人間考学 あの時の「五寒」にみる政治の局面と狡務員
201712再桂林の子供たち数年前の再掲載ですが、病巣は拡大している官と民間の棲み分けが曖昧になってきた。それは公私の分別といったものだろうが、古典では「公私の間」の重要さを説いている。しかし、このところその「間」を巧妙に使い分け、まさに狡猾な狡務員が増殖している。昨今の世情を騒がしている防衛省の問題だが、装備備品の水増し請求についての錯覚した争論をみてみたい。石破大臣の弁に「官側でその価格の査定をする内部組織と人員が必要だ」とある。また野党民主党も追従している。教育改革の論もそうだが、組織やシステムを論ずることによって問題が解決すると思っているのだろうか・・・民の代表である議員職が政府側の大臣になった途端、妙な論を展開するのは常だが、このところの内閣は官吏の怠慢から生ずる問題の言い訳に終始するのが答弁の...人間考学あの時の「五寒」にみる政治の局面と狡務員
2024/02/26 06:42