女子学生亡国論
1960年代にあった、社会に対して貢献しない女子が中学や高校卒業後に家事手伝いなどの花嫁修業をせずに高等教育を受けると「優秀な男子学生」が大学からはじき出されることによって、国力が落ちて結局日本が滅びる、という主張です。ということは、日本はすでに亡びているんですよね。どこぞの医学部の女性入試差別などを見ると「女子学生亡国論」そのものは半世紀経ってもまだ滅びていないようですが。【ただいま読書中】『ILOの創設と日本の労働行政』吉岡吉典著、大月書店、2009年、3000円(税別)1919年のベルサイユ平和条約には「人道的な労働条件を確保」することが「世界平和」に必要で、そのための国際機関設立が謳われました。同年10月には第一回ILO総会が開かれ「8時間労働(週48時間に制限)」「失業」「婦人や児童の労働」などについ...女子学生亡国論
2022/01/30 09:24