老犬の介護問題
麻呂はそろそろ15歳かも。もらって来た。「お店から預かった。凄く良い子だから見るだけ見に来て」と友人から強力に勧められた。その子は引き取り手がなければ殺処分されるのかもしれなかった。話したら妹が一緒に来た。ぺちゃんこな顔の不細工な犬だと思ったが目が合うとにこっと笑った。妹も「笑ったね」と言った。それまで何匹も犬猫を飼ったが業(ごう)という名にふさわしく、物凄い形相で吠えまくる雑種を亡くしたばかり。18歳くらいだったか。年を取るとはむごい事でもある。生きているのも辛かったと思う。最期は私がつなぎ忘れていて道路にフラフラ出たところを車に轢かれた。業は晩年大人しくなり人間のことを多少は信頼できるよう「進化」して亡くなった。悲しかったけれど犬はもうコリゴリだった。妹が連れて帰ろうと言わなければ飼うことはなかった。...老犬の介護問題
2024/09/30 23:29