは、ともやんです。宇野功芳氏の名著『フルトヴェングラーの全名演名盤』では、1952年2月3日のウィーン・フィルとのライブ録音はいまひとつのコメントです。というのも宇野氏が聴いたLPカナダ・ロココ盤の音質がかなり悪いものだったようです

  • フルトヴェングラーの第九 ザルツブルク 1951

    こんにちは、ともやんです。ヤマカズさんこと指揮者の山田一雄氏のエッセイ集『一音百態』の中で、今まで第九は何回指揮しましたか?とインタビューで質問され困ったと記していました。そして年5回振るとして40年間で200回。実際はもっと多いだろうとも

  • フルトヴェングラー 第九 ウィーン・フィル 1951

    こんにちは、ともやんです。フルトヴェングラーとウィーン・フィルのコンビによるベートーヴェンの第九は、5種類残されています。それも1951年から53年までの2年半の間の記録のものです。①1951年1月7日 ウィーン②1951年8月31日 ザル

  • フルトヴェングラー ヒトラーの第九

    こんにちは、ともやんです。フルトヴェングラーは、1933年にナチスが政権を取ってから、要請がありながらもヒトラーの誕生日を祝うコンサートを辞退し続けていた。それは彼なりの抵抗だったと思う。またドイツに居ながら、しかも要職に付いていたためのせ

  • フルトヴェングラー 名盤 ストックホルムの第九

    こんにちは、ともやんです戦時中のフルトヴェングラーは、周りからどう見られていようとナチス政権と闘っていたつもりであった。前の記事でも書いたけど、フルトヴェングラーは鈍感なのか繊細なのかわからない。多分友人として付き合うと面倒な面とその繊細な

  • フルトヴェングラー 第九 1942年3月

    こんにちは、ともやんです。昨日の記事で、宇野功芳氏の著書『フルトヴェングラーの全名演名盤』で、第九は8種類紹介している書いたが、当然宇野氏は1942年3月の録音の1ヵ月後のヒトラーの誕生日祝賀コンサートのことは知っていて、42年3月の定期演

  • ブルーノ・ワルター 編曲 マーラー 復活

    こんにちは、ともやんです。20世紀を代表する名指揮者でマーラーも親交が深かったブルーノ・ワルターの編曲によるピノ連弾版を聴きました。フルオーケストラの傑作をピアノ2台でどんな表現ができるだろうか?と興味本位で聴きましたが、これがなかなかいい

  • フルトヴェングラー 第九 1937

    こんにちは、ともやんです。フルトヴェングラーのベートーヴェンの第九の音源が、全てライブですが、全部の13種類あるそうです。あれ?そんなあったっけ?というのが僕の正直な感想。ちなみに僕が所有している2冊の本には、それぞれ8種類と9種類になって

  • フルトヴェングラー ベートーヴェン 交響曲第7番&第8番 1954

    こんにちは、ともやんです。1954年8月30日のザルツブルク音楽祭でのフルトヴェングラーのライブを聴いた。プログラムは、ベートーヴェンの交響曲第8番と第7番。オーケストラは、ウィーン・フィルハーモニー管。まず聴いてその音質の良さにホッとした

  • トスカニーニ 名盤 展覧会の絵

    こんにちは、ともやんです。2011年7月3日、神奈川県民ホールで僕は、合唱団の一員として、ムソルグスキー作曲 伊藤康英編曲・構成による交響的カンカータ「展覧会の絵」を歌いました。思えば、それより38年前の中学生の時、僕は北陸富山市の市立図書

  • トスカニーニ フランク 交響曲ニ短調

    こんにちは、ともやんです。セザール・フランク(1822-1890)は、フランスの作曲家とされていますが、出身はベルギーのリエージュです。リエージュはベルギーの東部、しかもドイツとオランダの国境も20~30キロ程度の場所です。ただ、これは現在

  • フルトヴェングラー ベートーヴェン交響曲第1番 1954

    こんにちは、ともやんです。フルトヴェングラーの指揮によるベートーヴェン交響曲第1番の録音は、次の5種類残されています。①アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団 1950年7月13日②ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 1952年11月24

  • ブルーノ・ワルター 名盤 マーラー交響曲第1番「巨人」

    こんにちは、ともやんです。ブルーノ・ワルターは、1876年9月15日にベルリンのユダヤ人の家庭に生まれた。父親は簿記係だったというので特に裕福な家庭でも音楽家の家庭でもなかったようです。ただ母親が幼いワルターの並外れた音楽の才能を見出し、彼

  • ベートーヴェン 第九 名盤 クレンペラー

    こんにちは、ともやんです。9月10日(土)の第九のコンサートに合唱団の一員として参加するため毎日第九のCDやサブスクで録音を聴いています。今日は、クレンペラーの演奏を2つ聴きました。一つは、1958年1月6日ケルンで行われたライブで、オケは

  • クレンペラー 名盤 モーツァルト セレナード

    こんにちは、ともやんです。オットー・クレンペラー(1885-1973)は、2mを越す長身の巨体の指揮者でした。1929年にベルリンのイタリア大使館で撮影された有名な写真があります。ベルリンに客演したトスカニーニを囲んで当時ベルリンで活躍して

  • クレンペラー マーラー交響曲第4番 シュワルツコップ

    こんにちは、ともやんです。クレンペラーは、若かりし頃マーラーに傾倒して交響曲第2番「復活」のピアノ編曲版まで行ってます。またマーラーの紹介で指揮の職なども得ています。だからマーラーには恩があるはずですが、ではマーラーの作品をなんでも演奏した

  • クレンペラー 名盤 メンデルスゾーン交響曲第3番&第4番

    こんにちは、ともやんです。クレンペラーの名盤というと、まずメンデルスゾーンの交響曲第3番"スコットランド"が多いと思います。名曲だけにCDも多いですが、これだけ透明感があり深沈として名演に匹敵するのは、僕が聴いた中では、

  • フルトヴェングラー ハイドン”驚愕”&チャイコフスキー第4番

    こんにちは、ともやんです。チャイコフスキーが特に素晴らしい名演で、フルトヴェングラーのスタジオ録音の中でもトップクラスの内容だと思う。51年の1月の録音。この曲だけで録音に5日間も費やしていて、フルトヴェングラーではかなり珍しいらしい。フル

  • フルトヴェングラー 名盤 交響曲第5番”運命” 1947

    こんにちは、ともやんです。フルトヴェングラーは、偉大な音楽家だったが、では人間性も素晴らしかったかというとちょっと首をかしげてします。というのは、なんと言っても女性好き。まあこれはいいとしても優柔不断で嫉妬深く猜疑心が強い性格だったようだ。

  • フルトヴェングラー 名盤 シューマン&ハイドン

    こんにちは、ともやんです。フルトヴェングラーは、シューマンの交響曲に関しては残念がら第1番と第4番しか残してません。第1番は、51年10月29日のミュンヘンのドイツ博物館ホールにおける実況録音の1種類だけですが、第4番は、スタジオ録音とルツ

  • ワルター 名盤 モーツァルト レクイエム

    こんにちは、ともやんです。1956年の録音ということでブルーノ・ワルターが80歳の年。だからニューヨーク・フィルとの貴重な録音です。制作者の平林氏もコメントしていますが、宇野功芳著『名指揮者ワルターの名盤駄盤』(講談社+α文庫/絶版)には「

  • フルトヴェングラー 名盤 チャイコフスキー&ハイドン

    こんにちは、ともやんです。宇野功芳著『フルトヴェングラーの全名演名盤』で、チャイコフスキーの交響曲第5番のついて、フルトヴェングラーの数多いCDの中でも、おそらく最悪の演奏ではあるまいか、とこきおろしています。僕も他のCDを持っているが、音

  • クレンペラー オイストラフ ブラームス ヴァイオリン協奏曲

    こんにちは、ともやんです。オットー・クレンペラーとダヴィッド・オイストラフそしてフランス国立管弦楽団。この組み合わせが面白い。クレンペラーは、ドイツ出身の指揮者と言うことになっているが、ユダヤ系で生まれもブレスラウで現ポーランド領。D・オイ

  • フルトヴェングラー 名盤 ベートーヴェン第九 フィルハーモニア管

    こんにちは、ともやんです。フルトヴェングラーの第九の録音は、8種類ほどLP、CD化されています。その最後のものが、亡くなる約3か月前の録音である、ルツェルン音楽祭におけるフィルハーモニア管とのものです。

  • フルトヴェングラー 名盤 ブラームス 交響曲第1番 ローマ

    こんにちは、ともやんです。ブラームスの交響曲第1番は、もっともフルトヴェングラー向きの作品だと思います。残されている録音も10種類ほどありますが、宇野功芳著『フルトヴェングラーの全名演名盤』では、この1952年3月のローマRAI交響楽団に関

  • クナッパーツブッシュ 名盤 ベートーヴェン 英雄

    こんにちは、ともやんです。制作者に記しているようにミュンヘンフィルとのベートーヴェンの英雄は、当初バイエルン放送響との録音ということで僕もそのLPを持っています。悠然たる歩みがまさにクナッパーツブッシュという感じですね。しかも今回の復刻では

  • クナッパーツブッシュ 名盤 ワーグナー ワルキューレ第1幕

    こんにちは、ともやんです。誰が言ったか知りませんが、男が一度はやってみたい憧れの仕事が3つあるそうです。・帝国海軍の指令長官・プロ野球の監督・オーケストラの指揮者つまりどれも自分の指示で部下を思い通りに動かせるということで共通している。ただ

  • トスカニーニ ドヴォルザーク交響曲第9番”新世界より” ライブ

    こんにちは、ともやんです。僕は、中学生の時からクラシック音楽に興味を持ち、一人の愛好家として50年以上聴いてきました。ただクラシック音楽と言っても広義に解釈すると16世紀のバロック音楽から始まり、18世紀から19世紀初頭の古典派、それに続く

  • クナッパーツブッシュ R・シュトラウス 「ドン・ファン」「死と変容」

    こんにちは、ともやんです。盤鬼こと音楽評論家にして自分のレーベルまで立ち上げて活躍されている平林直哉氏の本『盤鬼、クラシック100盤勝負!』を読んでいると、イギリス・テスタメントというレーベルから、クナッパーツブッシュのステレオ録音盤が出た

  • フルトヴェングラー 帝国放送局1939-1945

    こんにちは、ともやんです。ヴィリヘルム・フルトヴェングラー(1886-1954)は、20世紀最高の指揮者の一人で亡くなってもう68年経ちますが、いまだにその人気は衰えません。もう残された音源は出尽くした感はありますが、むしろ、より明快な音質

  • クレンペラー マーラー 交響曲第9番 録音集

    こんにちは、ともやんです。クレンペラーがマーラーに初めて知り合ったのは1905年ベルリンでのことでした。オスカー・フリートが、マーラーの交響曲第2番を指揮した時で、この時クレンペラーは、舞台裏のアンサンブルの指揮をすることができたのでした。

  • カール・シューリヒトの芸術

    こんにちは、ともやんです。カール・シューリヒトは、1880年7月3日に現在のポーランド、グダニスクで生まれました。つまり先日、生誕142年。亡くなったのが、1967年1月7日ということで、今年が没後55年。そう言えば、僕がクラシック音楽を聴

  • シューリヒト パリ音楽院管 ベートーヴェン 第九 ステレオ盤

    こんにちは、ともやんです。カール・シューリヒトは、今年没後55年のドイツの名指揮者です。誕生日が1880年7月3日だったのでつい先日生誕142年の誕生日だったんですね・カール・シューリヒトの名盤というと1958年にパリで一気に録音されてベー

  • クレンペラー ラスト・コンサート

    こんにちは、ともやんです。オットー・クレンペラー(1885-1973)今日は命日。2m近い体躯を持ち、国家、宗教、人種などあらゆる差別と闘い、度重なる病や事故による怪我を克服して88歳の生涯を全うした不屈の精神の持ち主。その音楽は、ヤワな感

  • フルトヴェングラー ブラームス交響曲第1番

    こんにちは、ともやんです。フルトヴェングラーの劇的で悲劇性を帯びた指揮は、ブラームスの交響曲、特に第1番には、とても向くと思います。多分コンサートでも多く取り上げ、実際録音でも10種類残されています。しかし、録音嫌いでスタジオでも非協力的だ

  • ブルーノ・ワルター マーラー 交響曲第9番

    こんにちは、ともやんです。今日6月26日は、マーラーの最後の交響曲となった第9番が初演された日です。マーラーの完成版としては最後の交響曲となった第9番は、1909年に完成しました。しかし、結局、マーラーが1911年5月18日に他界したことで

  • フルトヴェングラー 第九 ウィーン・フィル 1953

    こんにちは、ともやんです。フルトヴェングラーのライバルと言われるヘルベルト・フォン・カラヤン。いやライバルというのはどうだろうか?1886年生まれのフルトヴェングラーと1908年のカラヤンでは、親子ほど年齢が違います。でも特にフルトヴェング

  • クナッパーツブッシュ 名盤 5選

    こんにちは、ともやんです。ハンス・クナッパーツブッシュ(1888-1965)が亡くなってから、すでに57年。2025年には、没後60年となります。えっ!?そんな経つんだ!僕がクラシック音楽を聴き始めた1970年では、クナッパーツブッシュはつ

  • フルトヴェングラー 名盤 タワーレコード ベスト5

    こんにちは、ともやんです。フルトヴェングラーは、録音に関してかなり神経質な人だったようです。特に録音技師たちからみるとむしろ面倒な人だったようです。想像するに録音は、実演には叶わない、実演こそ一番と思っていたと思います。デッカの名プロデュー

  • フルトヴェングラー ブラームス 交響曲第2番

    こんにちは、ともやんです。フルトヴェングラーは、自身のことを指揮もする作曲家と考えていたという説を読んでことがあります。そういうことから同時代に活動していた、トスカニーニ、エーリヒ・クライバー、クレンペラーなどのアンチ・ロマン派的な演奏や無

  • フルトヴェングラー ブラームス 1番

    こんにちは、ともやんです。ブラームスの交響曲第1番と言えば、もっともフルトヴェングラー向きの曲と言えます。実際、1部だけのものも含めると10種類残されています。①ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 第4楽章 1945年1月23日※ナチス・ド

  • クナッパーツブッシュ 名盤 ベートーヴェン 英雄

    こんにちは、ともやんです。僕が、本がボロボロになるまで読み込んでいる本があります。福島章恭著「交響曲CD 絶対の名盤」。まあ、なんと強気のタイトルなのだろうか?でもそれだけ筆者渾身の思いが伝わってきてそれだけでも音楽を楽しむ悦びを感じます。

  • フルトヴェングラー シュナイダーハン ベートーヴェン ヴァイオリン協奏曲

    こんにちは、ともやんです。名ヴァイオリニスト、ウォルフガング・シュナイダーハンは、1915年5月28日にウィーンで生まれ、2002年5月18日に生地と同じウィーンで亡くなっています。今年が没後20年にして今日が命日ですね。シュナイダーハンに

  • クレンペラー 魔笛

    こんにちは、ともやんです。僕が一番尊敬する音楽家の一人に指揮者のオットー・クレンペラーがいます。1885年5月14日生まれ。1973年7月6日にその苦難の連続ながら不屈で乗り切った88年の生涯を閉じました。2m近くの長身ながら、作曲の才能も

  • フルトヴェングラー ブラームス 3番

    こんにちは、こめまるです。ティタニア・パラストにおける定期演奏会の実況録音であり、場内の咳ばらいが異常に多いが、そんなことが気にならないほど演奏はすばらしく、音も当時のものとしてはかなり良い。フルトヴェングラーの数多いCDの中でも、特に注目

  • シェルヘン ベートーヴェン交響曲第8番 異常

    こんにちは、ともやんです。シェルヘンが亡くなる前年の1965年にルガノ放送交響楽団を振って録音したベートーヴェンの交響曲全集が出たのは確か1990年頃だったと思う、といい加減なことは書けないので調べてみると、評論家の平林氏もある本にそう記述

  • ブルーノ ワルター NBC響 ライブ

    こんにちは、ともやんです。ブルーノ・ワルターが、ナチスに追われアメリカに亡命した直後にNBC交響楽団を指揮した復刻盤が、平林直哉氏の制作で一昨日第1弾ができます。筆者はまだ入手していませんが、5月中旬に発売予定の第2弾に収録されているブラー

  • フルトヴェングラー 運命 1954

    こんにちは、ともやんです。20世紀最高の指揮者と言われるヴィリヘルム・フルトヴェングラー。まあ、最高かどうかは別として偉大な指揮者の一人であったことは間違いありません。またその全盛期が、ナチス政権下のドイツであったこと。その狂った権力者の下

  • クレンペラー ベートーヴェン 交響曲第1番&第2番

    こんにちは、ともやんです。オットー・クレンペラーは、50年代からフィルハーモニア管を指揮して多くの録音を残しました。ベートーヴェンの交響曲全集も僕の知るとところでは3種類ほどあります。しかし一番録音年の古い57年から60年のセッション録音の

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