建て替えどころか大規模修繕も困難に… 高齢住民増加で身動きが取れなくなる「老朽マンション」のリアル
「老朽マンション」の問題は深刻(イメージ) 超高齢社会・日本では、「マンションの老朽化」も進行し、築40年以上のマンションは大幅増が見込まれている。 国交省の推計によれば、2032年末に2022年末比で約2.1倍にあたる約260万8000戸、2042年末は約3.5倍にあたる約445万戸に達するという。 それに加えて、居住者の高齢化も並行して進むため、マンションが抱える「2つの老い」問題は、予想されている以上に深刻だ。 実際問題として老朽マンションでは何が起きているのか? 人口減少問題の第一人者で、最新刊『縮んで勝つ 人口減少日本の活路』が話題のジャーナリストの河合雅司氏(人口減少対策総合研究所…
2024/08/30 17:42