第1章〜昼の女〜13:00 横浜銀行員として働く24歳の彼女とのデートは純粋そのものだった。daiceにしては珍しく昼間に待ち合わせし、横浜みなとみらいの景色の良いテラス席のレストランで観覧車を眺めながらご飯を食べる。春の陽気な空気を浴びながらメキシコ産のコロナビール
あたりが薄暗くなってきた。昼間まで降っていた雨はdaiceが家から出た時には止んでいた。傘を持って家を出てきてしまったdaiceは心の中で舌打ちした。3月下旬。つい最近まで寒かった空気は生暖かく、街を歩く人々の服装も軽々しく感じる。daiceは17:47発の急行名古屋行きの列
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