突然だが、この記事をもって累計600記事に届くそうだ。ろっぴゃく記事。なんともスゴイ数字だ。我ながらこれを具体的にイメージする方法が見つからないくらいである。 前回の記事でも少し触れたとはいえ、普段と同じ釣行記録でしれっと到達させるのもどうかと思ったので、別枠の記事にしてみようと思った。 pochihiko-inunosuke.hatenablog.com 以下、その挨拶という建前で、なんでもないことをつらつら書いた記事なのだが、まぁ肩の力の要らないエッセイということで、軽くお目通し願いたし。
102種類を目標に、あちこちで淡水魚から海水魚までを狙い、釣具や釣り方を写真と共に紹介するブログ。
超主観的釣り場紹介! No.2 防府市・小茅漁港 ―エギのメッカにして、天然の水族館🦑―
防府市で釣りをすると言えば、向島、中関漁港、あるいは西浦漁港というイメージが強いと、僕は勝手に感じている。 しかしもう一つ、知名度としても別に低いわけじゃないのだが、あまり名前を見ない場所がある。それが【小茅漁港】だ。 ※ただし小茅漁港が正式名かどうかは不明 僕はここのことを西浦漁港だと思っていたのだが、よくよく調べるとそうではないというのが判ってきて、今色々認識なり情報なりを改めようとしている折である。 そんなこの漁港だが、今まで何度通ったかマジで分からないくらい来ている。それだのに、まだ発掘していない魅力が山程あることも、同時に実感しているわけで。 てことで今日は、そんな小茅漁港の魅力を、…
【後編】人生初”フリーサイト・ソロキャンプ”満喫記⛺ ―省エネ晩酌は楽しいのか?🍶 @秋吉台家族旅行村
前回のあらすじ 前回の記事を読んでくれ 省エネのソロキャンプ。一言で言ってしまえば、僕の目標はこれをどこまで追求できるか、だ。最低限の装備で快適に過ごし、そして誰よりも早く撤収して帰ってしまう。 この体制さえ作れれば、それこそ巌流島だって、野島だって、江田島だって、キャンプサイトとして選ぶことができる。僕は30代の内に、それらを全て制覇したい。 それを夢に描くのもいいのだが、夢はどこまで行っても画餅である。とりあえず小出しで叶えてみること。そうすれば現実的に何をどうすればいいかが見えてくる。 夢を現実にするために何が要るのか。そして、何が足りないのか。そのきっかけは、掴むことができたのか。てこ…
【前編】人生初”フリーサイト・ソロキャンプ”満喫記⛺ ―理想のキャンプを”とりあえず”叶える @秋吉台家族旅行村
ソロキャンプを趣味にするようになってから、大体4年くらいの月日が流れた。我流で勉強したり、テレビ番組の真似をしたりと、少しずつレベルを上げてはいる。 もちろん、キャンプ技術に誇りを持っている方々からすれば鼻で笑われるレベルなのだが、段々僕にとっても、理想のキャンプ像というものが見えてきている。 それは、ザック一つで全ての荷物が完結するキャンプだ。身軽さと快適さという矛盾しそうな二つを統合し、それを引っ提げて本当に静かなところに身を置いてみたい。 そんな想いを口にするようになって1年以上が経過しているわけだが、そこに向かって前進をしている感じは、実はあまりしていないのも理解している。 ―やはり、…
【後編】柳の下のドジョウを求め、僕は防府へ向かうのだ🚙 ―本命無き釣行とハプニング祭りの1日😲― @防府市小茅~中関
前回のあらすじ(ChatGPTいわく) pochihiko-inunosuke.hatenablog.com 先週、佐波川河口でサヨリの群れを目撃した筆者は、今回サヨリを狙い再び訪れる。しかし水量が少なく、サヨリの姿はなくフグばかりが釣れる。 そこで小茅漁港に移動し、エギングでイカを狙うも反応は薄い。 サヨリの回遊も見られず、思うような結果が出ない中、筆者は次にシロギスを狙い中関港へ向かう決意を固める。 釣りは計画通りには進まなかったが、まだチャンスは残っており、後編での結果に期待をつなぐ。 頭の中でドラゴンボールの次回予告のBGMが流れてきたが、まぁ書いてある内容に間違いはない。そんな出来事…
【前編】柳の下のドジョウを求め、僕は防府へ向かうのだ🚙 ―本命無き釣行とハプニング祭りの1日😲― @防府市小茅~中関
先週、ハゼを釣りに佐波川河口へ行ったという話を書いた。そのときも書いたのだが、実は20cm弱という、結構大きめのサヨリの群れを目撃している。 それで思い出した。実はまだ、このブログを開設以来、サヨリを釣っていない。もう魚種を出し惜しみしている余裕はないので、ちゃんと釣りたいと、改めて思った。 とはいえ、佐波川河口にまだ居るかわからないサヨリだけを釣りに行くのは、あまりにも心許ない。そもそも居なかった際は、あまりにも凄惨なことになってしまう。 そこでこの日は、潮の満ち引き具合を考慮し、干潮時の1~2時間はサヨリを狙い、その後は小茅でエギングでもして遊び、最後は中関港でシロギスを狙うことに決めた。…
【小ネタ集】「メダカは意外にも〇〇目の魚」「ハゼを調理してちゃんと味わう」
大体10か月ぶりの投稿で自分も驚いているが、ずっと放置していたYouTubeに新しい動画をアップしてみた。記事にしなかった動画の端材を集めただけなのだが。 今回はたまたまだが、防府市近辺~秋穂の映像が多めになった。もしかしたら見覚えあるエリアがあるかも。そんな謎宣伝を打っておこう。 youtu.be ―という雑な告知だけで記事を増やすのは、ちょっと忍びない。僕の矜持と言えばカッコいいが、要はエゴによって、文字数が2,000に至らない記事はなるべく避けたいのだ。 てことで今回は以後、【小ネタ集】と銘打って、端材をまた無理やり搔き集めて、オムニバス形式の記事をしたためてみようと思う。 なるべく読み…
のんびりハゼ釣りのつもりが、兵站戦になりましたの巻!! ―山口市の川+佐波川河口―
最近、釣り仲間からの連絡と、SNSで流れてくる情報が、偶然ながらに一致して、にわかに興味が強まった魚がいる。それはマハゼだ。 ふとカレンダーを見て気が付いたが、確かにマハゼ釣りの盛期、その始まりの時期くらいには差し掛かっている印象だな、と。と同時に、今回はハゼを食いたくもなった。 今はまた謎に減量中なので天ぷらとかは控えようと思うのだが、単にソテーにして食っても美味そうだな、と。というより味を覚えてないことを思い出した、というか。 そういえばぬし釣り64の河口ステージには、「マハゼなんて簡単。昼寝してても釣れる」といった舐めたヤツが居たが、それくらいのんびり楽しめる釣りということか。 休日のリ…
「ブログリーダー」を活用して、中元 俊也さんをフォローしませんか?
突然だが、この記事をもって累計600記事に届くそうだ。ろっぴゃく記事。なんともスゴイ数字だ。我ながらこれを具体的にイメージする方法が見つからないくらいである。 前回の記事でも少し触れたとはいえ、普段と同じ釣行記録でしれっと到達させるのもどうかと思ったので、別枠の記事にしてみようと思った。 pochihiko-inunosuke.hatenablog.com 以下、その挨拶という建前で、なんでもないことをつらつら書いた記事なのだが、まぁ肩の力の要らないエッセイということで、軽くお目通し願いたし。
突然なんだという話だが、亡くなった僕の祖父は、とにかく歩く人だった。自分の足であちこち散策し、その先々で色々な光景に出会う。 僕もまたその血を引いているためか、歩き回って色んな場所へ行くのは結構好きである。Fitbitで歩数をログに残しているが、毎日こんなに動いているのかと驚くほどだ。 そして今日。天気は何とか曇りの予報で、つまり釣りには出かけられるのだが、あいにく夕マズメ時は「干潮」の時間帯と完全に重なっていた。 となれば釣りは諦めるべきだろうか。そんなわけない。逆に干潮時こそ、普段いけないエリアに足を運ぶ絶好機だ。 てことで今日は、【開拓】に重きを置いた釣行に出掛けてきたので、その記録を以…
前回のあらすじ by ChatGPT 6月8日頃の梅雨入り予報を受け、キャンプや釣りが難しくなると判断した僕は、ネタ確保のために複数種類の魚を狙う釣行を計画した。 雨だけなら決行する派なので、中関マリーナ近くの波止で釣りを開始。干潮後でも潮位が低く、遠浅の地形を確認しつつ、実験的な仕掛けで挑んだ。 最初に釣れたのはリリースサイズのキビレ。次いで2025年初のシロギスも釣れ、一区切りとしてこの場を後にした。 次は佐波川河口へ向かったが、予想外の大量の海藻に絶句。仕掛けがまともに使えず、ようやく海藻の少ない場所で2匹釣ってリリースし、転戦を決意。 最終目的地として尻川海水浴場を予定していたが、ロケ…
天気予報を見て絶望したが、6月8日頃をめどに中国地方も梅雨入りとのことで、これからの週末はキャンプも釣りも封じられるフラグが立っている。 こうなると毎年困るのが、ネタの確保だ。別に個人の趣味でやっているブログなので、しれっと1ヶ月くらいオフにしても良いはずなのだが、それは避けたい性質なのだ。 ならば、どうするか。シンプルに、1日で2記事も3記事も書けるようなネタを拾いに行けばいい。それだけの話である。 ちなみに僕は、”単に雨というだけ”なら、釣りに行くことは中止にしないタイプだ。そこに暴風が伴えば身の危険が迫るため避けるが、雨だけなら別にいいじゃん、と。 てことでこの日もあっちこっち巡って、何…
前回のあらすじ 前回の記事を読んだ方が早い。 pochihiko-inunosuke.hatenablog.com てことでこちらは後半戦のお話。先に言うと、こちらも前半戦に負けず劣らず・・・どころか、起きた出来事の衝撃のデカさでいえば、完勝レベルである。 タイトルにて盛大なネタバレをしているのだが、こちらのできごとを端的に言えば、「オイカワをリリースして怪魚をアドバンス召喚」という文言に尽きる。 そんな伏線を貼ったうえで、以下その肝心のイベントについて触れていくことにしよう。
僕の中で勝手に決めているルールとして、休日の過ごし方は同一カードを連続させない、というのがある。 先週は秋吉台でキャンプに興じた。そしてその勢いは冷めやらず、DODのテントとグリルも買っている。だがそれは、上記のルールに基づき、今週末は使わない。 pochihiko-inunosuke.hatenablog.com pochihiko-inunosuke.hatenablog.com とはいえ、今週は忙しかったというより、週末のスケジュールを立てるのを完全に忘れていたため、休日の前日になって、「どこで何を釣るか?」が全く決まっていなかった。 ―となれば、別に無理して決める必要はなかろう、と。思…
前回のあらすじ 前回の記事を読んでm(_ _)m pochihiko-inunosuke.hatenablog.com ―大体目覚めたのは朝の8時頃だったと記憶している。処処啼鳥を聞きながらの覚醒とは、キャンプにおける理想的な起床だったことだと思われる。 しかし、久方ぶりの脂と酒によって胃がやられたか、ぶっちゃけ気分が悪い状態だったため、まずはトイレに駆け込んだ。浮腫み倒した顔を鏡で見て、我ながら引いた。 だが、爽やかな外気に触れているうちに、自分がそれと対極の様相を呈していることなど、つゆほども気にならなくなった。自然とはなんと全てを受け入れてくれることか。 ・・後はいつも通りの撤収だ。ルー…
長い戦いが終わった。受験を経て、新年度募集を経て、1学期中間テストを経て…。この3ヶ月の休日数は、GWの連休を除くと両手の指の数で事足りてしまう。 それくらい仕事にフルベットして駆け抜けた日々。さすがにそろそろ一服入れるべき時だな。心の底から自然と湧き上がる欲求として、そんなことを覚えた。 ―ただ、現実とは無情だった。キャンプに行くと誓った日から、体調がみるみる内に悪化。天気予報も不穏なマークばかり表示するようになっていった。 見えざる力が、僕から余暇を奪い去ろうとしているかのようだった。だからこそ逆に燃えた。「意地でもこの日は休むからな?仕事もゼッテェしねぇ!!!」 ということで今回は半ばホ…
悲しいことに、飼っていたメダカが1匹死んでしまった。大きさは3㎝くらい。野生個体だけに採集時の年齢は不明だが、寿命なのかどうかはわからない。突然死だった。 餌食いもよく、人にも慣れていた個体だけに、寂しさもひとしおだ。フィルターの吸入口にへばりついた亡骸を見たときは、数秒周りから音が消えたのをまだ覚えている。 ―が。 これが何を意味するかというと、水槽にいるメダカが残り一匹であるという現実だ。メダカの学校が廃校の危機。これは看過できませぬ。 メダカは、目で相手を識別できるという特殊能力を有するという。つまり自分はオイカワとは別の存在だと理解している可能性がある。すなわち自分が孤独ということも。…
依然として、アナゴ釣りに燃えている。先日のとびしま海道の釣り然り、2月の西浦の釣果然り、一定以上のサイズのアナゴが出たときは、なんとテンションが上がることか。 色々釣ったり食ったりした結果思うのだが、40㎝強のアナゴが、一番脂のノリを感じるし、実際食っていて一番ウマいと思っている。狙ってこのサイズを、数本獲りたい。 しかし、先日広島で釣行してきた漁港は、普段釣りをする場の下手すれば2倍弱の水深を誇っている場所だった。そんな絶好の場所でも、二人で粘って四匹。難しいなぁ。 pochihiko-inunosuke.hatenablog.com 中関漁港がそのロケーションに一番近いと思っていたが、なん…
連休が始まり、僕も地元に帰っている。そういえば毎年恒例になっている気がするのだが、人生において知らない期間が3年くらいしかないFくんに、釣りに誘われた。 いわく、先日僕が書いた「ウツボ」の記事に心が揺さぶられる何かがあったとのこと。その熱量に、僕も思わず「乗った!」という感じである。 pochihiko-inunosuke.hatenablog.com ウツボの生息を狙うなら、水深があり、磯があり、潮通しもあって・・という条件を並べていくと、それに(一部)合致する場所があるという。 それは、実は到着して気づいたが、過去に行ったことのある海越漁港であった。実に5年弱振りの来訪!とはいえ夜に来るの…
GWに突入した。一応釣りに行く計画自体は立ててはいるが、正直仕事にエンジン全開状態で走り続けたため、気分がまだオフ満喫モードに変わらないというのが現状だ。 これからゆっくりとそういうモードに転じていくのだろうけど、持久走を体力の限界まで走り切った後みたいに、無理してペースを落とすべきではないとも思う。 こういう時は、Q&Aが色々と丁度いいだろう。そう思ってフォームを開いてみると、質問が2つほど新規で来ていることに気が付いた。 だが、2つだけではボリュームとして限界がある。だからChatGPTに2つ追加で作成してもらい、それに回答する形で記事を作ることにした。以下、そんな話である。
今日は元々、山口市内の適当な川で小魚を釣って、その後で秋穂・大海湾でアナゴを釣ることで、1日に記事2つ分のネタを稼いじゃうもんね!と鼻息が荒かった。 ・・・だが正直、びっくりするほどの不発で、記事にするかどうか、本気で迷った。このブログ始まって以来と言ってもいいボツ企画にしてやろうかと…。 だが、データとしては多少なりとも得られたものがあったため、せっかくならそれを活用することで、丁寧に成仏させたいなとも思った。だから何とか記事にする。 ということで開始時からハズレであることが分かる珍しくて潔い記事、早速以下本題である。
こないだ中関漁港で投げ釣りをした。釣行前は、こんだけ神ってるロケーションに、ホタルイカなんて大層な餌を放り込んだら、100%大物が出ると踏んでいた。 しかし現実は不思議なものだ。アタリは全て、せいぜい30㎝弱の小アナゴばかりが齧っていることを示し、たまたまヒットした個体も、リリースすべきほどのこまさだった。 これだけ水深があって、あれだけ障害物もあって、マゴチやヒラメ、時には青物の釣果もある場所なのに、なぜアナゴはここまで小さいのか…? 疑問は色々膨らんだが、過去得られた釣果をよくよく思い出してみると、そこにはある一定の傾向があることがボンヤリとわかってきた。 その傾向とは何か?なんかビジネス…
2月、僕は西浦漁港でかなり良い釣果に恵まれた。やったこととしては、魚の切り身を用意し、ぶん投げて、放置するというだけだったのだが。 pochihiko-inunosuke.hatenablog.com 潮通しこそいいが、正直もっと水深があって、もっと岩があるような場所で同じ作戦を採れば、さらなる大物も期待できるのではないか。そういう欲がずっとあった。 ということで僕が狙いを定めたのは中関港だ。水深もあり、しかも場所によっては岩礁地帯が隣接しており、ポイントとして一級品の場所である。 仕掛けをエイとかに持っていかれないよう留意したうえで、ひたすら待つというのもオツだろう。ということでその釣りはど…
先日の予告記事にも書いたが、Makuakeで興味を惹かれた竿を買っていた。使わないままコレクションにするのも違うだろうと思い、ついに今日、使ってみた。 もっとも、商品の紹介と販売は以下のプロジェクト一択らしく、他に色々探したが特にヒットせず。事前に得られる情報は、下記のものがすべてだ。 www.makuake.com コンセプト自体は「ぬし釣りイズムの体現」ということですごく共感できた。あとはやはり、使用感や、さらなる可能性の発見に尽きるだろう。 てことで以下、主観たっぷりながら、実際に使ってみたレビューを書いてみる。
こないだの記事にも書いたが、またフナを釣った。だがその姿を後々振り返って確認してみると、これは何ブナなのか、ちょっと色んな仮説が立つような気がしている。 僕は何も考えず、これはマブナ・・と思いかけたが、マブナってこんな体型だったか、そもそもこんなデカかったか、考えれば考えるほど自信を無くしていった。 というよりこのブログを始めてからフナは何度も釣ったけど、それらを僕はちゃんと、同種は同種、別種ならそうと、きちんと分類できているだろうか? それが少しだけ不安になったので、この記事を通じ、「僕がブログ開設以来10年かけて、何種類のフナを釣ったのか」をきちんと調べ直しておこうと思う。 今日はそんなフ…
これは公言しない方が良いのだろうが、怒涛の21連勤が終わった。それもあり、心身を仕事からきちんとクラッチを切った状態で休めようと、実家に帰ってきている。 さて。今回はタイヤの交換という重い用事もあるため、フル休みだが時間的な余白は結構少ない。しかしながら、いい加減釣りにも行きたいと本気で思っていた。 それらを折衷すると何が閃くか。そうだ、冷凍庫には前回やらかしたときのサナギ粉が残っている。そしてあれから日を重ねてもいる。川に春が来たか、見に行くとするか。 ―と思っていたが、ふとを外見ると、風速4とか5mの突風がずっと吹いている有様。窓がガタガタと鳴る音が止まず、木は台風のときのようにしなり、踊…
余暇というものを楽しまなくなって久しい。それくらい人生という物をほぼ仕事に全てフルベットして生きてきたが、さすがに最近、どこか息苦しい。 その理由は色々あるが、自然に身を浸したい、色んなことを正しく一旦忘れるためにも、クラッチを切りたい、そんなところなんだと思う。 だが、繁忙期はもう少しだけ続く。久しぶりのフル休みまであと1週間あるのだが、それまでは例えば夜釣りに行くのも困難なくらい、終業が遅い。 しかし記事をこれ以上書かないままなのも嫌だ。ならばどうするか。てことで今日は、その予告というか、考えていることをまた書き殴って記事にすると決めた。 書いたからには実行する義務が自分に生じるのだが、そ…
「山口県にウツボはいないのか?」この問いを考えるようになったきっかけは、IさんからDMで頂いた質問だった。 穴釣りの中では最大クラスと言える大物は何か。アコウも夢があるが、純粋なデカさでいうなら、ウツボこそがそうなのではないか。それについては、僕も同意する。 問題は、ウツボはどうすれば釣れるのか、もとい山口県にウツボは居るのかという話だ。これがそもそも「いない」のであるならば、遠方に行く必要もあるわけで。 てことで今日は「山口県にウツボはいないのか?」という問いについて、思いつくまま色々な手法なりデータなりを用いつつ、答えを探っていこうと思う。 では以下、本題である。
※この記事は6月8日(土)に書いたのに、投稿を忘れていたヤツである。それを念頭に、以下お楽しみください。 6月9日(日)は久々のフル休みなのだが、何の因果か、狙いすましたように荒天予報が出ている。 夜は雨が止むのかもしれないが、雨上がりの夜釣りなんて、死亡フラグでしかない。だからこの日は大人しく家に引きこもって、静養に努めるのが良さそうだ。 ただ、時間がある以上、1つの記事にするほどじゃないけど、1つの項目にするくらいだったらなんとかなりそうなネタをまとめて、1個のパッケージにすることはできる。 今日はそんな、ある種オムニバス作品みたいな記事だ。お暇なときにぜひどうぞ。
ついこないだまで、このブログのネタを募集するためのアンケートを打っていた。その集計をしていてちょっと驚いたのが、「なんの魚まとめがイイですか?」の項目だ。 個人的には「アコウ」か「ウバザメ」がトップにくるかなと思っていたのだが、蓋を開けてみれば「コブダイ」の圧勝だった。 ってことで、アンケートに出た以上、きちんと記事にするのが務め。久しぶりにノートにメモをまとめながら、コブダイという不思議な魚の生態を、ガッツリ勉強してみた。 コブダイ (カンダイ) 市場魚貝類図鑑 今日はそんなお勉強回である。ではドウゾー。
5月26日(日)の釣行で、遂に僕はタイラバDTを卒業した。生まれて初めてタイラバを買ってから冗談抜きで10年弱経つ。これは、過去の記事を読んでいて気が付いたのだが。 サイズはチャリコを卒業したくらいのものだが、人生初はなんだって嬉しい。と同時にこれは、今後の強いモチベーションへ変わっている。(そのときの記事はこれ↓) pochihiko-inunosuke.hatenablog.com だから僕は今、「タイラバ」について学びを深めたくて仕方がない。「釣れた」ではなく、きちんと自分なりに立てた理論・作戦で「釣りたい」のだ。 できれば、50㎝を超えるようなサイズのヤツを。フィールドは、玄界灘だろう…
僕のホームグラウンドは一応防府市なのだが、30年近く通い続けているのに関わらず、まだ開拓したことがない場所がちょこちょこある。 その一つはここだ。中関漁港の端っこから見えるのだが、障害物もそこそこにあって、何かしらの魚がいそうな予感がプンプンするエリアである。 今までここに行かなかった理由は、強いて言えば駐車場がないからだ。ただ、釣り人を何回か目撃したことはあったので、興味自体はずっとあった。 てことで今回は少しの勇気を振り絞って、この場所を開拓してきましたよ、というお話を書いてみようと思う。
事の発端は、釣り仲間のKさんからLINEを頂いたことに始まる。それは、5月26日(日)に、以前より伝えていた船の予約が取れそうだ、というものだった。 幸い、その日はその時点で特に仕事は入っておらず、自主的な休日出社をしないよう自制すれば、オフにすることは十分可能だった。だから僕は、その誘いをOKした。 そこからは、ヘンな意味で忙しかった。予想される仕事を前もって空き時間に処理し、無理なら人に依頼し、テヅルモヅルあれこれ使って、結果僕は、26日を守り抜いた。 正直最初は、どんな釣りになるか想像だにできなかった。船釣り自体2年ぶりで、不安な気持ちが無かったと言えばウソになる。おまけに未知の海域とき…
白状すると、最近、記事ネタ難民だ。基本チームでやっているわけではない趣味のブログなので、僕の頭からアイデアが湧かなくなったら、そのまま更新は基本止まる。 不健全なのだが、最近ふらっと釣行をしようと思っても、どこかで「中関行くの、このブログ始めて何回目や?」「シロギスも、このブログ何匹目や?」と思う自分がいる。 楽しくなくなると、そのままパタッとやめてしまうかもしれない。長いこと動画配信を続けてきたYouTuberがそれを止めてしまうのも、きっかけはこういう”悟り”が多い。 僕は別にテレビマンでも何でもないのだから、そんなもん気にしなけりゃそれでいいのだが、僕の生来の飽き性の部分が、「でもさぁ」…
こないだGWに行った「のんびらんど・うましま」の記事をアップしたのだが、その中で僕は、人生で初めて、メバリングでの爆釣を経験している。 pochihiko-inunosuke.hatenablog.com pochihiko-inunosuke.hatenablog.com 以下、釣果の一例だ。上の方は夕マズメ、下の方は朝マズメのそれぞれ1時間弱の釣果である。島ってスゲェなぁ。 ・・・だがこの釣行にはちゃんと邪魔者がセットで生息しており、やる気に満ち溢れたクサフグによって、以下の記事で買い集めたルアーを全て持ってかれてしまった。 pochihiko-inunosuke.hatenablog.c…
前回のあらすじ 前回の記事読んでm(_ _)m pochihiko-inunosuke.hatenablog.com 気が付けば僕は、ステイシーST-Ⅱの中で熟睡していた。時計を見ると時刻はまだAM2:00とかであり、外からは宿泊客のイビキ以外の一切が聞こえてこない。 再び目を閉じて、また眠りに落ちようとする。遊び疲れていたのか、それとも酔いのせいか、二度寝するのも一瞬であった。 そして、AM5:00。僕の携帯のアラームが鳴った。 それを止めると、テント内に仕舞っていた釣り竿を手に取り、ファスナーを空けてテントから飛び出した。 そう、朝マズメにもう1回釣りをするためだ。3日で4回の釣行とか、少…
始まりは大体2ヶ月弱前に遡る。とある大学の先輩からのお誘いを受けて、とある”島”へグルキャンに行こうという流れになったのだ。 その”島”とは、瀬戸内海に浮かぶ「馬島」であり、そこには知る人ぞ知るキャンプ場が設営されている。 www.pref.yamaguchi.lg.jp それがタイトルにもある、「のんびらんど・うましま」だ。僕もこの機会を頂くまで全く知らなかった場所なのだが・・・・。 www.nonbiland-umashima.net 行って、心の底から思った。 この島で過ごす時間は本当に楽しく、濃厚で、かつ一瞬だった!! 誇張抜きで、24時間くらいが10分で過ぎたかのような速さに、ただた…
今年のGWはあと少し残っているが、過去最高頻度で釣りとキャンプに興じまくっている。記事にするのが追い付かないほど、濃い釣行が溜まっているほどだ。 ということでしばらくは、GWに臨んだ(やや)大型企画を書いていく。終わり次第記事にしていくが、今日明日で終わるだろうか…。 てことでその始まりの記事は、幼馴染の野郎計3人で行ってきた、呉市豊島の久比漁港だ。(実は過去に一度行ったことがあった) そんな久比漁港だが、マジで予想できない魚種が次々と出てきて、非常に面白い旅路でござんした🎣 では以下、本題書いていきます🍶
記事にこそしていなかったが、俺ぬし水族館はちゃんと健在だ。一時期の大量絶命ピンチを乗り越えてからは、水質・健康状態共に安定したまま、運営できている。 だからこそ、記事にするほどの出来事が無いままだったのだ。新しい魚を追加してもいいのだが、なかなか採集に向かう暇がなく、ちょっとチキっていた次第。 pochihiko-inunosuke.hatenablog.com そんな水槽だが、よ~く観察すると、生命の息吹というか、いい意味で変化が多々出ているのに気が付いた。 今日はその変化のまとめと、小ネタみたいなものを少々添えて、一本の記事として整えることとする。
このブログを開設して、実は9年が経過している。つまり来年をもって、なんと10周年に至るのだ。思うに、こんなに長く1つのことを継続したことは、あっただろうか。 さて。はてなブログはその機能が限定的であるのだが、実は過去の記事のアクセス数をある程度であれば追える。そして黎明期の記事が最近、とんと上がってこなくなった。 正直、最初期の記事は自分が読んでも文章や構成が稚拙で、なんというか学生気分が抜けていないところが多い。ただ、それがいい味を出しているのもあるんだけれど。 だから我ながら、玉石混交といった方が正確だと思う。ほとんど石だが、中には自分から見ても玉に当たる記事はあるわけで。 てことで今日は…
高校入試、大学入試、春季講習、新年度募集。神経を擦り減らしながら駆け抜けてきた、怒涛の春に一区切りがついた。そんな僕に今要るのは、やはり静かな時間だ。 魂を物理的に削るような日々を過ごし続けると、脳が錯覚を起こし、それを日常に変えようとしてくる。鬱病の入り口として、”あるある”の現象だ。 それを食い止めるにはどうすればいいか。徹底して自分を「目先の社会」から切り離し、本当に休めるところで心身を癒すことで、主体的に整えればいいのだ。 今の自分を取り巻く環境がコップの中の嵐に過ぎないことを認識するには、それを自動的に俯瞰できる場所へ身を置き、異なる時間感覚に浸ればいい。 なんてうだうだ言ってきたが…
前の記事で、ブラクリを作ったという話を書いた。(余談だが、過去最大クラスのスターが頂けている。ありがとうございます!) pochihiko-inunosuke.hatenablog.com しかしやはり、作ること自体はいわば手段や目標であり、あくまでもそれを使って釣果を得ることが目的なのだ。そこは履き違えたくない。 ということで、せっかく作ったコスト面で心理的抵抗のないブラクリなのだから、リスキーな場所をガンガン攻めてみたいじゃんか、と。 そう思ったので、2時間程度だが、防府市の有名スポット・中関港でチョイと遊んできたですよ。今日はその報告を致します。
穴釣りという釣り方がある。Mさんや幼馴染のFくんがその楽しさを教えてくれて、気付けば僕の道具箱には100%、ブラクリが常備されているようになった。 だがこのブラクリには1つ弱点がある。高いのだ。横文字で書くならば、「コスパが悪い」というのがどうしても気掛かりという感じである。 そして穴釣りは、ロストが前提となるフィールドで行うものだ。岩の隙間に落として探るだけでもリスキーだし、根魚はヒットしたら、必ず岩の奥に走り込む。 酷いときは1日に10個ロストなんてのも、場所と時間によってはザラだ。ちなみにそんなに失うと、値段としては1000円を超え得る。 だから大袈裟にいえば、兵站が凄く大切となる。そし…
相変わらず、スーパーで見つける度、僕はマナガツオを買ってしまう。前は小ネタとして別記事にまとめたが、それ以来まだ、ウメーウメーと賞味し続けているのだ。 イチイチ写真に残さないため自分の調理したヤツのそれは無いが、例えばこの身質を見ると、美味であることは視覚的に伝わってくるのではないかと感じる。 みんなの「マナガツオ」レシピが32品 - クックパッド 身はあぶらかれいのように柔らかく、そこに皿に脂のウマさやコクを足した感じだと僕は考えている。淡白なので、ほりにしやマヨネーズとの相性も抜群にイイ。 だから思う。釣りてぇ、と。というより地魚として付近の港で水揚げされているということは、山口県内で釣る…
いつぞや、こんな記事を書いた。 pochihiko-inunosuke.hatenablog.com だがこれは、僕が複数抱えているパンドラの箱の一つに過ぎない。英語で言うと、「One of 複数形」ってやつだ。 残る2つは、玄関と押し入れである。押し入れはさておきなぜ玄関がそんな状態かというと、釣りから帰還後、洗った釣り具をそのままその辺に置いちゃうからだ。 だからそこを整理(という名の発掘)して、出てきた釣り具をまた紹介する記事を書いてみる。尚、今回はリールに絞った。ロッドまで紹介すると、1記事じゃ足りぬので。 今日はそんな、ユルすぎる内容である。
前回のあらすじ 前回の記事を読んでほしいっちゃ↓ pochihiko-inunosuke.hatenablog.com はい。この神ロケーションたるフィッシングレイクたかみやにやってきて、釣りして帰るだけってのは、贅沢な話だけどかな~り勿体ない。 だから僕らも抜かりなく、更なる楽しみをトランクに詰め込んで、はるばるここまで運び込んでいたのだ!!テンション上がりますねぇ(中村悠一ボイスで) てことで後編、いざ参る!
フィッシングレイクたかみや。その存在を知ったのは大学2,3年の頃だと記憶している。広島県有数どころか、中四国有数の規模の管理釣り場。心が躍らないわけが無い。 いてもたってもいられず、バイト代をつぎ込み、スプーンを買い揃えて向かったのをまだぼんやり覚えている。そのときの様子は、大昔の僕のmixiの日記にも書かれていた。 ↑10年前のたかみやの受付小屋。貴重な写真かもしれない。 稚拙すぎる文章なので引用はしないが、そのときからこの場所は神スポットで、心の底から当時の僕が楽しんでいたことが伝わってきた。 願わくばキャンドルサービスのように、この楽しさを他の人にもお裾分けしたい。そう思って、僕は職場で…
近く車検を控えているので、この機に車を掃除するかと思い立った。それを念頭に置くまで気づいていなかったのだが・・。 僕の車のトランクはパンドラの箱と化していた。なんというか、差し押さえられた後みたいな写真だ。 正直外で遊ぶのが好きな人のここってのは、走る倉庫として使うのが一般的だろうと考えているので、全然気にしてないが・・。 ただせっかくなので今回は、中に何が埋もれているのか発掘しつつ、コレクション紹介のようなノリで、記事に書いておこうと思う。