退屈という牢獄の真ん中で
人は、ただ一人。どこまで行っても、ただ一人。いつまで待っても、ただ一人。退屈という牢獄の真ん中で、やることも無く、一人居る。何もやらねば、何も起こるはずがない。ならば、ひたすら考えよう。手足を拘束されようと、考えることなら出来るはず。それは判っているつもりだが、何を考えたらいいか?一人、私の行く先は、流れ流れの流れ道。私の生きるその先は・・・?酒を食らって、タバコを吸って、何か求めてぶらぶら歩き。先の見えないこの道を、独りぽっちで彷徨い歩く。退職以降、何年経つのだろうか?歳を数えるのを忘れ、何も起こらぬ日々を過ごしている。自分の生き方が見えない日々を、出たとこ任せでぶらつきまわっているばかり。ただ一人、これから先を思ってみると、悪いことばかり見えてくる。ただ一人、昔を思ってみると、良いことばかりが見えてくる。と...退屈という牢獄の真ん中で
2019/11/30 20:42