三世心不可得(さんぜしん ふかとく)
「自我」という存在は絶対に有(在)るものでは無いのです。 「三世心不可得(さんぜしんふかとく)」というお示しが在りますが、私たち衆生の心の状態というものは、何処から起きて来るのか絶対に「分かりようが無い」のです。 今(現在)から後にはじめて「影を意識(認識)が認めて(理解して)有(在)るとか無いとか、言うだけ」なのです。 それほどに「意(心)」は「速い動き方(働き方)」をして有(在)ったり無かったりするものですから始末に負えないのです。 それが私たち衆生の「意(心)の本性」なのです、 哲学・思想ランキング 仏教ランキング にほんブログ村
2025/06/15 07:00