環境にやさしく、分断・対立・闘争さけて災害にも“したたか” 地域を文化で創る=国指定天然記念物・春採湖ヒブナ生息地371225
環境にやさしく、分断・対立・闘争さけて災害にも“したたか”地域を文化で創る=国指定天然記念物・春採湖ヒブナ生息地371225昭和12年。師走の25日に国は「春採湖ヒブナ生息地」を天然記念物に指定した。指定理由に申す。「春採湖ハ上層ニ過飽和ノ酸素ヲ含ミ下層ニハ之ヲ缺ク珍奇ナル湖ニシテ往古ヨリ多クノ緋鮒ヲ産ス緋鮒ハ鯡ノ紅化セルモノニシテ本棲息地ハ我國有數ノモノナリ」。ヒブナが国の天然記念物に指定されたわけではないが、その生息地とたる春採湖が人間の手で現状を変更することに、ストップがかかったのだ。指定の時点までに、湖畔一帯は人手を加えられた。なにしろ釧路炭田を代表する炭鉱の、採炭坑口、選炭場、港口輸送路、住宅街。湖畔の陸地は埋立てられていた。特に南西口では失業対策事業で、城山地区の丘陵をくすし、湖畔の埋め立てに...環境にやさしく、分断・対立・闘争さけて災害にも“したたか”地域を文化で創る=国指定天然記念物・春採湖ヒブナ生息地371225
2025/04/14 10:44